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コミケ88にてスマートポストを発見! |
東京・お台場の東京ビッグサイトにて2015年8月14日(金)~16日(日)の3日間に渡り開催されたサブカルチャーの祭典「コミックマーケット88」(以下、コミケ88)。
今回は自宅のポストへ郵便物が投函されると通知を送ってくれるスマートポストやiPhoneのカメラ機能を利用して非常に横長の写真を撮影することができるiPhoneアプリ「ScrollCam」をサークル「Tech-orz」が展示していたので紹介します。
◯スマートポスト

スマートポスト
スマートポストは自宅のポストに郵便物が投函されると、プッシュ通知でスマートフォン(スマホ)にお知らせが届くIoT(Internet of Things)な郵便ポストです。

Android端末で通知を受信したところ
スマホへ通知されるため、マンションなどの集合住宅の自分の部屋や外出先でも郵便物がポストへ届いたことが確認可能です。

離れたところでもポストの投函が確認できる(頒布されていた解説誌より)
仕組としては「ポスト側にWi-Fiを搭載したArduino(小型のLinuxボード)を仕込み、郵便ポストの扉が開閉されたのをトリガーに通知を発信する」というものになっています。
また、Wi-Fiでのネットワーク接続が困難な場合を想定した対策法も頒布されていた解説書に書かれており、工夫と試行錯誤があったのがわかります。
◯横スクロールカメラ「ScrollCam」

iPhoneアプリ「ScrollCam」で撮影しているところ
こちらはiPhoneの高機能なカメラを活かしたカメラアプリです。手軽に横長な被写体(例えば鉄道車両を先頭から最後尾の車両を1枚の写真に収めるなど)の撮影が可能です。

「ScrollCam」で撮影した写真
横長の写真の撮影に特化しているため通常の撮影というよりは「長くて巨大のものの撮影」や「自転車やバイクに横向きに固定して長い風景の写真を撮る」といった使い方をするとよいそうです。

「ScrollCam」のしくみ(頒布されていた解説誌から)
こちらのScrollCamはiOS向けアプリ配信マーケット「App Store」で配信されているので、是非試してみてはどうでしょうか。
また、Android版については「技術的な問題でパフォーマンスが実用に届いていない」ということです。ただ、解説誌にも記載されていますがAndroid 5.0(開発コード:Lolipop)以降では、改善の期待があるということなので、Android版のリリースにも期待したいですね!
Tech-orzのスペースでは、これらのアプリや製作物を展示・解説していたほか、資料を解説誌として頒布していました。

サークルスペースの様子
これらの解説誌はコミケに直接出向いて、サークルスペースまで行かないと入手はできませんが、スマホやタブレット用のアプリを開発される方には非常に興味深いモノとなっているかと思います。
また、ScrollCam製作者のホームページ・ブログでも様々な製作レポートなどを載せているので、チェックしてみてください!
アプリ名:ScrollCam
価格:無料
カテゴリ:写真/ビデオ
開発者:Ichiro Maruta
バージョン:1.0.0
条件: iOS 8.4以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5、iPhone 6 および iPhone 6 Plus に最適化済み
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id1021850951?mt=8

■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・ScrollCam - 超パノラマ画像が撮影できる横スクロールカメラアプリ
・Ichiro Maruta Homepage(ScrollCam製作者のページ)

スマートポスト
スマートポストは自宅のポストに郵便物が投函されると、プッシュ通知でスマートフォン(スマホ)にお知らせが届くIoT(Internet of Things)な郵便ポストです。

Android端末で通知を受信したところ
スマホへ通知されるため、マンションなどの集合住宅の自分の部屋や外出先でも郵便物がポストへ届いたことが確認可能です。

離れたところでもポストの投函が確認できる(頒布されていた解説誌より)
仕組としては「ポスト側にWi-Fiを搭載したArduino(小型のLinuxボード)を仕込み、郵便ポストの扉が開閉されたのをトリガーに通知を発信する」というものになっています。
また、Wi-Fiでのネットワーク接続が困難な場合を想定した対策法も頒布されていた解説書に書かれており、工夫と試行錯誤があったのがわかります。
◯横スクロールカメラ「ScrollCam」

iPhoneアプリ「ScrollCam」で撮影しているところ
こちらはiPhoneの高機能なカメラを活かしたカメラアプリです。手軽に横長な被写体(例えば鉄道車両を先頭から最後尾の車両を1枚の写真に収めるなど)の撮影が可能です。

「ScrollCam」で撮影した写真
横長の写真の撮影に特化しているため通常の撮影というよりは「長くて巨大のものの撮影」や「自転車やバイクに横向きに固定して長い風景の写真を撮る」といった使い方をするとよいそうです。

「ScrollCam」のしくみ(頒布されていた解説誌から)
こちらのScrollCamはiOS向けアプリ配信マーケット「App Store」で配信されているので、是非試してみてはどうでしょうか。
また、Android版については「技術的な問題でパフォーマンスが実用に届いていない」ということです。ただ、解説誌にも記載されていますがAndroid 5.0(開発コード:Lolipop)以降では、改善の期待があるということなので、Android版のリリースにも期待したいですね!
Tech-orzのスペースでは、これらのアプリや製作物を展示・解説していたほか、資料を解説誌として頒布していました。

サークルスペースの様子
これらの解説誌はコミケに直接出向いて、サークルスペースまで行かないと入手はできませんが、スマホやタブレット用のアプリを開発される方には非常に興味深いモノとなっているかと思います。
また、ScrollCam製作者のホームページ・ブログでも様々な製作レポートなどを載せているので、チェックしてみてください!
記事執筆:河童丸
価格:無料
カテゴリ:写真/ビデオ
開発者:Ichiro Maruta
バージョン:1.0.0
条件: iOS 8.4以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5、iPhone 6 および iPhone 6 Plus に最適化済み
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id1021850951?mt=8

■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・ScrollCam - 超パノラマ画像が撮影できる横スクロールカメラアプリ
・Ichiro Maruta Homepage(ScrollCam製作者のページ)