組み込み通信モジュールにもLTEを載せる時代がやってきました

千葉県・幕張メッセにてインターネットとデジタルメディアの専門イベント「Interop Tokyo 2013」が6月14日(金)まで開催されました。

本記事では、セイコーソリューションブース内のワイヤレスM2Mのコーナーにて、セイコーインスツル製LTE(Long Term Evolution)と3Gに対応した新しい組み込み機器向けワイヤレス通信モジュールが展示されていましたので紹介します。

■SIIの組み込み機器向けモジュール
SII(Seiko Instruments Inc.;セイコーインスツル)はPHSの音声端末やPHS、3Gデータ通信カード以外にも業務用機器向けの組み込みモジュールをリリースしており、セキュリティ端末や自動販売機に車載用PCなど身近に使われています。


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M2M機器の利用イメージ

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SIIでは以前からこういったモジュールを開発している

今回は、セイコーソリューションブース内のワイヤレスM2Mコーナーにて発売予定となっている組み込み機器向けLTE/3G対応の通信モジュールが参考展示されていました。


■HM-M100
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HM-M100

HM-M100は小型の組み込み機器向け通信モジュールで、LTE/3Gのパケット通信・SMS(ショートメッセージサービス)・緊急速報に対応しています。重量は約12gで単体での位置即位機能(GPS/GLONASS)も可能となっています。

緊急速報に対応したことで、例えばこのモジュールを積んだ自動販売機に緊急地震速報を鳴らしたり、緊急ニュースを自動販売機のメッセージ表示部分に避難情報などを情報の遅れの発生を抑えるようにできるそうです。小さく軽量なので様々な機器に組み込めるのも特徴です。


■MB-A100
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ルーター機能を搭載したMB-A100

MB-A100は先述のHM-M100の機能を内包したルーターで有線LANでいくつもの機器に繋いでWANで事業所とつなげる、といった使い方や通常のルーターのように固定回線の親機としても利用ができます。また、こちらも緊急速報などにも対応しているので、MB-A100で受け取った緊急速報や緊急の文章を、接続した複数の装置にまとめて送ることができます。

データ通信もLTEとなっているので、様々な情報を組み込み機器から送ってもらうのも、高速になりました。


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組み込み用途などの特殊なルーターなので見慣れない端子があるのも確認できる

その他にも既に広く使われている、CDMA1X通信モジュールの「MB-B100-00」やSII製ウィルコム用PHSである「ENERUS」「PORTUS」も展示されていました。


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MB-B100

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ENERUSとPORTUS

ちなみに、ウィルコム向けの新機種の予定はあるのかを尋ねたところ「現在、企画中です。」とのこと。こちらも期待ししたいところです!


記事執筆:河童丸


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