横浜市営地下鉄にてWiMAX 2+のサービスエリア整備完了!

UQコミュニケーションズ(以下、UQ)は5日、全国各地において超高速モバイルインターネットサービス「WiMAX 2+」を利用できるようにエリア拡大を進めていますが、今回、横浜市交通局が運営する鉄道「横浜市営地下鉄」の全線における全駅構内や列車内でエリア整備が2015年3月5日(木)に完了したとお知らせしています。

これまで横浜市営地下鉄については既存の下り最大40Mbpsの高速モバイルインターネットサービス「WiMAX」のエリア整備が完了しており、昨年9月にWiMAX 2+のエリア整備を行っていくことが案内され、グリーンライン「都筑ふれあいの丘駅」を皮切りに順次拡大してきました。

なお、同社では今後も全国の主要鉄道路線においても快適なインターネット通信を利用できるように各鉄道路線にWiMAX 2+を導入していくとしています。

UQでは一昨年10月からWiMAX 2+のサービスを開始し、昨年9月より地下鉄などの鉄道におけるエリア拡大を進めており、これまでに多くの路線でWiMAX 2+の導入が完了していますが、今回、これに新たに福岡市地下鉄が追加されました。

なお、UQでは今年2月12日からキャリアアグリゲーション(CA)によってWiMAX 2+を下り最大220Mbpsまで高速化する基地局を導入予定。これにより、既存のWiMAXは下り最大13.3Mbpsに減速する予定となっています。

また、これに伴って、昨年11月1日からはWiMAXからWiMAX 2+に無料で乗り換えられる「WiMAX 2+ 史上最大のタダ替え大作戦」を実施しています。WiMAX 2+を下り最大220Mpbsに増速化したエリアのWiMAX 2+およびWiMAXの上下最大速度は以下の通り。

サービスWiMAX 2+WiMAX
CA対応エリア
(来春以降)
帯域幅40MHz(20MHz+20MHz)
下り最大220Mbps
上り最大10Mbps
帯域幅10MHz
下り最大13.3Mbps
上り最大10.2Mbps
現行エリア帯域幅20MHz
下り最大110Mbps
上り最大10Mbps
帯域幅30MHz
下り最大40Mbps
上り最大15.4Mbps




記事執筆:memn0ck


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