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auショップはスマホの販売だけじゃない?! |
KDDIおよび沖縄セルラーは24日、都内にて「au WALLET Marketプレス説明会」を開催し、全国のau ショップを活用した新たなるショッピングサービス「au WALLET Market」を2015年8月25日(水)より開始することを発表した。
au WALLET Marketはこれまでネットショッピングを経験したことのないユーザーでも安心して使えるよう、au ショップスタッフが店頭でタブレットを用いて食品や生活用品など、嗜好に合った商品の紹介をすると言うもの。また、「au WALLET カード」のポイントも使用可能だ。
今年5月に開催された「2015年夏モデル」の発表会で今夏に提供開始することが発表されていましたが、今回、サービス開始が案内されました。
本記事ではサービス開始に合わせて行われたau WALLET Marketプレス説明会において登壇したKDDIコンシューママーケティング本部コンシューマビジネス開発部長の村本伸弥氏によるau WALLET Marketのプレゼンテーションを中心にau WALLET Marketがどういったサービスなのかを紹介していく。

KDDIコンシューママーケティング本部コンシューマビジネス開発部長の村本伸弥氏
村本氏はモバイルサービスだけではなく、街での買い物などのリアルサービスでも「期待を超える価値」を提供することでauを感じて貰える(=auを継続してもらえる)と述べ、昨年開始した「au WALLET」がその取り組みの一つであると説明した。

au WALLETはポイントによる異業種連携を行ってきているが、高齢化や共働き、消費者が求めているサービスなど、一歩先の将来を見据えたサービスへの取り組みとしてau WALLET Marketを立ち上げたのだという。

au WALLET Marketはauショップの接客販売によるリアルと毎日価値ある商品を最大90%オフで提供するネットの2つから成り立つ。auショップでの販売は、待ち時間にデジタルサイネージやカタログでの商品に対する気付き、カウンターで契約時の登録の待ち時間などでタブレット端末によって商品に出会う機会を与えるというもの。
冒頭で説明した「ネットショッピングの経験がない人」などでも安心して購入できるという点が狙いだ。例えば、取り扱う商品もウォーターサーバーなどの水など、良い品質の商品を定期購入するというという点に重きが置かれている。

接客でニーズに合わせた商品をレコメンドする
利用シーンとしては、その時々の旬なフルーツを定期的に購入するといったことや送り先を両親や子どもに設定して届けると言うことも可能だ。定期購読の商品の送り先や頻度、日程などはスマートフォン(スマホ)やパソコン(PC)で行うことができる。

ニーズの蓄積もしていく

購入後の変更などはauショップに行く必要はない


auショップでの待ち時間などで利用して貰うことが狙い




ニーズに合った価値ある商品をお届けする街の御用聞きとなる
村本氏は将来的にはペットフードの定期購入の際にペットを飼う上で必要もの、さらにペットを見守るIoT(Internet of Things)製品や保険などその人のニーズに合った商品をレコメンドしていくような「街の御用聞き」となるauショップしていきたいと展望を語った。

一方でネットではセレクト・アウトレット型ECサイト「ルクサ」との提携で、価値ある商品を日替わりのタイムセール形式で紹介しネットでしか買えない・出会えない価値を提供していくのだという。
取り扱うジャンルは4つ、グルメや特産品を取り扱う「食」、美容や美容家電を取り扱う「美」、エンタメや旅行などを取り扱う「遊」、IoT製品といった個性的な家電や雑貨を取り扱う「住」だ。


発表会の展示会場にはauショップで取り扱う商品、ネットで取り扱う商品の展示・説明が行われた。便利な水やお米など重い商品のお届けの他に、旬な商品を一番良いときに手に入れることができる贅沢な価値の提供などの試みが成されるようだ。
また、質疑応答で村本氏は取り扱う商品はコンビニエンスストアのように多種多彩なアイテムを揃えるのではなく、接客で説明できる数の厳選した商品を販売するところからスタートするということを語っていた。


ネットで取り扱う商品はデザイン家電やアウトドアグッズなどあると便利なものから、他では買えない魅力的な価格の商品が強みとなる。この価値の商品をこの価格で買えたという喜びの体験がau WALLET Marketの"タイムセール"の狙いだ。


記事執筆:mi2_303
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