画期的過ぎてヤバイ!

リコーイメージングが日本で11月8日(金)に発売した「RICOH THETA(リコー・シータ)」(以下、THETA)は、カメラ本体の周囲360度を1回のシャッターでいとも簡単に撮影できる全天球カメラだ。

リモコンのような縦長タイプのシンプルな本体に、独自開発の「超小型二眼屈曲光学系」を搭載し、上下を含む全天球イメージを撮影できるこれまでにない斬新かつ画期的で衝撃的な製品。

前回の開封レポートに続いて、今回は操作方法と実際にTHETAで撮影した画像を紹介する。

THETAの撮影方法は、2つある。1つは、本体に搭載されたシャッターボタンを押す、もう1つはiPhoneなどを使い遠隔でシャッターを切る方法だ。

いずれにしても、撮影前にどのような写真になるか確認することはできないが、360度撮影できるため、フレームにおさまらない、いわゆる「見切れた状態」の写真にはならない。この時点でもはや究極のカメラとも言えるが、さらに、iPhoneなどを使って遠隔で撮影もできるため、究極の自分撮り、究極の集合写真が撮影できるカメラとも言える。

現在、iOS向けの専用アプリ「RICOH THETA for iPhone」が提供されており、iPhoneやiPod touchを利用して撮影はもちろん、撮影した画像の閲覧や共有ができる。

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RICOH THETA for iPhoneのアルバム選択画面

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RICOH THETA for iPhoneのシャッター画面

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RICOH THETA for iPhoneの設定画面

THETAとiPhoneを無線LAN(Wi-Fi)で接続して、カメラ内およびアプリ内に保存した画像の閲覧、シャッター操作などが行える。

画像閲覧はタッチ操作により、さまざまな角度で閲覧することができ、画像をお気に入りの角度に調整してスクリーンショットでiPhone内のカメラロールに保存することも可能だ。


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サンプル画像

自分撮りをしてみた。THETAとiPhoneがWi-Fiで接続されているので、カメラ本体から離れていてもシャッターを切ることができる。自撮りで全身撮りはもちろんフレームから見切れることもない。


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サンプル画像

先日、個人的に撮影会を行った際に、集合写真をTHETAで撮影してみた。床にTHETAを立てて、THETAの周囲を囲むようにしてポーズを取り、iPhoneでシャッターを切ればいとも簡単に集合写真が撮影できる。


ここまで見ても、いったいどういうことなのかいまいちピンとこない人もいるだろう。そこで、Wi-Fi接続をはじめ、専用アプリでの操作方法や、実際に撮影した画像がiPhone上でどのように見ることができるかを動画で紹介する。


S-MAX:RICOH THETA(リコー・シータ)の操作方法

動画を観てもらえれば、だいたいのイメージは掴めると思うが、実際に試してみるとTHETAの凄さがさらにハッキリと分かるだろう。新宿、銀座、大阪にあるリコーイメージングのショールーム/ギャラリーおよび一部の量販店などでも実際に試す事ができるので、興味を持った人はもちろんだが、それほどカメラに興味がない人も是非試してみて欲しい。




[Image] QRコードアプリ名:RICOH THETA
価格:無料
カテゴリ:写真/ビデオ
開発者:Ricoh Co., Ltd.
バージョン:1.2.0
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id667238484?mt=8

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