NTTドコモが手軽なスマホ「arrows Fit F-01H」を発表! |
NTTドコモは30日、今冬および来春に発売・開始する新モデルや新サービスを披露する「2015-2016冬春モデル新商品発表会」を開催し、約5.0インチHD(720×1280ドット)有機ELディスプレイやクアッドコアCPU、2GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)採用のお手頃価格なミドルレンジスマートフォン(スマホ)「arrows Fit F-01H」(富士通製)を発表しています。2015年10月7日(水)に発売で、本日9月30日(水)からドコモショップ店頭や公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などにて事前予約が開始されます。
新シリーズ「arrows Fit」は富士通が長年培ってきた携帯電話開発における知見やノウハウを結集したミドルレンジモデルで、基本的な使いやすさにこだわり、機能・サイズなどのすべてが"Fit"するちょうど良い機種として開発されました。また、スペックをある程度落とすことで価格もお手軽なちょうど良い値段になる予定だということです。
また、防水(IPX5、IPX8準拠)および防塵(IP6X準拠)に加えてアメリカ(米国)の国防総省(いわゆる「米軍」)が定める耐久試験「MIL-STD-810G」(以下、MIL規格)の14項目に準拠した耐衝撃や高温保管などの耐環境性能に対応したタフネススマホになって安心して使えるようになっています。
arrows Fit F-01Hは「手にフィットする、5インチ超美麗ディスプレイ。」と銘打ち、幅を69mmに抑えた持ちやすいボディーに色彩鮮やかな5インチ有機ELディスプレイを搭載したミドルレンジスマホです。
画面は富士通独自機能「スーパークリアモード」にも対応しているため、周囲の環境に合わせて輝度とコントラストを自動調整し、屋内外問わず画面を明瞭に見ることができます。
カラーバリエーションはシンプルかつ上質感があり、椿や雪など日本の情景を思わせる「aka」および「kuro」、「shiro」、「midori」の4色を用意。デザインコンセプトは「日本の情景を表現したカラーに、心地よさとあんしん感のあるカタチ」。サイズは約141×69×8.9mm、質量は約149g。
本体はタフネス仕様のほかにも傷に強い安心コーティング「ウルトラタフガード」やディスプレイ周囲にわずかなフチを立てることで、ディスプレイを割れにくくし、落下時の衝撃から故障や画面割れを守り、より長く美しく使えるように開発されています。ディスプレイを覆う強化ガラスはCorning製「Gorilla Glass 3」を採用。
さらに、MIL規格の14項目に準拠しており、キッチンやお風呂といった水を使う場面や真夏のビーチのような高温下などさまざまなシーンで安心して使えます。
本体上側面に3.5mmイヤホンマイク端子、下側面にキャップ付きのmicroUSB端子、右側面に音量上下キー、左側面に電源キーとキャップ付きのSIMカードスロットおよびmicroSDカードスロットが配置。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズ。microSDカードはXC規格に対応して最大128GBまで。
背面には約810万画素裏面照射CMOSリアカメラを搭載し、その下に富士通ではおなじみの指紋センサーを搭載。新たに指紋センサーが本体色と同系色になってより自然な配色となっています。
取外不可の2330mAhバッテリーを搭載し、富士通独自技術「ヒューマンセントリックエンジン」によるきめ細かな省電力機能により、1回の充電で3日以上使用できる電池持ちを実現。
その他のスペックとしては、Qualcomm製1.2GHzクアッドコアCPU「Snapdragon 410(MSM8916)」(32bit)や16GB内蔵ストレージ、約240万画素裏面照射CMOSフロントカメラ、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1、「おサイフケータイ」(Felica)、NFC Type A/B、GPS、急速充電、非常用節電、3.5mmイヤホンマイク端子、microUSB 2.0端子、テザリングなど。一方、ワンセグやフルセグ、NOTTV、ハイレゾ音楽再生、赤外線通信には非対応。
また、高速通信サービス「PREMIUM 4G」には対応していませんが、高音質通話サービス「VoLTE」(海外対応)には対応。通信機能はLTEが800MHz(Band 19)および1.7GHz(Band 3)、2GHz(Bank 1)のトライバンドで、700MHz(Band 28)や1.5GHz(Band 21)には非対応。UE Category 4で1.7GHz帯における20MHz幅のエリアでは下り最大150Mbpsでデータ通信が利用できるようになっています。上りは最大50Mbps。
また、3G(W-CDMA/HSPA+)は、FOMAハイスピードで下り最大14Mbpsおよび上り最大5.7Mbpsで、対応周波数帯は新800MHz(Band 19)および800MHz(Band 6)、2GHz(Band 1)に対応し、1.7GHz(Band 9)には非対応。この他、海外では2G(GSM/GPRS/EDGE)も利用可能です。海外ではFDD-LTEが2GHzおよび1.7GHz、W-CDMAが2GHzおよび800MHz、GSMが850MHzおよび900MHz、1.8GHz、1.9GHzに対応。
NTTドコモではメインターゲットに40〜50代男女、サブターゲットに30〜50代男女と設定し、機能よりも価格を重視する人やデザインにこだわりを持つ人を中心に訴求していくということです。
◯主な仕様
機種名 | arrows Fit F-01H |
寸法(高さ×幅×厚さ:mm) | 約141×69×8.9 |
質量(g) | 約149 |
OS | Android 5.1 |
CPU (チップ名、クロック) | MSM8916 1.2GHzクアッドコア |
内蔵メモリー (ROM/RAM) | 16GB/2GB |
外部メモリー (最大対応容量) | microSDXC(128GB) |
バッテリー容量 | 2330mAh |
連続待受時間(静止時[自動]) (LTE/3G/GSM:時間) | 約540/約630/約540 |
連続通話時間 (LTE/3G/GSM:分) | 約700/約630/約540 |
実使用時間(時間)※1 | 約77.7 |
ディスプレイ (サイズ:インチ、解像度:ドット、 方式、発色数) | 約5.0インチ HD 720×1280 有機EL 1677万色 |
Xi(LTE、受信時最大/送信時最大) | 150Mbps/50Mbps |
VoLTE(◎は海外対応) | ◎ |
LTE対応周波数帯 (2GHz/1.7GHz/1.5GHz /800MHz/700MHz) | ○/○/ー/○/ー |
対応方式 (FDD-LTE/TD-LTE) | ○/ー |
FOMAハイスピード (HSDPA/HSUPA) | 14Mbps/5.7Mbps |
外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約810万/約800万 |
内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約240万/約210万 |
防水/防塵 | ○/○(IPX5、8/IP6X) |
Bluetooth | ○(4.1) |
ワンセグ/フルセグ (◎は録画対応) | ー/ー |
ハイレゾオーディオ対応 | ー |
LTE/Wi-Fi同時接続による 高速ダウンロード | ○ |
LTE/Wi-Fi同時接続による スムーズな通信 | ー |
UIMカード | nanoUIM |
色 | aka kuro shiro midori |
製造メーカー | 富士通 |
※2 外付けのアンテナケーブル(同梱)が必要。
※3 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。
記事執筆:memn0ck
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