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1500円で導入可能!簡単組み立てで誰でも楽しめる3DVRヘッドセット

東京のお台場にある東京ビッグサイトにて無線技術やワイヤレスビジネスに関する企業の展示会「WIRELESS JAPAN 2015(ワイヤレス ジャパン 2015)」が2015年5月17(水)~29日(金)までの3日間、東京ビッグサイトの西3・4ホールおよび会議棟で開催開催されています。なお、昨年に続いて「ワイヤレステクノロジーパーク2015」および「運輸システムEXPO2015」が併催。

今回は日本Androidの会ブースにて金沢支部が展示していた1,500円でヘッドトラッキング対応の本格的な3D対応バーチャルリアリティー(VR)動画も楽しめる組み立てキット式のヘッドセット「Taovisor」(タオバイザー)」を紹介します。

◯Taovisorの生まれるきっかけ
Taovisorは昨年8月に行われたクラウドファウンディングで生産の決定したお手軽なVRヘッドセットで1,500円という安価であることと、軽くて丈夫な素材が特徴です。GoogleのVRヘッドセット「Cardboard」との互換性もあるので、Taovisor専用アプリの他にも幅広いVR動画を楽しむことができます。

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ブース内にあった展示パネル


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Amazon専売で購入するとこの状態で届きます

ちなみに、金沢支部は過去に「材料をすべて100円均一で調達した自作のヘッドセットFAKE RIFT」を出展しており(今回も展示していました)、その時も取材させてもらい記事にしています

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今見ても存在感抜群なお手製VRヘッドセット「FAKE RIFT」



◯では、実際にTaovisorを紹介
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Taovisorの正面(写真=左)と背面(写真=右)

正面の上側に空いている穴はスマートフォン(スマホ)を入れる部分になります。Cardboard互換で5インチサイズの「Nexus 5」のサイズに最適化されていますが、多少なら大きくても入るように設計してあるそうです。

背面は覗きこむ部分で、レンズはビニール製のシールで留めてあるのがわかります。組み立て時にはシール部分がレンズにあまり被さらないように気をつけましょう。

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500円硬貨と「AQUOS K SHF31」を対象に大きさを比較してみたところ

強化プラスチックとスチロール素材を折りたたんで組み立てただけのものなので、思ったより小さいです。

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実際に動画を見ている様子(※筆者です)

Cardboard互換を謳うだけあって、違和感も少なく3D動画を楽しむことができました。説明員によると「少し改造すれば、バンドで固定して完全にヘッドセットっぽくもできる。」ということです。

実は今回、ちょっとだけ試して気に入ってしまったので、その場でTaovisorを注文してしまいました。後日、到着すると思うので、改めてレビュー記事は書きたいと思います。

TaovisorはAmazon.co.jpでのみ購入することが可能とのことですが、「今のところ再生産の予定がなく、在庫も少なくなってきている」ということですので、興味がわいた方は即入手をおすすめしますよ!



記事執筆:河童丸


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