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iPhone 5sとiPhone 5のカメラを比較! |
先月20日(金)に発売された新しいApple製スマートフォン「iPhone 5s」は、64bit化した高速CPUやApple初の指紋認証機能「Touch ID」を搭載したハイスペックモデルであり、そして、優れたカメラ機能も注目を集めている話題のモデルです。
iPhone 5sのカメラは、ピクセル当たり15%のサイズアップして1.5μm/ピクセルになり、絞り値がF2.2まで大きくなったことで、より多くの光を取り込めるようになり、光感度が33%向上したほか、通常の白に加え、アンバーの2つのLEDを備えた「True Toneフラッシュ」を搭載するなど、かなり強化されています。また、最新の「iOS 7」になったことで、いろいろと機能も増えています。
機能的には、既存のiPhoneなどをiOS 7にアップデートすることで一部の機能を使うこともできますが、iPhone 5sでしか使えない機能もあります。そこで、今回は、iPhone 5sと既存モデル「iPhone 5」のカメラ機能を比較して紹介していきます。
○新しいカメラの操作性をチェック!
まずは、iOS 7になって刷新されたカメラ機能について紹介していきます。
iOS 7のカメラは、撮影画面だけですべての操作ができるように工夫されています。写真の白い部分はファインダーで、通常は被写体が表示されます。拡大/縮小は、ピンチイン/アウトで直感的に行うことができます。
シャッターは、これまでは指を離すと切れましたが、iOS 7からは触れた瞬間にシャッターが切れる仕様に変更になりました。シャッターに触れている間は連写し続けるので、連写のしすぎにはご注意ください。
フラッシュ、HDR(ハイダイナミックレンジ合成)、外側/内側カメラ切替は撮影画面でワンタッチ切替ができます。また、カメラモードの切り替えは、ファインダー画面を左右にスワイプすることで切り替えることができます。これは、いちいちメニューを出さなくてもいいので、気軽に切り替えることができ、嬉しいポイントです。
さらに、iOS 7のパノラマ撮影機能はとても直感的に操作できるようになりました。
パノラマ撮影のプレビューが画面中央に表示され、カメラを動かしていくとプレビューも更新されていきます。
途中で止めたいときはシャッターを押せば止まりますし、最後までカメラを動かすと自動的に保存されます。
iOS 7で新たにフィルタ機能が追加されました。画面右下のアイコンをタップすると9種類のフィルタ効果を選ぶことができます。
フィルタ選択時はファインダーの被写体をプレビュー表示しますので、直感的に選ぶことができるようになっています。なお、撮影した写真は左下のプレビューをタップすると見ることができます。
○iPhone 5sとiPhone 5ではどこが違う?
次に、iOS 7アップデート済のiPhone 5とiPhone 5sのカメラ機能を比較してみましょう。
<共通機能>
・写真
・スクエア
・ビデオ
・パノラマ
・写真フィルタ
・ライブビデオズーム(ビデオのピンチイン/アウト)
<iPhone 5sだけの機能>
・スローモーションビデオ
・連続バーストモード(10枚/秒の高速連写機能)
ざっくりと比較すると、iPhone 5ではスローモーションビデオと高速連写ができないようです。
また、冒頭でも紹介した通り、iPhone 5sのカメラのハードウェアスペックは、800万画素はそのままに、センサーサイズが15%アップし、これまでの絞り値F2.4からF2.2になり、より明るい写真が撮れるようになりました。
フラッシュもこれまでのLEDフラッシュからTrue Toneフラッシュと呼ばれる色温度を調節して自然な色味で撮影出来る物に進化しました。手ぶれ補正機能もより強化されています。
○iPhone 5s とiPhone 5の作例比較
では、実際に撮影した画像を比較してみます。
<写真>
<スクエア>
<パノラマ>
画質を比較してみると、iPhone 5sの方が自然な色味になっている印象がありました。つぶれがちな緑もiPhone 5sでは綺麗に出ています。
また、同じ場所で撮影しても、iPhone 5sのほうがやや広角気味に写りました。
○スローモーションビデオを使ってみよう
次に、iPhone 5sだけで使える機能、スローモーションビデオについてチェックしていきましょう。
スローモーションビデオとは、720pの画質で毎秒120フレームのビデオを撮影することができる機能です。
撮影後にスローモーションにする部分を任意で選ぶことができます。
カメラモードをスローモーションにしてシャッターを押すと撮影が開始されます。終了するときは再びシャッターを押します。
保存されたビデオを開くと、編集することができます。上部に表示されたスライダーを指でスライドするとスローモーション範囲を選択することができます。
青い縦線の幅が広い部分がスローモーションになります。撮影したビデオを動画でご覧ください。
人物の動きやちょっとした動く物をスローモーションで撮影すると、まるでムービーのワンシーンのように見えてきます。
なお、このビデオはiPhone端末内で再生するか、写真アプリから共有機能を使ってFacebookやYouTubeなどにアップロードすることでスローモーション再生されます。パソコンに動画データを保存した物を再生すると普通の速度で再生されてしまうようです。
○連続バーストモードでベストショットを選ぼう
次に、もう1つのiPhone 5sの独自カメラ機能である連続バーストモードについて紹介します。
この機能は、1秒間に10枚の画像を連写できる高速連写モードです。シャッターを押し続けたところ、999枚で止まりました。
バーストモードで撮影された写真は、バーストとして一組にまとめて表示されます。
「バースト(10枚の写真)」をタップすると表示される「よく使う項目」をタップします。
すると、撮影した画像がサムネイルで画面下部に表示されます。左右フリックで切り替えることができます。写りがいいものにチェックを入れて「完了」をタップします。
この後、使わない画像を消すには、バースト表示の右下に出てくるゴミ箱ボタンをタップします。
この操作で、残したい画像以外を一括削除できます。バースト表示によって、より連写機能が使いやすくなりました。
