2つ折りスマホ「LG Wine Smart LGS01」をじっくり紹介!

既報通り、ジュピターテレコム(以下、J:COM)は13日、都内にて「J:COM MOBILE 記者発表会」を開催し、au by KDDIが提供する「au 4G LTE」や「au VoLTE」に対応したSIMカードとセットでテンキーを搭載したAndroidスマートフォン(スマホ)「LG Wine Smart(型番:LGS01)」(LG Electronics製)、4G LTEに対応した8インチタブレット「LG G Pad 8.0 L Edition(型番:LGT01)」(LG Electronics製)、さらに、NTTドコモのネットワークを利用したSIM単体を10月29日より発売することを発表した。

LG Wine Smartは"ガラケー"とも呼ばれる折りたたみ式の従来型携帯電話(フィーチャーフォン)ような出で立ちだが、OSにスマホと同じAndroid 5.1.1(開発コード名:Lollipop)を採用し、ハードキーの他にタッチパネルにも対応し、もちろん、Gmailなどの各種Gmailアプリやアプリ配信マーケット「Google Playストア」も利用可能なれっきとしたスマホだ。

ハードウェアはプロセッサーに1.1GHzクアッドコア(Qualcomm製「Snapdragon 210 MSM8909」)、ディスプレイに約3.2インチHVGA(320×480ドット)TFT液晶、内蔵メモリー(RAM)に1GB、内蔵ストレージに4GBという構成となる。

前回は主に発表会のプレゼンテーションを中心に紹介したが、今回はこのハードキーを持つ折りたたみ型スマホのLG Wine Smart LGS01を写真と動画で紹介していく。

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J:COMではスマホに対するネガティブなイメージを払拭するため、使い慣れた"ガラケー"スタイルで、最初の障壁となるメールアカウントやJ:COM IDなどの初期設定サポート、そして一番のネガティブ要素と感じられている月額料金がお得である点をJ:COM MOBILEは訴求している。

さらに、J:COMならではのJ:COMオンデマンドアプリによるテレビ(TV)視聴を外でも行える点がサービスの強みとなる。これを象徴するのが月当たり3GBまでの高速データ通信量とは別にJ:COMオンデマンドアプリは無制限で利用でき、高速データ通信量にカウントされないという料金体系となっている。

通信はauの4G LTEにて下り最大150Mbpsおよび上り最大25Mbpsで利用可能。音声通話も高音質通話サービス「VoLTE」を利用し、3Gは一切利用しない。

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LG Wine Smart LGS01の紹介


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ボディーカラーはネイビー(写真=左)とブラウン(写真=右)で、カラーに合わせてシルバーとシャンパンゴールドのようなパーツで構成している。サイズは閉じた状態で約117.7×58.7×16.6mm、質量は約143g。開いたディスプレイ面には約30万画素インカメラを搭載。

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いわゆる外装はプラスチック製だが、革のような渋い質感でサラサラした手触りがいい。


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良く見るとネイビーとブラウンではシボ加工が違う。


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背面には「J:COM」と「LG Electronics」のロゴ、約300万画素アウトカメラがある。


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右側面にはイヤホンマイク端子がある。


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音量上下キーは左側面にある。


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ヒンジ部分はフラットになるよう作られており、パーツには目の粗い金属風の加工がなされている。


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充電用のmicroUSB端子は下面にある。通信機能は他にもBluetooth 4.1やIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)にも対応。


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ディスプレイが開く角度はここまで。


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テンキーは大き目で、押した感触がしっかりとある。方向キーの上部にはAndroid標準の3つのナビゲーションキーが並ぶ。メール、カメラ、アドレス帳の専用キーが並ぶなか、J:COMのキャラクターが描かれた「ざっくぅキー」が目を惹く。ざっくぅキーはカスタマイズ可能で、WebブラウザーやLINEなどのアプリのショートカットキーとして利用できる。


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ざっくぅキーのショートカット選択画面。


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Androidではお馴染みの通知など、従来通りの操作確認可能だ。


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項目がまたがると意外と面倒なサウンドのオン・オフや着メロの設定、フォントサイズの設定などが初心者でも簡単に行えるように「シンプル設定」アプリが用意されている。


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テザリングなどの機能も利用できるようだ。


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内蔵ストレージは4GBであるため、アプリのインストールやデータ領域としての空き容量が厳しい。


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リアカバーを取り外したところ。本体、向かって右側面にmicroSDカードスロットが見える。バッテリーの取り外しは可能だが、バッテリー単体の販売の予定はないとのことだった。電池容量は1650mAhで、連続通話時間は約185分以上、連続待受時間は約830時間。SIMカードはバッテリーを取り外してから抜き差しする。なお、SIMロックがかかった状態で販売されるとのこと。

価格は月額基本料が長期契約(2年)なら月額2,980円、標準契約なら月額3,680円で、LG Wine Smart LGS01の本体価格は一括で33,000円、分割で月額1,375円×24回となっている。また、LG Wine Smart LGS01の購入と同時に「J:COM TV」もしくは「J:COM NET」(40M以上)に加入すると代金が実質無料になるキャンペーンも2016年1月11日(月)まで実施される。価格および料金はすべて税抜。

最後にLG Wine Smart LGS01の外観やカメラ機能などを操作している様子を動画で紹介しておく。

【LG Wine Smartの外観とカメラ機能などを動画でチェック】

動画リンク:https://youtu.be/8NuJ7SKdSIM


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同時発表となったLG G Pad 8.0 L Editionは、Wi-Fiモデルとして実績のあるLG G Pad 8.0のLTE対応モデルだ。

こちらは「J:COM TV」もしくは「J:COM NET」の加入者向けに「with タブレット」として提供される製品で、月額980円で1GBまでの高速データ通信が可能だ。端末価格は一括で26,400円、分割で月額1,100円×24回。LG Wine Smartと同様にJ:COMオンデマンドアプリによるデータ通信量は含まれず、無制限に視聴可能なほか、各種サポートなども受けられる。

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その他、LG Wine Smart LGS01とLG G Pad 8.0 L Edition LGT01の発売に合わせてアクセサリーの販売も開始する。端末購入時にあわせて分割(24回)払いを可能としている。

記事執筆:mi2_303


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