NTTドコモが指紋センサー搭載スマホ「AQUOS ZETA SH-03G」を発表!

NTTドコモは13日、今夏以降に発売・開始する新モデルや新サービスを披露する「2015夏モデル新商品発表会」を開催し、バッテリー持ちが良い指紋センサーを搭載したAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)採用スマートフォン(スマホ)「AQUOS ZETA SH-03G」(シャープ製)を発表しています。2015年5月下旬に発売開始予定で、本日5月13日(水)からドコモショップ店頭や公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などにて事前予約が開始されます。

昨年の秋冬モデルで前機種の「AQUOS ZETA SH-01G」と同じく大画面な約5.5インチフルHD(1080×1960ドット)液晶や3GB内蔵メモリー(RAM)を搭載し、さらに64bit対応オクタコアCPU(2.0GHzクアッドコアCPU+1.5GHzクアッドコアCPU)のQualcomm製「MSM8994(Snapdragon 810)」に強化されるなど、さらなる進化を遂げています。

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AQUOS ZETA SH-03GはNTTドコモ向けのシャープフラッグシップモデル「AQUOS ZETA」シリーズの最新機種で、「美と知性、スタミナを備えたAQUOSの最高峰。」と銘打たれ、シャープ製スマホとしては初の指紋センサーを搭載したほか、64bit化やOSのメジャーバージョンアップなどといった基本機能を強化し、昨年秋冬モデルのAQUOS ZETA SH-01Gからさらに進化させた機種です。

指紋センサーは富士通のARROWSシリーズなどと同じ、背面のカメラの下に位置しており、なぞって画面ロック解除や個人認証ができるタイプを採用。

デザインは前機種のAQUOS ZETA SH-01Gと同じく本体上と左右の3辺狭額縁な「EDGEST(エッジスト)」で、新たにフレームにメタルパーツを採用し、画面の縁が目立つ印象。また、左右側面に搭載した大きなLEDによってメタルパーツからイルミネーションの光がもれる上質な演出が行われています。

カラーバリエーションはWhite(白)およびBlack(黒)、Red(赤)の3色が用意され、メインカラーはRedで、各色ともに側面のメタルパーツがメタリック感を出しています。サイズは約142×76×8.3mm、質量は約155g。

ディスプレイは同じIGZO液晶ですが、新開発されたカラーフィルターとバックライトによってより鮮やかでより豊かな表現力が可能となったとのこと。

リアカメラは光学式手ブレ補正に対応した約1320万画素裏面照射型CMOSで、AQUOS ZETA SH-01Gから採用しているリコーのコンパクトデジタルカメラ「RICHO GR」の開発メンバーによる画質改善認証プログラム「GR Certified」を取得し、レンズや画像処理などの高い基準をクリアし、逆光や夜景もキレイに写真が撮影できます。

また、210fps撮影や2100fpsスーバースロー撮影、タイムラブス撮影、4K動画撮影などの新しい撮影手法を楽しめます。

インカメラは大人数でもグループセルフィー(自撮り)ができる広角レンズとワイド撮影に対応した約210万画素裏面照射型CMOSを搭載。「高品位モード」ではノイズを低減させてクリアな写真に仕上げ、撮影後の「背景ぼかし」などにも対応しています。

内蔵ストレージは32GB、外部ストレージはmicroSDXCカードスロット(最大128GBまで)、バッテリー容量は3000mAh(取り外し不可)。その他、ワンセグやフルセグ、NOTTV、おサイフケータイ(Felica)、防水(IPX5、IPX7準拠)、急速充電2、VoLTEなどに対応。赤外線通信や防塵は非対応。なお、ワンセグやフルセグ、NOTTVは同梱の外付けアンテナが必要。

チップセットの変更によって、LTE UE Category 6にも対応し、キャリアアグリゲーション(CA)の「PREMIUM 4G」によって下り最大225Mbpsでデータ通信が利用可能。対応周波数帯もLTEが700MHz(Band 17)および800MHz(Band 19)、1.5GHz(Band 21)、1.7GHz(Band 3)、2GHz(Bank 1)のペンタバンド対応、3G(W-CDMA/HSPA+)はFOMAハイスピードで下り最大14Mbpsおよび上り最大5.7Mbpsの新800MHz(Band 19)および800MHz(Band 6)、2GHz(Band 1)に対応し、1.7GHz(Band 9)には非対応です。

海外ではGSM/GPRS/EDGEも利用可能ですが、中国でのTD-LTEにも非対応です。なお、AQUOS ZETA SH-01Gと同様にSIMカードスロットがiPhone 5などと同じnanoSIMカードスロット(4FF)を採用。

2.4GHzおよび5.xGHzのデュアルバンドによるIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 4.1、テザリング(Wi-FiおよびUSB)、GPS、NFC Type A/B、DLNA・DTCP、LTEでも無線LAN(Wi-Fi)でも快適に通信できる「高速ダウンロード」などにも対応しています。

ソフトウェアも最新OSのAndroid 5.0 Lollipopになり、引き続き、話しかけると応答するなどのコンシュルジュキャラクター「エモパー」を搭載し、これまでの一方通行のコミュニケーションから返事に応答するようになっているほか、イヤホンを装着することで外でも利用できるようになりました。

◯主な仕様
機種名AQUOS ZETA SH-03G
寸法(高さ×幅×厚さ:mm)約141×76×8.3
質量(g)約150
OSAndroid 5.0
CPU
(チップ名、クロック)
MSM8994
オクタコア
(2.0GHzクアッド+1.5GHzクアッド)
内蔵メモリー
(ROM/RAM)
32GB/3GB
外部メモリー
(最大対応容量)
microSDXC(128GB)
バッテリー容量3000mAh
連続待受時間(静止時[自動])
(LTE/3G/GSM:時間)
約370/約400/約320
連続通話時間
(LTE/3G/GSM:分)
約1120/約800/約650
実使用時間(時間)※1未定
ディスプレイ
(サイズ:インチ、解像度:ドット、
方式、発色数)
約5.5インチ
フルHD 1080×1920
TFT液晶 IGZO
1677万色
Xi(LTE、受信時最大/送信時最大)225Mbps/50Mbps
VoLTE
LTE対応周波数帯
(2GHz/1.7GHz/1.5GHz
/800MHz/700MHz)
○/○/○/○/○
対応方式
(FDD-LTE/TD-LTE)
○/ー
FOMAハイスピード
(HSDPA/HSUPA)
14Mbps/5.7Mbps
外側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
裏面照射型CMOS
約1310万/約1280万
内側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
裏面照射型CMOS
約210万/約210万
防水/防塵○/ー(IPX5、7/ー)
Bluetooth○(4.1)
ワンセグ/フルセグ
(◎は録画対応)
◎/◎
ハイレゾオーディオ対応○※3
LTE/Wi-Fi同時接続による
高速ダウンロード
LTE/Wi-Fi同時接続による
スムーズな通信
UIMカードnanoUIM
Red
White
Black
製造メーカーシャープ
※1 一般に想定されるスマートフォンの利用(Web閲覧、アプリの利用等、約80分間/日の利用)があった場合の電池の持ち時間です(NTTドコモ調べ)。実際の利用状況(連続通話や動画を大量にダウンロードした場合など)によっては、それを下回る場合があります。なお、各機種の実使用時間については、 順次ドコモのホームページで公表される予定。
※2 外付けのアンテナケーブル(同梱)が必要。
※3 ミュージックアプリのみ。
※4 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。

記事執筆:memn0ck


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