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ランニングコスト削減と使いやすさを大きく改善するNTTドコモの3Gトランシーバー

東京・お台場の東京ビッグサイトにおいて5月14日(水)から16日(金)まで日本国内最大のITに特化した11の専門展の合同展示会「JAPAN IT Week 2014春」が開催されています。

本展示会最初のレポートとなる今回は第三回ワイヤレスM2M展エリアのNTTドコモブースにて、タクシー無線などに使われる独自の専用無線をFOMAのネットワークで置き換えて利用する「ドコモビジネストランシーバ」が展示されていたので紹介します。

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「ドコモビジネストランシーバ」の概要


ドコモビジネストランシーバは、冒頭でも簡単に触れていますが、主にタクシー会社や長距離トラックなどが利用している独自回線の専用無線をドコモのFOMAネットワークに置き換えるもので、利用する法人は専用のトランシーバ用無線のアンテナを用意する必要がトランシーバーシステムの導入コストや維持管理費を抑えることができます。

また、ドコモビジネスレシーバ専用に用意される回線は一般のコンシューマ向けFOMA回線と違う、混雑時でも優先してつながりやすい専用回線で提供されるので、非常時での利用にも強いのが特徴です。

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ブース内で展示されていた端末類


ドコモビジネストランシーバ向けの端末として日立国際電気・モバイルクリエイト・富士通テン製のものが展示されていました。

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モバイルクリエイト製端末

テンキーなどはフィーチャーフォンに準じたものとなっていますが、トランシーバーの置き換えシステムなので、外部スピーカーとマイクは背面側に大きいものが搭載されています。

法人向け無線トランシーバーをケータイ向けの回線へ置き換える「ドコモビジネストランシーバ」、タクシー業者や長距離トラックといった法人利用でのトランシーバー無線導入の敷居を下げる非常に便利なシステムになるかもしれませんね。

記事執筆:河童丸


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