Googleのリファレンススマホ「Nexus 5X」の気づいた良し悪しをまとめてみた! |
発売から約1か月が経ち、Google直販のSIMフリーモデルに加え、NTTドコモやY!mobileといった取り扱いの携帯電話会社のモデルともにすぐに欲しいという人の手には行きわたってきているであろうGoogleのミドルクラスのリファレンスモデルスマートフォン(スマホ)「Nexus 5X」(LG Electronics製)。
今回はNexus 5Xを筆者が実際に使ってみて気がついた(特に前モデルである「Nexus 5」と比較して)良かった点、そして、良くなかった(改善して欲しいまたは良くなくなった点)をまとめてみましたので紹介したいと思います。
◯Nexus 5Xの良かった・進化した点
・CPUのヘキサコア化
前モデルと比較した場合の基本性能においてCPUが大きく刷新されQualcomm製「Snapdragon 808」(Nexus 5はQualcomm製「Snapdragon 800」)になった恩恵は大きいです。
特にアクション性高いゲームやVR「Google Cardboard」といったマシンパワーが重要なアプリを動作させたときの差を感じられるかと思います。ベンチマークでも紹介しましたが、さすがに2年の時を感じられます。
CPUパワーはやっぱり一番大事
・指紋センサーはやっぱり便利
皆さんは指紋認証使ってます?
Nexusシリーズとしては本機から初実装となった指紋センサーについてもすでに紹介していますが、セキュリティーの安心感向上を一役担っています。富士通のARROWSシリーズと同様(ボタン式になってはいませんが)に背面に配置されているため、片手でがっちりとホールドしたまま認証できるのは便利です。
・カメラ機能は大幅に強化&使い勝手が向上
Nexus初のレーザーAFでより使いやすくなった。
背面カメラのCMOSセンサーが前モデルの約800万画素から約1230万画素へ高精細なものになりました。さらにレーザーオートフォーカスも搭載したことでオートモード撮影時のレスポンスの向上や撮影ブレが軽減しています。
・動画視聴には嬉しい音量の大きなスピーカー
地味ながら嬉しいフロントスピーカー
前モデルでは本体底面にあったスピーカーがディスプレイ側へ移動しました。これにより、画面を見ているときにより聴きやすく配置されることになるので、動画などを視聴するときによりはっきりと音を聴くことができます。
Nexus 5からの進化点としては、CPUやカメラなどの主要な部分を全般的に底上げしつつ、指紋センサーなどの新機能を盛り込んだ順当な機能アップがされています。
◯Nexus 5Xの良くなかった点
・Qi(非接点充電)非対応
なぜ取り払った……。
これは同時に発表されたハイエンドモデルの「Nexus 6P」にも言えることなのですが、唯一の「前モデルからなくなった機能」がこれです。Quick Charge 2.0対応となったことで削除されたということですが、やはりケーブルを端子につなぐことなく手軽に充電ができるQiがなくなってしまったのは大きな減点要素に感じます。
・内蔵メモリーは前モデルから据え置き
Nexus 5Xの内蔵メモリー(RAM)は2GBと前モデルのNexus 5から変わっていません。もちろん、2年の間が空いているので、最適化やこなれている部分もあるでしょうが、リファレンスモデルですし、CPUを強化したのだからメモリももう少し頑張って欲しかったです。
RAMの据え置きについては「前モデルからは劣っているわけではい」ので、筆者にとってはQiの削除が唯一の大きな不満(悪くなった)点といえるでしょう。逆を言えば、Qiが削除されてしまっている以外は文句のない進化を遂げていると思います。
前モデルから順当なスペックアップでバランス良く進化を遂げたNexus 5Xですが、Nexus 5からのアップグレードはもちろん、機能はシンプルでなるべく動作の安定したスマホを使いたいというのであれば鉄板でオススメできる製品であることを改めて認識できたと思います。
修正(2015/11/19 17:09:29)
記事初出でデュアルスピーカーによるステレオと記載していましたが、フロントシングルスピーカーでステレオではありませんでした。訂正してお詫びいたします。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Nexus 5X 関連記事一覧 - S-MAX
・CPUのヘキサコア化
前モデルと比較した場合の基本性能においてCPUが大きく刷新されQualcomm製「Snapdragon 808」(Nexus 5はQualcomm製「Snapdragon 800」)になった恩恵は大きいです。
特にアクション性高いゲームやVR「Google Cardboard」といったマシンパワーが重要なアプリを動作させたときの差を感じられるかと思います。ベンチマークでも紹介しましたが、さすがに2年の時を感じられます。
CPUパワーはやっぱり一番大事
・指紋センサーはやっぱり便利
皆さんは指紋認証使ってます?
Nexusシリーズとしては本機から初実装となった指紋センサーについてもすでに紹介していますが、セキュリティーの安心感向上を一役担っています。富士通のARROWSシリーズと同様(ボタン式になってはいませんが)に背面に配置されているため、片手でがっちりとホールドしたまま認証できるのは便利です。
・カメラ機能は大幅に強化&使い勝手が向上
Nexus初のレーザーAFでより使いやすくなった。
背面カメラのCMOSセンサーが前モデルの約800万画素から約1230万画素へ高精細なものになりました。さらにレーザーオートフォーカスも搭載したことでオートモード撮影時のレスポンスの向上や撮影ブレが軽減しています。
・動画視聴には嬉しい音量の大きなスピーカー
地味ながら嬉しいフロントスピーカー
前モデルでは本体底面にあったスピーカーがディスプレイ側へ移動しました。これにより、画面を見ているときにより聴きやすく配置されることになるので、動画などを視聴するときによりはっきりと音を聴くことができます。
Nexus 5からの進化点としては、CPUやカメラなどの主要な部分を全般的に底上げしつつ、指紋センサーなどの新機能を盛り込んだ順当な機能アップがされています。
◯Nexus 5Xの良くなかった点
・Qi(非接点充電)非対応
なぜ取り払った……。
これは同時に発表されたハイエンドモデルの「Nexus 6P」にも言えることなのですが、唯一の「前モデルからなくなった機能」がこれです。Quick Charge 2.0対応となったことで削除されたということですが、やはりケーブルを端子につなぐことなく手軽に充電ができるQiがなくなってしまったのは大きな減点要素に感じます。
・内蔵メモリーは前モデルから据え置き
Nexus 5Xの内蔵メモリー(RAM)は2GBと前モデルのNexus 5から変わっていません。もちろん、2年の間が空いているので、最適化やこなれている部分もあるでしょうが、リファレンスモデルですし、CPUを強化したのだからメモリももう少し頑張って欲しかったです。
RAMの据え置きについては「前モデルからは劣っているわけではい」ので、筆者にとってはQiの削除が唯一の大きな不満(悪くなった)点といえるでしょう。逆を言えば、Qiが削除されてしまっている以外は文句のない進化を遂げていると思います。
前モデルから順当なスペックアップでバランス良く進化を遂げたNexus 5Xですが、Nexus 5からのアップグレードはもちろん、機能はシンプルでなるべく動作の安定したスマホを使いたいというのであれば鉄板でオススメできる製品であることを改めて認識できたと思います。
修正(2015/11/19 17:09:29)
記事初出でデュアルスピーカーによるステレオと記載していましたが、フロントシングルスピーカーでステレオではありませんでした。訂正してお詫びいたします。
記事執筆:河童丸
■関連リンク
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上側の所からは動画などでは音は出ませんよ。