「おすすめパック」に含まれるのは、従来より提供されていた「iコンシェル」（105円/月）のほか、新規提供開始される「スゴ得コンテンツ」（399円/月）、「クラウド容量オプション プラス50GB」（420円/月）。本来であれば合計924円/月の使用料が、パック料金として525円/月で提供されます。

【おすすめパックでは924円/月の使用料が525円/月に】

新サービスとなるスゴ得コンテンツはニュースや天気、ゲームなどの10ジャンル約100コンテンツが月額定額料金で使い放題になるサービス、クラウド容量オプションはドコモが提供しているクラウドストレージ「ドコモクラウド」の容量を増やせるサービスです。クラウド容量オプションはおすすめパックの対象になるプラス50GBのほかに、プラス10GB（105円/月）、プラス25GB（262円/月）のメニューが提供されます。

なお、クラウド容量オプションの提供に合わせて、ファイルをドコモクラウド上に保存できる「データ保管BOX」（無料）が提供され、画像保存サービス「フォトコレクション」と併せてより多目的にドコモクラウドを活用できるようになります。

一方の「あんしんパック」に含まれるのは、従来より提供されていた「ケータイ補償 お届けサービス」（399円/月または294円/月）、「スマートフォンあんしん遠隔サポート」（420円/月）、「あんしんネットセキュリティ」（210円/月）。合計1,029円/月の使用料が630円/月に割引されます。

【あんしんパックでは1,029円/月の使用料が630円/月に】

今回のパックサービス導入からは、自社サービスの利用率を高めることで他社との差別化を図るNTTドコモの戦略が見え隠れします。携帯電話番号ポータビリティ（MNP）で転出超過が続くなど苦しい状況が続くNTTドコモですが、パックサービスの導入で自社サービスを利用者にアピールすることができるでしょうか。