名古屋鉄道および京王新線にてWiMAX 2+のサービスエリア整備完了!

UQコミュニケーションズ(以下、UQ)は26日、全国各地において超高速モバイルインターネットサービス「WiMAX 2+」を利用できるようにエリア拡大を進めていますが、今回、名古屋鉄道の全駅構内や列車内でエリア整備が2015年3月26日(木)に完了したとお知らせしています。

これまでにも名古屋鉄道では屋外に設置した基地局によって地下駅などを除く駅構内においてすでにWiMAX 2+を利用できていましたが、これに加えて、従来利用しづらかった駅のエリア整備を順次実施し、最後の上飯田駅のエリア整備で整備を完了したとのこと。

なお、同社では今後も全国の主要鉄道路線においても快適なインターネット通信を利用できるように各鉄道路線にWiMAX 2+を導入していくとしています。

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これまで名古屋鉄道については既存の下り最大40Mbpsの高速モバイルインターネットサービス「WiMAX」のエリア整備が完了していましたが、今回、さらに高速なWiMAX 2+の整備が完了しました。整備完了駅は以下の通り。
名鉄名古屋駅、名鉄一宮駅、太田川駅、栄町駅、浄水駅、小牧駅、上飯田駅
※上記以外については屋外の基地局によって利用可能です。
※サービスエリア内でも電波環境によって通信できなかったり通信速度が低下する場合があります。

UQでは一昨年10月からWiMAX 2+のサービスを開始し、昨年9月より地下鉄などの鉄道におけるエリア拡大を進めており、これまでに多くの路線でWiMAX 2+の導入が完了しています。

なお、UQでは今年2月12日からキャリアアグリゲーション(CA)によってWiMAX 2+を下り最大220Mbpsまで高速化する基地局を導入予定。これにより、既存のWiMAXは下り最大13.3Mbpsに減速する予定となっています。

また、これに伴って、昨年11月1日からはWiMAXからWiMAX 2+に無料で乗り換えられる「WiMAX 2+ 史上最大のタダ替え大作戦」を実施しています。WiMAX 2+を下り最大220Mpbsに増速化したエリアのWiMAX 2+およびWiMAXの上下最大速度は以下の通り。

サービスWiMAX 2+WiMAX
CA対応エリア
(来春以降)
帯域幅40MHz(20MHz+20MHz)
下り最大220Mbps
上り最大10Mbps
帯域幅10MHz
下り最大13.3Mbps
上り最大10.2Mbps
現行エリア帯域幅20MHz
下り最大110Mbps
上り最大10Mbps
帯域幅30MHz
下り最大40Mbps
上り最大15.4Mbps




記事執筆:memn0ck


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