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オレの嫁スマホと対決ダ! |
既報の通り、NTTドコモは10日、2013年冬から2014年春にかけて発売および開始する予定の新機種、新サービスを発表する「2013-2014冬春モデル新商品発表会」を開催し、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のAndroidスマートフォン「Xperia Z1 f SO-02F(エクスペリア・ゼットワン・エフ・エスオーゼロニエフ)」(以下、SO-02F)を発表した。
同時に発表された「Xperia Z1 SO-01F(エクスペリア・ゼットワン・エスオーゼロイチエフ)」(以下、SO-01F)とのサイズ、機能の違いについては、既にレポートをお届けしているが、今回は、今年の夏モデルとして大ヒットし、既存ラインナップでもある前モデルの「Xperia A SO-04E(エクスペリア・エース・エスオーゼロヨンイー)」をベースとして、9月に発売されたボーカロイドのキャラクター初音ミクとコラボした「Xperia feat. HATSUNE MIKU SO-04E(エクスペリア・フィーチャリング・ハツネミク・エスオーゼロヨンイー)」(以下、ミクスマホ)と本体サイズの比較をしてみたので外観の違いなども含めレポートする。

本体正面。左がSO-02F、右がミクスマホ

本体背面。左がSO-02F、右がミクスマホ
SO-02Fの本体サイズは約127(H)×65(W)×9.4(D)mm、ミクスマホの本体サイズは約131(H)×67(W)×10.5(D)mmとなっており、高さが4mm、幅が2mm、厚さが1.1mm程度SO-02Eの方が小さい。画像で見て分かるとおり、ミクスマホよりは小さいことが分かるが、比較しない限り、持った感じ、見た目の印象はそれほど大きく変わらないだろう。
ただ、同じく冬モデルとして発表され、10月24日から発売を開始するSO-01Fと比較すると随分小さく感じるが逆にSO-01Eはそれだけ大きなサイズであることが分かる。
なお、ディスプレイサイズはSO-02Fが約4.3インチ、ミクスマホが約4.6インチ、質量は、SO-02Fが約140g、ミクスマホが約141gと、この辺りもほぼ同等。ディスプレイが約4.3インチである事によって、画面が小さく感じ、本体も小さく感じるかもしれないが、ディスプレイ周囲のベゼル部分が結構広いので、できることならSO-02Fの本体サイズでミクスマホと同じ4.6インチサイズを搭載していればさらに良かったのではないかと感じた。

本体正面向かって左側面(画像上)と右側面(画像下)

