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国内向けにも提供希望!Googleのアプリ開発向けタブレットや関連サービスが展示!

千葉県にある幕張メッセにて2015年9月17日(木)から20日(日)の4日間に渡って世界最大級のゲーム関連展示会「東京ゲームショウ 2015(TGS 2015)」(主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、共催:日経BP社)が開催されています。なお、17日(木)および18日(金)はビジネスデーとなっており、一般公開は週末の19日(土)、20日(日)の2日間。

本記事ではGoogleが現時点では国内向けには提供していない、3Dモーションに対応したアプリを開発するためのデベロッパー(開発者)向けAndroidタブレットとその開発環境セット「Project Tango development kit」や同社が提供しているゲーム関連サービスの展示をしていたので紹介します。

◯The Project Tango tablet development kit
Project TangoはGoogleが提供しているアプリ開発者向けの開発キットとタブレットの一式のことで、国内にはまだ提供していません。

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「Project Tango」タブレット(7インチ)

価格は開発キット一式で512ドル(約62,000円くらい)で、米国で2015年5月に提供開始となって以降、順次提供する国を広げており、説明員によると「日本向けの提供については現在検討中」とのこと。

純粋にタブレット単体としてみても非常に高性能で、プロセッサ(CPU)にはNVIDIA Tegra K1 wを搭載し、内蔵メモリー(RAM)が4GB、内蔵ストレージが128GBと、開発者向けではあるもののGoogleが提供するタブレットとしては非常に高い基本性能を有しています。

その他、ジャイロセンサーや加速度センサー、赤外線深度センサーと約400万画素×2のデュアルリアカメラ、約100万画素のインカメラを搭載しています。

これらのセンサー類を駆使することで、タブレットを動かしたときの画面追従・位置把握の精度を高めています。ブースにはサンプルとして実物大サイズのライフル銃型のゲームコントローラと組み合わせたデモが行なわれていました。

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デモンストレーションに利用されていたガンシューティングゲーム「Tango Blaster」

ブース内のスタッフに声をかければ、試遊させてくれるので是非体感してみましょう!その他にもブース内にはAndroid TVとNVIDIA SHIELDや簡易VRキットの「Google Cardboard」が展示されており、誰でも試すことができます。

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Android TV(写真=左)とGoogle Cardboard(写真=右)

また、法人やAndroidでのサービス提供者向けにGoogle Cloud Platfomeの展示があり、こちらは詳細についてはブースにて説明員が直接説明指定くれるそうです。

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Google Cloud Platfomeの展示

現時点では国内には提供されていないProject Tangoのタブレットに触れる貴重な機会ですし、NVIDIA SHIELDも店頭ではなかなか試遊する場所はないかと思います。

東京ゲームショウへいかれるなら、是非、Googleブースで体験してみてはいかがでしょうか!

記事執筆:河童丸


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