ショールーム「Samsung Galaxy Studio SoHo」でGalaxy Note5とGalaxy S6 edge+を試す! |
Samsung Electronics(以下、Samsung)は2015年8月13日に米国(アメリカ)のニューヨークで新製品発表会を開催し、新しいスマートフォン(スマホ)「Galaxy Note5」および「Galaxy S6 edge+」を発表した。
既報の通り、台湾では8月15日から世界に先駆けて発売が開始。一方、発表会が行われたニューヨークでも8月14日から同市にあるSamsung製品のショールーム"Samsung Galaxy Studio SoHo"で新製品の展示がスタートし、8月21日に発売される。そこで、さっそくそのショールームを訪れて、Galaxy Note5とGalaxy S6 edge+を体験してみた。
Samsung Galaxy Studio SoHoの場所
SoHo(ソーホー)といえばニューヨークでも屈指のトレンド発信エリアだ。ここにはライバルのiPhoneを開発するAppleも出店している。その一角にSamsung Galaxy Studio SoHoが店を構えている。
日本でも大型家電量販店に寄生する形でブランドショップ「Galaxy Shop」が展開されているが、こちらは店内にSamsungの最新のスマホのみが並べられ、情報発信スペースとして機能している。8月14日からは今回発表されたGalaxy Note5およびGalaxy S6 edge+、そして、今年前半のフラッグシップスマホ「Galaxy S6 edge」と「Galaxy S6」のみに絞った展示を行っている。
ショールーム内は家の中を模したインテリアになっており、幅広いテーブルなどに最新モデルを展示。自由に操作することが可能だ。また、わからないことがあればスタッフがすぐに教えてくれるほか、最新モデルの新機能についても説明してくれる。
新機種であるGalaxy Note5はこれまでの「GALAXY Note」シリーズをブラッシュアップしたモデルだ。特に特長である「Sペン」の機能が大幅に向上している。さっそく展示モデルを操作していると、ショートカットアイコンを呼び出せる「Air Command」の新機能をスタッフが説明してくれた。
Air CommandはSペンをGalaxy Note5本体から抜くとペンに関連したアプリアイコンが自動表示される便利な機能だが、Galaxy Note5ではプラスマークのアイコンが見えるように、自分のよく使うアプリを3個追加登録できる。これにより、ペンを抜いてすぐに好みのアプリを使うことができる機能がより便利になった。
Galaxy Note5は平面ディスプレイを採用しながら、背面側のエッジ部分をカーブ仕上げとすることで持った時のホールド感を増している。ちょうどGalaxy S6 edgeが本体前面のディスプレイ側面側を曲面にしたのに対して、反対に裏面を曲面にしているのだ。この形状のおかげでGalaxy Note5を手に持つとしっかりとホールドされ、Sペンを使った手書き作業もしやすくなる。
また、中央にある丸いブースでは端末の操作や設定などの相談を受けるコーナーも設置してあった。製品の契約購入もここでできるようだ。街中の携帯電話ショップや家電量販店で購入することが一般的だろうが、このショールームで製品を見て「欲しい!」と思った瞬間に購入できる場を提供するのは重要だろう。
もう1つの新製品であるGalaxy S6 edge+は画面サイズがGalaxy Note5と同じ5.7インチとなった。Galaxy S6 edge同様に側面が湾曲したエッジスクリーンを採用し、手に持つとスリムな感触もGalaxy S6 edge同様だが、より大きい画面のGalaxy S6 edge+のほうがその効果は大きく感じられる。この本体形状は大画面機種により向いたものなのだ。
その他にケースやヘッドホン、バッテリーなど純正のアクセサリも豊富に在庫されていた。今回の新製品の対応品は数日以内に入荷予定ということでこの日は見ることはできなかった。縦型キーボード端末化できる注目アクセサリー「Keyboard Cover」なども見て見たかったがデモの展示がなかったのは残念だった。
Samsung純正のアクセサリーはなかなか見慣れないものも売られていた。このPower Sharing CableはGalaxyや他のAndroid製品のmicroUSB端子に接続し、別の機種を充電できるケーブルだ。同等の製品は中国製の安価なものも出回っているが、Samsung純正品はケーブルも太くて破損しにくいのが特徴で、価格は19.99ドル(約2,500円)。この手のものをお土産代わりに買っていくのもいいだろう。
SoHoはマンハッタンの中でも静かなエリアで、街中を散歩するだけでもニューヨークの別の顔を見ることのできるエリアだ。ニューヨークへ立ち寄ったらAppleストア訪問がてら、このSamsung Galaxy Studio SoHoも訪問してみてはいかがだろうか。
記事執筆:山根康宏
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