イベントや観光地などに最適!?な地域限定配信のスマホ用放送プラットホーム

千葉県・幕張メッセにてインターネットとデジタルメディアの専門イベント「Interop Tokyo 2013」がカンファレンスは6月11日(火)から、展示会は6月12日(水)から、いずれも6月14日(金)まで開催されていました。

今回はイノラボブースにて展示されていた、Wi-Fi(無線LAN)を利用したエリア限定配信の動画放送用プラットホームと、その専用アプリである「potaVee」を紹介します。

potaVeeは、現在、開発・実証試験中のiOSおよびAndroid端末で利用可能なW-Fiを使った特定のエリア内でのみ受信可能な放送プラットホームです。視聴するためには専用のアプリを利用します。
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「potaVee」の概要と想定される利用シーン


本来、Wi-Fiを利用した動画のシステムは、一般的にアクセスポイント1ヶ所につき50~100程度のユーザー端末同時配信が限界と言われているそうです。しかしながら、potaVeeでは、独自の放送技術を使うことでさらに多くのユーザーへ同時に配信を可能とし、将来的には1000人規模のユーザーへの同時配信を予定しているとのことです。

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スマートフォンで受信時の画面

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タブレット端末での受信時

現時点での縦画面時は画面下半分は余白になっています。potaVeeは、映像や音声の他に文章も放送として受信できるので、文字情報の受信も表示できるようになるかもしれませんね。

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Android・iOS両対応

これまでに、さっぽろ雪まつりや鈴鹿サーキットでのファン感謝デーなどのイベントで、期間限定で専用アプリを配布して実証試験をされていたそうです。

今後も試験を重ねていくそうなので、どこかのイベント実際に体験できるかもしれません。実際にサービスが開始されば、催し物やイベントでのエンターテイメント的な使い方やインフォメーション放送など、活躍が楽しみな放送システムですね。

記事執筆:河童丸


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