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NTTドコモから京セラ製スマホが発売か?写真は北米市場に投入されている耐衝撃対応スマホ |
NTTドコモから初めて京セラの製品が販売されることがわかったと朝日新聞が報じています。
記事では「衝撃に強く、米国で人気を集めている京セラ製のスマホを、ドコモが法人向けに販売する計画が有力。」とし、京セラが米国市場に投入している防水・防塵・耐衝撃機能に対応したスマートフォン「Torque(トルク)」に似た端末と見られるとしてます。
なお、これらの報道を受け、NTTドコモおよび京セラはそれぞれコメントを出しており、両社とも「決まったことない」としています。

京セラは、当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」でも「国内メーカー“ツートップ”の一角である京セラ――米Verizon向けにスマホ「Hydro ELITE」を発売でさらなる躍進なるか!?」にて2000年にQualcomm(クアルコム)のCDMA携帯電話事業を買収し、携帯電話事業に参入し、同社名誉会長の稲盛和夫氏がKDDIの前身である第二電電(DDI)を創業し、現在もKDDIの大株主であることからNTTドコモ陣営とはいわゆる“ライバル”関係にあります。
しかしながら、KDDIグループだったPHS事業者のウィルコムが破綻し、最終的に同じうライバル関係にあるソフトバンクが買収したことにより、ソフトバンクモバイル向けに京セラ製機種が投入されるなど、こういったライバル関係もだいぶ解消されてきた感もあります。
朝日新聞では、京セラが北米市場でシェア4位の現労力になっている防水・防塵・耐衝撃性能を持ったスマートフォンが投入され、NTTドコモが国内で業務用端末として販売する方向としています。
防水・防塵・耐衝撃に対応したトルクなどは、米国では建設現場の労働者やトラックの運転手などに好んで使われており、一定の需要があると見られています。
記事執筆:memn0ck
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・京セラ製スマホ、ドコモが販売へ 法人向けに耐衝撃型:朝日新聞デジタル