KDDIがiPhoneやiPadをCATV向けAndroid搭載STB「Smart TV Box」のリモコンなどに使えるアプリを提供開始! |
KDDIは28日、ケーブルテレビ事業者向けに開発した次世代セットトップボックス「Smart TV Box」の魅力をさらに広げるiOS向けアプリケーション「Smart TV Remote for iOS」の提供開始すると発表しています。
手元のiPhoneやiPadとSmart TV Boxとを無線LAN(Wi-Fi)接続で連携することで、より便利に使うことができるアプリで、放送中の番組や録画番組をiPhoneやiPadで視聴したり、Smart TV Boxのリモコンとして利用できます。
すでにau向けAndroid搭載スマートフォンやタブレット向けに同様の機能を提供しており、今回、新たにiPhoneやiPadに対応することで、より多くのユーザーがSmart TV Boxをより便利に利用できるようになったということです。
また、Smart TV Boxを採用したケーブルテレビ事業者が2013年10月27日時点で100局を突破したこともお知らせされています。
Smart TV Remote for iOSは、Smart TV BoxとWi-Fi連携することで、放送中の番組や録画番組をiPhoneやiPadで視聴したり、Smart TV Boxのリモコンとして利用できるiPhoneおよびiPad向けアプリです。主な機能は、以下の通り。
1)電子番組表の表示、番組視聴、番組予約
最大8日分の電子番組表(EPG)をiPhoneやiPadに表示します。番組表から番組詳細情報の表示、放送中の番組視聴が可能です。さらに、番組の検索や録画予約、視聴予約などが可能です。
2)インターネット動画検索
「ビデオパス」やインターネット動画検索から一括でキーワード検索、ジャンル検索することができます。
3)放送中の番組や録画番組をiPhoneやiPadで視聴
Smart TV Boxで放送中の番組やSmart TV Boxに接続したHDD(別売)に録画した番組をiPhoneやiPadで再生することができます。
4)リモコン機能
手元のiPhoneやiPadからSmart TV Boxを操作することができます。また、文字入力も簡単に行えます。
5)ムーブ機能
Smart TV Boxと接続したHDD(別売)に録画した番組をiPhoneやiPadで持ち運び、外出先でも閲覧できます。
対応機種は、iOS 5.1以上の「iPhone 4S」および「iPhone 5」、「iPhone 5s」、「iPhone 5c」、「iPad mini」、「iPad(第2世代以降)」。なお、対象機種については順次拡大していくとのことです。
なお、Android搭載機種では「Smart TV Remote」および「DMC」、「Connect Play」のインストールが必要。一部機能は「Smart TV Stick」でも利用可能。
一方で、KDDIは、2012年11月からケーブルテレビ向けセットトップボックスとしては世界で初めてAndroid 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich)を搭載したSmart TV Boxの提供を開始し、わずか11か月で累計出荷台数が10万台を超え、今回、国内最大手のケーブルテレビ事業者である株式会社ジュピターテレコム(J:COM)が2013年11月から関西・九州・山口エリアでSmart TV Boxによるスマートテレビサービスの提供を開始し、順次エリアを拡大していくこともアナウンスしています。
これにより、Smart TV Boxを採用したケーブルテレビ事業者はが全国で33社104局となり、全国のケーブルテレビ多チャンネルサービスを利用するユーザーのうち65%以上がSmart TV Boxを利用可能となるということです。
記事執筆:memn0ck
アプリ名:Smart TV Remote for iOS
価格:無料
カテゴリ:エンターテイメント
開発者:KDDI CORPORATION
バージョン:1.1.1
条件:iOS 5.1 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id675491776?mt=8
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・〈お知らせ〉 Smart TV Boxの採用ケーブルテレビ事業者が100局を突破 | 2013年 | KDDI株式会社
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