g05で女性ユーザーを獲得!

既報通り、NTTレゾナントは8日、都内にて「下期事業説明会」を開催し、同社が提供・運営するWebポータルサービス「goo」ブランドにて展開する格安スマートフォン(スマホ)サービス「gooのスマホ」において新たにZTE製のAndroid 5.1(開発コード名:Lollipop)を搭載した新機種「g05(グーマルゴ)」(「Blade S7」ベース)を発売することを発表した。

価格は49,800円(税抜)だが、当初はOCN モバイル ONE音声対応SIMパッケージ付きの特別価格39,800円(税抜)で販売される。すでに予約受付中となっており、同社の公式Webストア「goo Simseller」では12月18日以降の出荷予定とアナウンスしている。

今回は、発表会で行われたg05が狙うターゲットと製品説明を紹介していく。

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g05の概要説明の前に同社ポータルサービス部門長 鈴木基久氏は順調に販売台数が伸び好評を得ている「g01」から「g04」までの製品を振り返った。

ガラケー(フィーチャーフォン)からのスマホへ乗り換える際の価格障壁を取り払うことが目的として、価格設定を低めにしたg01について「用途に応じて必要十分」と満足しているユーザーがいる一方で、「ストラップホールが欲しい」や「大きくて持ちにくい」などの意見も出ていると説明した。

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さらに「g02」についてはコストパフォーマンスを評価されているが、アクセサリーやデザイン、カメラ性能に対する不満が挙げられている。

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続いて「g03」もディスプレイと保証に対する評価が挙げられているが、ストレージに対する不満があるのだという。鈴木氏はこのストレージの評価に対して「悔しい思いをした」と述べた。

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防水機能などをもつシャープ製「AQUOS SH-M02」をベースとしたg04は、国産スマホの良さを評価される一方で、インカメラの画質やg01のようなレッドを希望する声が挙げられていた。

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要望のあったg04のレッドに関しては先週から出荷を開始していると鈴木氏は補足説明を行った。

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これまでの製品のフィードバックを振り返り、「さらに課題となっていることがある」として、ポータルサイトのgooとgooのスマホの男女構成比に触れた。gooのスマホの購入者の8割が男性で、これはgooのマーケットだけではなく、SIMフリースマホの年齢別男女比でも同様の傾向を示しているのだという。

そこで、g04までのフィードバックを活かしつつ、女性をターゲットにしたスマホがg05となるとした。g05の背景には女性がスマホを選ぶポイントのデザインや色、フロントカメラ、リアカメラの性能、ローカルに保存することが多いため記憶容量を意識していると述べた。

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g05の訴求ポイントの1つが「デザイン」。約5.0インチフルHD(1080×1920ドット)ディスプレイに2.25mmの狭額縁、エッジ部分が丸くカットされた両面ガラスコーティング、側面の2トーン加工アルミフレームと質感にも意識している。

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カメラはフロントカメラおよびリアカメラともに1300万画素CMOSイメージセンサーを採用し、フロントにも自撮り用のLEDライトを搭載する。

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内蔵ストレージは32GB(うち、ユーザー領域は約25GB)、microSDHCカードに対応する。鈴木氏は「なんちゃら6」などとして敢えて製品名を挙げなかったが、16GBで8万円台の話題のスマホ「iPhone 6s」や「iPhone 6」の倍のストレージを容量であることをアピールしていた。また、指紋認証と網膜認証もサポートしている。

また、リテラシーが低いユーザーを考慮して、「Twitter」や「Instagram」、「Facebook」、「駅すぱあと」などよく使われるアプリがプリインストールされており、すぐにスマホライフが始められる端末であることをアピールした。

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g05のボディーカラーは「ブラック」および「シトラス」、「ホワイト」の3色がラインナップされている。

次回は、このメタルフレームと両面ガラスコーティングされたg05の実機レポートを行っていく。

【2015年12月中旬発売】 【送料無料】 ZTE [LTE対応]SIMフリー Android 5.1.1スマホ「g05(ZTE Blade S7) gooのスマホ・ブラック」 5.0型(ROM/RAM:32GB/3GB) K-491B



記事執筆:mi2_303


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