Appleがプログラミング言語「Swift」をオープンソースとして提供開始!

Appleは3日(現地時間)、同社のプログラミング言語「Swift」をオープンソースにしたことを発表しています。

また、技術文書やコミュニティーリソース、ソースコードがダウンロードできるリンクなどを含む、Swiftオープンソースに関する詳細な情報を提供する「Swift.org」( https://swift.org )というWebサイトを立ち上げたということです。

同社では今年6月に行われた開発者向けイベント「WWDC 2015」にてSwiftをオープンソース化することを発表していましたが、今回、実際にオープンソースとしてリリースされました。

Swiftは2014年に発表され、同社によると最も早く広がっているプログラミング言語であり、高性能で効率のよいコンパイル言語と人気の高いスクリプト言語のシンプルさと対話性を合わせ持っているとのこと。

オープンソース言語となったことで、アプリ開発者から教育機関、そして、大企業まで、幅広い分野の才能あるデベロッパーがSwiftの新しい機能と最適化に貢献できるようになり、Swiftを新たなプラットフォームでも使えるようにすることもできるようになります。

SwiftオープンソースコードはGitHubから入手することができ、これには、iOS、OS X、watchOSそしてtvOSを含む、Appleのすべてのプラットフォームはもとより、Linuxのサポートも含まれています。

提供される内容にはコンパイラーやデバッガー、標準ライブラリー、基本ライブラリー、パッケージマネジャー、REPLが含まれ、Apache 2.0オープンソースライセンスの下で提供されます。

ランタイムライブラリー例外が付いているため、利用者は簡単にSwiftを独自のソフトウェアに組み込み、この言語を新しいプラットフォームに移植することが可能です。

記事執筆:memn0ck


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