iOS 8でようやく導入されたアプリ連携機能を使ってみた!

Apple(アップル)の新しいスマートフォン「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」が発売され、すでに購入して利用しているという人も多いかと思います。これらの機種では購入時から最新プラットフォーム「iOS 8」が搭載されており、新機能が使えるようになっています。

そんな新機能の1つが今回紹介するアプリ連携機能「App Extension」です。もちろん、iPhone 6など以外でもiPhone 4S以降やiPad 2以降、第5世代iPod touchでiOS 8にアップデートすれば利用できます。では、さっそくApp Extensionを使ってみましたので紹介していきたいと思います。

App ExtensionはAndroidでいうところの「Intent(インテント)」に当たる機能で、アプリ同士で情報を“共有(シェア)”できる機能です。もちろん、これまでのiOSでもメールやFacebook、Twitterなどの特定のアプリに情報を共有することはできましたが、App Extensionではアプリが対応していれば追加したアプリに情報を共有することができるようになります。

すでにEvernoteやはてなブックマーク、Pocket、1Passwordなどの有名アプリが対応しており、例えば、Webブラウザー(Safari)で見ているページのタイトルやアドレス(リンクURL)をこれらのアプリに共有する(情報を渡す)ことができるようになっています。

対応アプリも今後どんどん増えていくと思いますし、使い方もまったく同じではないもののAndroidのIntentを思えばかなり便利なものが出てくることが期待できます。

使い方は簡単でまずは各アプリの「共有」ボタン(またはメニューにある「共有」など)をタップし、「その他」を選びます。共有ボタンはSafariなら画面下部の中央にあるボタンです。

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共有ボタンを押し、その他を選択


次に、App Extensionに対応したアプリ一覧が表示されるので、共有したいアプリの右側にあるスライドスイッチをオンにし、画面右上の「完了」を押します。

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ここでは「Evernote」をオンに!


すると、App Extensionをオンにしたアプリのアイコンが表示されるので選ぶと、共有画面が表示されるので、投稿なりを行います。

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メッセージやメール、Twitter、Facebookに加えて、Evernoteが現れました!保存を押せばメモに登録されます。


今回はWebブラウザーで紹介しましたが、写真を共有したりもできますので、是非、活用してみてください。

記事執筆:memn0ck


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