UPQ Phone A02やワイヤレスヘッドフォン、モバイルバッテリー内蔵バックパックなど個性的な製品が発表!

既報通り、UPQ(アップ・キュー)が2016年2月29日(月)に都内にて「UPQ 2nd Season 新製品発表会」を開催し、同社の製品シリーズ第2弾となる全12種類19製品の新ラインナップを展開していくことを発表した。

UPQは、洗練された上質なデザインと美しいコンセプトカラーをまとったブランドとして、2015年8月から第1弾の「blue x green(ブルー・バイ・グリーン)」として17種24製品をラインナップ。

今回の第2弾では、スペックを向上させたSIMフリースマートフォン(スマホ)「UPQ Phone A02」のほか、50インチ4Kディスプレイの後継機や充電用USBバックル付きバックパック、ワイヤレスヘッドフォンなど、デザインの優れた製品群を投入する。

また、第2弾では新たなコンセプトカラーとして「navy & red(ネイビー・アンド・レッド)」を発表し、製品にも反映させている。今回は、新色が追加される「UPQ Phone A01X」も含めたUPQ Phoneシリーズを中心にモバイルに最適な個性的な新製品を紹介していく。

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同社代表取締役CEOの中澤優子氏は、UPQの強みを「ユーザーからのフィードバックを商品開発に反映するものづくりの基本姿勢」と説明し、大企業にはない小回りの良さと大胆且つ繊細な製品開発であるのだという。

また、製品には「コンセプトカラー」が示されており、UPQらしさを出している。同氏が過去に大手メーカーで携帯電話の開発に携わっていた経験からデザイナーがやりたいことと営業のやりたいことが大企業ではぶつかってしまった結果、保守的で無難なカラーになってしまうことがあると指摘し、UPQにはそれがなくある意味奇抜なカラーで魅力的な製品群をリリースしているとのことだ。

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これにより、同社初のスマホ「UPQ Phone A01」に寄せられた声をもとにタッチレスポンスなどを改良し、昨年12月に発売したUPQ Phone A01Xに新色となるnavy & redが追加された。

新しいコンセプトカラーを盛り込んだ背面とベゼル部分がネイビーの「NRブラック」は、カジュアル過ぎずかつインパクトもありユニセックスな印象だ。一方で背面とベゼル部分がホワイトの「NRホワイト」は、爽やかな印象でかわいさが押し出されている。

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UPQ Phone A01Xは、Android 5.1(開発コード名:Lollipop)、1.3GHzクアッドコアCPU、Band 1および3、19、28に対応した4G LTE、4G・3G・GSM対応のデュアルmicroSIMカードスロットを搭載する。販売価格は14,800円(税別)。

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さらにUPQ Phone A02は2016年5月発売予定で、販売価格が17,500円(税別)となり、Android 6.0(開発コード:Marshmallow)を搭載するスマホを投入する。ディスプレイは約5.0インチHD(720×1280ドット)、Band 1および3、6、19、28に対応した4G LTE、デュアルSIMカードスロットを搭載する。さらに、無線LAN(Wi-Fi)はIEEE802.11a/b/g/n準拠となり、2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯に対応する。バッテリーは2000mAhだ。

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UPQ Phone A02のnavy & redは実機だったものの、技適が通ってない状態での展示だったため、動作を試すことはできなかったが、側面の恐らくメタル素材だと思われる質感がこの価格帯としては良いのではないかと思われた。

また、UPQ Phone A01やUPQ Phone A01Xでは上面にmicroUSB端子とイヤフォン端子があったが、モックの「blue × green」は上面にイヤフォン端子、下面にmicroUSB端子が確認できた。

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その他、充電用USBバックル付きのユニークな「UPQ bag BP01」は、モバイルバッテリーをバッグの中に入れておいて、バックルの部分からUSB給電できるというもの。

スマホの充電にも使えるほか、Bluetoothヘッドフォンの充電、同社のアクションスポーツカメラ「Q-camera ACX1」に給電しながら撮影など応用ができる。カラーは「blue × green」と「navy & red」の2色、販売価格は19,800円(税別)となる。

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Bluetooth接続によるワイヤレスヘッドフォン「Q-music HDP5」は、apt-Xによる高音質が楽しめる。有線接続による通常のヘッドフォンとしても利用可能で、リケーブルによる音質向上も楽しめそうだ。

音質は比較的クセがなく、キレのあるサウンドをしている。スマホの通話にも対応する。カラーは「bule × green」と「navy & red」の2色、販売価格は13,800円(税別)だ。

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発表会の最後に中澤氏は、3月にも新製品発表会を行うことを明かし、その際には屋外でやりたいと語った。その新製品は「UPQ BIKE」、モバイル電動スクーターであると発表した。

中澤氏はリチウムイオン電池を充電して走行するこの製品も「家電」とカテゴライズしており、質疑応答の場で「電気が通ったものであれば家電」と述べ、「電気が通ればおうち全体を家電と呼ぶかも知れないです。」と今後の製品の広がりの可能性を示唆する発言をした。

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UPQ BIKEはすでに試作機があり、さまざまな認可を得るために苦労していることを明かした。今回、ワイヤーフレームのデータを公開し、USBポートとカメラマウントがあることが明かされ、アクションスポーツカメラQ-camera ACX1を取り付け可能であることがわかった。

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このUPQ BIKEの製品発表会の場で、より完成版に近づいたUPQ Phone A02の展示や今回未発表の製品も発表するとのことなので、そちらにも期待したい。

記事執筆:mi2_303


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