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防水・防塵や業務用子機利用OKのJRC製新PHSを写真で紹介! |
既報通り、ワイモバイルは17日、同社初となる「ワイモバイル 新サービス・新商品発表会」を都内で開催し、日本無線製の新しいストレート型PHS音声端末「BISINESTA 301JR」(以下、301JR)を2014年8月1日(金)に発売すると発表しました。
本記事では発表会に併設された展示会場タッチ&トライコーナーにて301JRの開発機を実際に試すことができましたので、写真を交えて紹介したいと思います。
○WX01JとWX330Jのイイトコどり+αな法人向けPHS
301JRはこれまでにウィルコム向けとして発売された法人向けPHSケータイの「WX330J」(防水ストレート)と「WX01J」(シンプル操作の法人向けストレート)の互いの長所兼ね備え、さらに機能を追加した機種となっています。

BISINESTA 301JRの表面と裏面
表面には2インチQVGA(240×320ドット)TFT液晶と方向キー・各種機能キー・テンキーなどのボタン、キーロックキー、自由に好きな機能を割り振ることができるカスタムキーが2つ、通話用マイクとスピーカー、通知用ランプがあります。また、本体最上部のネックストラップなどを通すことができる穴の付近にアンテナが埋め込められています。
裏面には充電台使用時の充電用接点、外部スピーカー、赤外線通信ユニット、2つ目のアンテナが配置されています。
裏面にある2つ目のアンテナはホイップ式になっており伸ばすことができます。

第2アンテナを伸ばしたところ

天面(写真=上)と底面(写真=下)
天面側には側面の方でも説明したホイップ式の第2アンテナが確認できます。底面側にはリアカバーを開けるためのツメを引っかける溝があります。

左側面(写真=上)と右側面(写真=下)
左側面にはmicroUSB端子があり、両側面の底面側に充電台に乗せるときに利用するガイド用の溝があります。

microUSB端子は防水キャップつきの蓋で守られています
説明員によると一番注目して欲しい部分は、本体内に「ダイバシティアンテナ」を2基(「内蔵アンテナ」と「ホイップアンテナ」)組み込むことで、歴代に発売してきた日本無線製PHSでは最高の通信品質と音声のクリアさをもった機種になったということです。
これは内線利用の際にPHSが新しくても自営のシステムが古いハードのままだと電波の届く範囲が部分的に弱い場所ができてしまうことを考慮し、PHS側の電波を拾いに行く性能を高めていく方向に改善させた結果として今回のツインダイバシティアンテナ搭載になったということだそうです。
もちろん、説明員の人の話では「これにより、公衆モードでも効果は大きく、屋外での入りくんだ電波の届きにくい場所でも他のPHSよりも電波の入りは良くなると思います。」とのことです。
また、これまでの日本無線製PHSとの違いとしては新たにICレコーダー機能・通話録音機能の搭載や330J以来の復活となるWebブラウザー搭載のほか、音声通話においてはノイズキャンセリング機能を搭載するなど、業務向けだけではない様々な面で機能強化されています。なお、今回、NetFrontの最新版へ刷新され、Webブラウザーだけでなく、メールもケータイ用の最新版のモノへバージョンアップしているということです。
これまで通り、自営2版のオフィスモードの搭載による内線利用や医療機関でのナースコール子機登録も可能なほか、W-OAM 4x(最大192kbps)でのPHSモデムとしても利用可能です。
法人向けということで、カメラや外部メモリーカードにこそ非対応なものの、内線用途の法人向け以外にもスマートフォンとの2台持ちのサブ機にピッタリな本機。今回は法人向けとしていますが、個人向けにも販売される予定となっていますので、スマートフォン(データ通信用)とPHS(音声通話用)というような2台持ちを検討しているユーザーにはオススメ機種となるかもしれませんね!
◯主な仕様
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・JRC日本無線 ニュース 2014.7.17 はらたく、ケータイイ「BISINESTA(ビジネスタ)」を開発
・BISINESTA(ビジネスタ) 301JR(日本無線製)の概要|2014年|プレスリリース|ワイモバイル株式会社
・2014年|プレスリリース|ワイモバイル株式会社
301JRはこれまでにウィルコム向けとして発売された法人向けPHSケータイの「WX330J」(防水ストレート)と「WX01J」(シンプル操作の法人向けストレート)の互いの長所兼ね備え、さらに機能を追加した機種となっています。