本体上部側面(画像上)と下部側面(画像下)
側面での比較をしてみたが、やはり高さの違いはよく分かるが、幅や厚みはほぼ同等と言える。サイズ感よりは、リアカバーが外れるか外れないかによるスロット、端子、ボタンの位置や大きさの違いが目立つ。
SO-02Fはリアカバーが外れない仕様のため、microSDカードスロットやドコモminiUIMカードスロットが側面にあるが、ミクスマホはリアカバーと電池パックを外した電池ボックス内にスロットを配置しているため、左側面部分にはmicroUSB端子と充電用の接点のみとすっきりしている。なお、電池パックの容量はSO-02F、ミクスマホともに2300mAhのものを搭載する。
※初出し記事でバッテリー容量を2900mAhと記載しておりましたが公式には2300mAhです。また、文末の仕様においてもSO-02Fのバッテリー容量が3000mAhとの誤りがありました。いずれも訂正しお詫び致します。
右側面は、搭載するボタンは電源(スリープ)キー、ボリューム(上下)キー、カメラ(シャッター)キーと同じながら、位置やサイズがわずかに異なっている。実際に触った印象だと、電源(スリープ)キーはSO-02Fの方が押しやすく感じた。
これは、ミクスマホのほうは、電源(スリープ)キーとボリューム(上下)キーの高さがほぼ同じで、さらにそれぞれのボタンが割りと近いところにあるので、そもそも電源(スリープ)キーが押しにくいという理由があり、SO-02Fでは、電源(スリープ)キーの方がボリューム(上下)キーよりわずかに高くなっているため、比較するとミクスマホよりも押しやすいという印象を受けた。
さらに、側面部分で最も異なる点が、上部側面に配置されている3.5mmイヤホンジャックだ。今回のXperiaからイヤホンジャックについては、キャップレス防水に対応しており、SO-02Fでは3.5mmイヤホンジャックは蓋が付いていない。イヤホンジャックにイヤホンを接続して音楽や動画を楽しみたいという人には、断然キャップレスのイヤホンジャックがおすすめだ。
正直ミクスマホのイヤホンジャックの蓋は外し難いうえに、イヤホンを挿すだけの事でいちいち蓋を開けたり締めたりしないといけない時点でわずらわしく感じる人もいるだろう。そうした手間が省けるのであればない方が良いと思う人は多いのではないだろうか。もちろんBluetoothによるワイヤレスヘッドセットなどを利用する場合はあまり気にすることはない部分だ。
もう一つ、ワンセグ用のアンテナがミクスマホには搭載されているが、SO-02Eには搭載されていない。ワンセグ機能自体はどちらもあるのだが、SO-02Eはイヤホンジャックにアンテナケーブルを接続して視聴するタイプなので、ワンセグをよく視聴する人は、SO-02Fの外付けアンテナ仕様は注意する必要があるだろう。
ちなみに、SO-02Fはテレビ機能としてはワンセグのみで、モバキャス放送のNOTTVには対応していない。ミクスマホはワンセグおよびNOTTVに対応している。
Xperiaの小型モデルとしては、かつて「Xperia ray SO-03C」や「Xperia SX SO-05D」があり、小型のスマートフォンが好きなユーザーの中ではファンも多かったが、今回のSO-02Fについては、昨今の大型化するスマートフォンの中ではやや小ぶりといった程度で、小型モデルというにはちょっと無理がある大きさと言えるだろう。
あくまで、同時期に発表・発売される“SO-01Fと比べて小さい”という感覚で、割りと普通サイズのスマートフォンだと認識しておいた方が良いだろう。
◯Xperia Z1 fと小型Xperiaシリーズのサイズ比較
機種 | Xperia Z1 f SO-02F | Xperia A SO-04E | Xperia SX SO-05D | Xperia ray SO-03C |
画面サイズ | 4.3インチ | 4.6インチ | 3.7インチ | 3.3インチ |
大きさ [mm] | 127×65×9.4 | 131×67×10.5 | 115×54×9.4 | 111×53×9.4 |
重さ [g] | 140 | 141 | 95 | 100 |
◯主な仕様 Xperia Z1 f SO-02F
寸法 (高さ×幅×厚さ:mm) | 約127×65×9.4 |
質量(g) | 約140 |
LTE連続待受時間 (静止時[自動])(時間) | 未定 |
3G連続待受時間 (静止時[自動])(時間) | 未定 |
GSM連続待受時間 (静止時[自動])(時間) | 未定 |
連続通話時間 (3G/GSM)(分) | 未定 |
実使用時間(時間)※1 | 未定 |
メインディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦通称]、種類、発色数) | 約4.3インチ 720×1280 HD TFT液晶(トリルミナス ディスプレイ for mobile) 1677万色 |
バッテリー容量 | 2300mAh |
ROM/RAM | 16GB/2GB |
外部メモリ (最大対応容量) | microSD (2GB) microSDHC (32GB) microSDXC (64GB) |
外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約2070万画素/約2070万画素 |
内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約220万画素/約210万画素 |
CPU (チップ名/クロック) | MSM8974 (2.2GHzクアッドコア) |
OS | Android 4.2 |
「Xi」(クロッシィ) (LTE) | 150Mbps/50Mbps |
LTE対応周波数帯 (2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz) | (○/○/○/○) |
FOMAハイスピード (HSDPA/HSUPA) | 14Mbps/5.7Mbps |
Wi-Fi(無線LAN) (11a/b/g/n/ac※2) (Wi-Fiテザリング同時接続台数) | ○ (○/○/○/○/○) (16台) |
GPS/オートGPS(◎は海外対応) | ◎/○ |
赤外線通信 | ― |
Bluetooth | ○(4.0) |
ワンセグ/フルセグ(◎は録画対応) | ◎※3/― |
防水/防塵 | ○/○ (IPX5、8/IP5X) |
おくだけ充電 | ― |
色 | Lime Black White Pink |
製造メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
※2 IEEE802.11acドラフト版に対応。
※3 外付けのアンテナケーブル(同梱)が必要。
※4 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。
◯主な仕様 Xperia feat. HATSUNE MIKU SO-04E
寸法 (高さ×幅×厚さ:mm) | 約131×67×10.5 |
質量(g) | 約141 |
3G連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約420 |
LTE連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約390 |
GSM連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約360 |
連続通話時間(3G/GSM)(分) | 約630/約570 |
実使用時間 | 約56.0時間 |
メインディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦 通称]、種類、発色数) | 約4.6インチ 720×1280 HD TFT液晶 1677万色 |
バッテリー容量 | 2300mAh |
ROM/RAM | 32GB/2GB |
外部メモリ (最大対応容量) | microSD(2GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB) |
外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約1310万画素/約1300万画素 |
内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | CMOS 約31万画素/約31万画素 |
CPU (チップ名/クロック) | APQ8064/1.5GHz クアッドコア |
OS | Android 4.2 |
「Xi」(クロッシィ)(LTE) | 100Mbps/37.5Mbps |
FOMAハイスピード (HSDPA/HSUPA) | 14Mbps/5.7Mbps |
Wi-Fi(無線LAN)[11a/b/g/n/ac] (Wi-Fiテザリング同時接続台数) | ◯[◯/◯/◯/◯/―] (10台) |
赤外線通信 | ◯ |
Bluetooth | ◯ (4.0) |
防水/防塵 | ◯/◯ (IPX5、8/IP5X) |
色 | Miku |
製造メーカー | ソニ-モバイルコミュニケ-ションズ |
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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