今回、iPhone 5sとiOS 7にアップデートしたiPhone 5のカメラ機能を比較してみましたが、カメラの性能は確実にアップしていると実感しました。とはいえ、iPhone 5も充分高性能なカメラですし、iOS 7のカメラ機能のほぼ殆どを利用することができますので、買い換えのポイントは連写機能の有無あたりになるのではないかと思います。参考にしてみてください。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
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まずは、iOS 7になって刷新されたカメラ機能について紹介していきます。
iOS 7のカメラは、撮影画面だけですべての操作ができるように工夫されています。写真の白い部分はファインダーで、通常は被写体が表示されます。拡大/縮小は、ピンチイン/アウトで直感的に行うことができます。
シャッターは、これまでは指を離すと切れましたが、iOS 7からは触れた瞬間にシャッターが切れる仕様に変更になりました。シャッターに触れている間は連写し続けるので、連写のしすぎにはご注意ください。
フラッシュ、HDR(ハイダイナミックレンジ合成)、外側/内側カメラ切替は撮影画面でワンタッチ切替ができます。また、カメラモードの切り替えは、ファインダー画面を左右にスワイプすることで切り替えることができます。これは、いちいちメニューを出さなくてもいいので、気軽に切り替えることができ、嬉しいポイントです。
さらに、iOS 7のパノラマ撮影機能はとても直感的に操作できるようになりました。
パノラマ撮影のプレビューが画面中央に表示され、カメラを動かしていくとプレビューも更新されていきます。
途中で止めたいときはシャッターを押せば止まりますし、最後までカメラを動かすと自動的に保存されます。
iOS 7で新たにフィルタ機能が追加されました。画面右下のアイコンをタップすると9種類のフィルタ効果を選ぶことができます。
フィルタ選択時はファインダーの被写体をプレビュー表示しますので、直感的に選ぶことができるようになっています。なお、撮影した写真は左下のプレビューをタップすると見ることができます。
○iPhone 5sとiPhone 5ではどこが違う?
次に、iOS 7アップデート済のiPhone 5とiPhone 5sのカメラ機能を比較してみましょう。
<共通機能>
・写真
・スクエア
・ビデオ
・パノラマ
・写真フィルタ
・ライブビデオズーム(ビデオのピンチイン/アウト)
<iPhone 5sだけの機能>
・スローモーションビデオ
・連続バーストモード(10枚/秒の高速連写機能)
ざっくりと比較すると、iPhone 5ではスローモーションビデオと高速連写ができないようです。
また、冒頭でも紹介した通り、iPhone 5sのカメラのハードウェアスペックは、800万画素はそのままに、センサーサイズが15%アップし、これまでの絞り値F2.4からF2.2になり、より明るい写真が撮れるようになりました。
フラッシュもこれまでのLEDフラッシュからTrue Toneフラッシュと呼ばれる色温度を調節して自然な色味で撮影出来る物に進化しました。手ぶれ補正機能もより強化されています。
○iPhone 5s とiPhone 5の作例比較
では、実際に撮影した画像を比較してみます。
<写真>
<スクエア>
<パノラマ>
画質を比較してみると、iPhone 5sの方が自然な色味になっている印象がありました。つぶれがちな緑もiPhone 5sでは綺麗に出ています。
また、同じ場所で撮影しても、iPhone 5sのほうがやや広角気味に写りました。
○スローモーションビデオを使ってみよう
次に、iPhone 5sだけで使える機能、スローモーションビデオについてチェックしていきましょう。
スローモーションビデオとは、720pの画質で毎秒120フレームのビデオを撮影することができる機能です。
撮影後にスローモーションにする部分を任意で選ぶことができます。
カメラモードをスローモーションにしてシャッターを押すと撮影が開始されます。終了するときは再びシャッターを押します。
保存されたビデオを開くと、編集することができます。上部に表示されたスライダーを指でスライドするとスローモーション範囲を選択することができます。
青い縦線の幅が広い部分がスローモーションになります。撮影したビデオを動画でご覧ください。
人物の動きやちょっとした動く物をスローモーションで撮影すると、まるでムービーのワンシーンのように見えてきます。
なお、このビデオはiPhone端末内で再生するか、写真アプリから共有機能を使ってFacebookやYouTubeなどにアップロードすることでスローモーション再生されます。パソコンに動画データを保存した物を再生すると普通の速度で再生されてしまうようです。
○連続バーストモードでベストショットを選ぼう
次に、もう1つのiPhone 5sの独自カメラ機能である連続バーストモードについて紹介します。
この機能は、1秒間に10枚の画像を連写できる高速連写モードです。シャッターを押し続けたところ、999枚で止まりました。
バーストモードで撮影された写真は、バーストとして一組にまとめて表示されます。
「バースト(10枚の写真)」をタップすると表示される「よく使う項目」をタップします。
すると、撮影した画像がサムネイルで画面下部に表示されます。左右フリックで切り替えることができます。写りがいいものにチェックを入れて「完了」をタップします。
この後、使わない画像を消すには、バースト表示の右下に出てくるゴミ箱ボタンをタップします。
この操作で、残したい画像以外を一括削除できます。バースト表示によって、より連写機能が使いやすくなりました。
今回、iPhone 5sとiOS 7にアップデートしたiPhone 5のカメラ機能を比較してみましたが、カメラの性能は確実にアップしていると実感しました。とはいえ、iPhone 5も充分高性能なカメラですし、iOS 7のカメラ機能のほぼ殆どを利用することができますので、買い換えのポイントは連写機能の有無あたりになるのではないかと思います。参考にしてみてください。
記事執筆:ちえ
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