BISINESTA 301JRの表面と裏面
表面には2インチQVGA(240×320ドット)TFT液晶と方向キー・各種機能キー・テンキーなどのボタン、キーロックキー、自由に好きな機能を割り振ることができるカスタムキーが2つ、通話用マイクとスピーカー、通知用ランプがあります。また、本体最上部のネックストラップなどを通すことができる穴の付近にアンテナが埋め込められています。
裏面には充電台使用時の充電用接点、外部スピーカー、赤外線通信ユニット、2つ目のアンテナが配置されています。
裏面にある2つ目のアンテナはホイップ式になっており伸ばすことができます。

第2アンテナを伸ばしたところ

天面(写真=上)と底面(写真=下)
天面側には側面の方でも説明したホイップ式の第2アンテナが確認できます。底面側にはリアカバーを開けるためのツメを引っかける溝があります。

左側面(写真=上)と右側面(写真=下)
左側面にはmicroUSB端子があり、両側面の底面側に充電台に乗せるときに利用するガイド用の溝があります。

microUSB端子は防水キャップつきの蓋で守られています
説明員によると一番注目して欲しい部分は、本体内に「ダイバシティアンテナ」を2基(「内蔵アンテナ」と「ホイップアンテナ」)組み込むことで、歴代に発売してきた日本無線製PHSでは最高の通信品質と音声のクリアさをもった機種になったということです。
これは内線利用の際にPHSが新しくても自営のシステムが古いハードのままだと電波の届く範囲が部分的に弱い場所ができてしまうことを考慮し、PHS側の電波を拾いに行く性能を高めていく方向に改善させた結果として今回のツインダイバシティアンテナ搭載になったということだそうです。
もちろん、説明員の人の話では「これにより、公衆モードでも効果は大きく、屋外での入りくんだ電波の届きにくい場所でも他のPHSよりも電波の入りは良くなると思います。」とのことです。
また、これまでの日本無線製PHSとの違いとしては新たにICレコーダー機能・通話録音機能の搭載や330J以来の復活となるWebブラウザー搭載のほか、音声通話においてはノイズキャンセリング機能を搭載するなど、業務向けだけではない様々な面で機能強化されています。なお、今回、NetFrontの最新版へ刷新され、Webブラウザーだけでなく、メールもケータイ用の最新版のモノへバージョンアップしているということです。
これまで通り、自営2版のオフィスモードの搭載による内線利用や医療機関でのナースコール子機登録も可能なほか、W-OAM 4x(最大192kbps)でのPHSモデムとしても利用可能です。
法人向けということで、カメラや外部メモリーカードにこそ非対応なものの、内線用途の法人向け以外にもスマートフォンとの2台持ちのサブ機にピッタリな本機。今回は法人向けとしていますが、個人向けにも販売される予定となっていますので、スマートフォン(データ通信用)とPHS(音声通話用)というような2台持ちを検討しているユーザーにはオススメ機種となるかもしれませんね!
◯主な仕様
通信方式(国内) | PHS方式(1.9GHz) | |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約44×135×12.8mm(突起部を除く) | |
基本機能 | 重さ | 約94g |
液晶画面 | [メイン] 2インチ | |
解像度 | [メイン] 240×320ドットQVGA | |
フル充電時間 | 約2.5時間 | |
連続通話時間 | 約5.5時間※5 | |
連続待受時間 | 約700時間※5 | |
電話帳 | 1000件(1件あたり3電話番号・3メールアドレス) | |
ブラウザ | ◯(NetFront) | |
Java | ◯ | |
Flashプレーヤー | ― | |
赤外線通信 | ◯ | |
Bluetooth | ― | |
カメラ | ― | |
防水/防塵 | IPX5・IPX7/IP5X | |
メール | Eメール | ◯ |
POP3/SMTP対応 | ◯ | |
ライトメール | ◯(2014年10月以降SMS対応予定) | |
セキュリティ | リモートロック | ◯ |
管理者ロック | ◯ | |
メモリーカードスロット | ― | |
ドキュメントビューアー機能 | ― | |
イヤホンジャック | ◯ | |
その他機能 | 通話録音、ICレコーダー、緊急速報メール、モバイル迷惑電話チェッカー、モデム機能 | |
SAR値 | 0.21W/Kg |
記事執筆:河童丸
■関連リンク
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・JRC日本無線 ニュース 2014.7.17 はらたく、ケータイイ「BISINESTA(ビジネスタ)」を開発
・BISINESTA(ビジネスタ) 301JR(日本無線製)の概要|2014年|プレスリリース|ワイモバイル株式会社
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