さらに進化した3代目イエデンワはなんとSIMフリーケータイ!? |
東京・お台場にある東京ビッグサイトにて2015年9月30日(水)から10月2日(金)の4日間に渡ってITビジネスとその関連技術などの展示会「ITpro EXPO2015)」(主催:日経BP社)が開催されています(「Cloud Days 2015」および「ビッグデータEXPO 2015」、「セキュリティ&ガバナンス 2015」、「モバイル&ウエアラブル 2015」、「IoT Japan 2015」、「FACTORY 2015」、「デジタルヘルスDAYS」も併催)。
今回はソラコムブース内に展示されたエイビット(ABIT)コーナーにて、これまでにもエイビットが発売してきた据置型ケータイ「イエデンワ」シリーズの最新モデルとなる3G対応SIMフリー版が参考出展として展示されていましたので紹介します。
◯3Gモデルとなり大きく変わったイエデンワ新型
展示されていたイエデンワ新モデルの説明書き
今回展示されていた新しいイエデンワ(参考出展名「3G SIMフリー端末」)は、PHSの音声のみをサポートしていた過去にウィルコム(現「Y!mobile」)から発売されたイエデンワ2機種とは異なり、通信方式をPHSから3G(W-CDMA方式)に変更した端末として変貌を遂げ、それに伴って、さまざまな部分が変更、そして、改良されました。
まずは、外観を写真で解説していきます(今回展示されていたものは試作機の参考出展であるため、実際の製品とは異なる部分があるそうですのでご注意ください)。
天面(写真=左)・底面(写真=右)
正面側はイエデンワお馴染みの大きめのテンキーや各種機能キーのほか、大きくなってカラー化した液晶ディスプレイがあります。また、底面側には電池ボックスへとアクセスできる背面カバーと壁掛けフック用の穴がありました。
ディスプレイは大きくなり漢字表示でも可能に
全面は赤外線通信ユニットはなくなっている(写真=左)、背面は電源用のACコネクタと錠前で隠れてしまっているが、電源のオンオフのスイッチがありました(写真=右)。
なお、microUSB端子もありましたが、説明員によるとこれは保守用で製品時には塞いでしまうとのこと。つまり本機では前モデルで可能だったmicroUSB端子からの給電ができない、ということとなります。
左側面には受話器のモジュラー(写真=左)、右側面には大きなロッドタイプのアンテナ(写真=右)
これまでのモデル同様にシンプルな受話器(写真=左)、受話器のモジュラーケーブルは自由に付け替えが可能(写真=右)
電池カバーを開いたところ。
本機では「コンセントからのAC電源」・「リチウムイオン充電池」・「単三乾電池6本」の3種類の電源に対応しており、ユーザーが好きに選んで利用することができます。
今回の参考出展版では1400mAhのリチウムイオンバッテリーが装着されていました。なお、乾電池と充電池は排他利用となります。
また、SIMカードスロットも背面カバーを外したところにあります。W-CDMA対応となり、SIMカード(本機はmicroSIMカード)を自由に差し替えをすることができるようになりました。
大手キャリアが提供している音声定額のSIMカードを利用すれば、完全にかけ放題の据え置き型電話機が実現できますね!
◯なんとテザリング機能も搭載
3G利用に限定されてしまいますが、今回のイエデンワは無線LAN(Wi-Fi)によるテザリング機能を搭載しており、ユーザー自身でアクセスポイント(APN)を設定することで、モバイルWi-Fiルーターとしても利用することができます。
テザリングメニューが用意されていた
テザリングを行う場合はバッテリー容量が多くないため、据え置き時での利用が中心となるかと思いますが、非常時や予備の回線代わりなど、役立つシーンはいくつもあるかと思われます。
説明員によると発売は確定しているそうですが、詳細については後日発表をする予定であるとのことです。3G対応のSIMフリーモデルとなって自由度が一層高まった3代目イエデンワ、正式発表が楽しみですね!
また、エイビットの展示コーナーでは今回展示されていたイエデンワのほかにIoT(Internet of Things)ソリューションの展示などもしていました。ご興味ある方は訪れてみてはいかがでしょうか。
ブース内に展示されていたパネル
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・ITpro EXPO
・株式会社エイビット
展示されていたイエデンワ新モデルの説明書き
今回展示されていた新しいイエデンワ(参考出展名「3G SIMフリー端末」)は、PHSの音声のみをサポートしていた過去にウィルコム(現「Y!mobile」)から発売されたイエデンワ2機種とは異なり、通信方式をPHSから3G(W-CDMA方式)に変更した端末として変貌を遂げ、それに伴って、さまざまな部分が変更、そして、改良されました。
まずは、外観を写真で解説していきます(今回展示されていたものは試作機の参考出展であるため、実際の製品とは異なる部分があるそうですのでご注意ください)。
天面(写真=左)・底面(写真=右)
正面側はイエデンワお馴染みの大きめのテンキーや各種機能キーのほか、大きくなってカラー化した液晶ディスプレイがあります。また、底面側には電池ボックスへとアクセスできる背面カバーと壁掛けフック用の穴がありました。
ディスプレイは大きくなり漢字表示でも可能に
全面は赤外線通信ユニットはなくなっている(写真=左)、背面は電源用のACコネクタと錠前で隠れてしまっているが、電源のオンオフのスイッチがありました(写真=右)。
なお、microUSB端子もありましたが、説明員によるとこれは保守用で製品時には塞いでしまうとのこと。つまり本機では前モデルで可能だったmicroUSB端子からの給電ができない、ということとなります。
左側面には受話器のモジュラー(写真=左)、右側面には大きなロッドタイプのアンテナ(写真=右)
これまでのモデル同様にシンプルな受話器(写真=左)、受話器のモジュラーケーブルは自由に付け替えが可能(写真=右)
電池カバーを開いたところ。
本機では「コンセントからのAC電源」・「リチウムイオン充電池」・「単三乾電池6本」の3種類の電源に対応しており、ユーザーが好きに選んで利用することができます。
今回の参考出展版では1400mAhのリチウムイオンバッテリーが装着されていました。なお、乾電池と充電池は排他利用となります。
また、SIMカードスロットも背面カバーを外したところにあります。W-CDMA対応となり、SIMカード(本機はmicroSIMカード)を自由に差し替えをすることができるようになりました。
大手キャリアが提供している音声定額のSIMカードを利用すれば、完全にかけ放題の据え置き型電話機が実現できますね!
◯なんとテザリング機能も搭載
3G利用に限定されてしまいますが、今回のイエデンワは無線LAN(Wi-Fi)によるテザリング機能を搭載しており、ユーザー自身でアクセスポイント(APN)を設定することで、モバイルWi-Fiルーターとしても利用することができます。
テザリングメニューが用意されていた
テザリングを行う場合はバッテリー容量が多くないため、据え置き時での利用が中心となるかと思いますが、非常時や予備の回線代わりなど、役立つシーンはいくつもあるかと思われます。
説明員によると発売は確定しているそうですが、詳細については後日発表をする予定であるとのことです。3G対応のSIMフリーモデルとなって自由度が一層高まった3代目イエデンワ、正式発表が楽しみですね!
また、エイビットの展示コーナーでは今回展示されていたイエデンワのほかにIoT(Internet of Things)ソリューションの展示などもしていました。ご興味ある方は訪れてみてはいかがでしょうか。
ブース内に展示されていたパネル
記事執筆:河童丸
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