UQ mobileが熊本地震で月2GB(合計4GB)を追加!auも通信速度制限に

UQコミュニケーションズ(以下、UQ)は22日、同社がauから回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「UQ mobile」において熊本県を中心として4月14日より発生している最大震度7の一連の「熊本地震」を受けて被災した地域の契約者を対象に2016年4月末までと2016年5月末までにそれぞれ2GB(合計4GB)の追加データ容量を無償で提供するとお知らせしています。

MVNOでは、IIJmioやBIG SIM、イオンモバイル、DMM mobile、mineo、OCN モバイル ONEなどに続いての支援措置となります。

また、KDDIでは22日、すでにau向けに10GBの追加データ容量を無償提供していますが、NTTドコモやSoftBank、Y!mobileと同様に2016年4月30日までは契約プランのデータ容量を超過した場合でも通常速度でデータ通信を利用できるように通信速度制限の解除を順次実施すると発表しています。

【UQ mobile】

UQではり災害救助法が適用された地域に契約住所が所在する場合に2016年4月と5月の各月においてUQ mobileサービスのデータ通信容量2GB(合計最大4GB)を無償で提供します。

自動的用ではなくデータチャージサイト「UQ mobile」にてチャージした料金を割り引きする形で提供されるとのこと。

http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201604221.html

【au by KDDI】

KDDIではau向けに10GB追加していましたが、結局他社に合わせる形で通信速度制限の撤廃を実施します。また、災害救助法が適用された地域に住んでいる人は4月14日以降にデータチャージを利用していても利用料金は請求しないとのこと。

対象は熊本地震の影響により災害救助法が適用された地域に契約者住所または請求書送付先住所が所在する場合で、以下の「データ定額サービス」または「料金プラン」に加入していると自動適用されます。

iPhone(iPhone 4S除く)および4G LTEスマートフォン、4G LTEケータイでは「データ定額1〜13」および「データ定額1(V)〜13(V)」、「データ定額2(VK)〜13(VK)」、「LTEフラット」、「LTEフラット(V)」、「LTEフラット cp(f・2GB)」、「LTEフラット cp(1GB)」、「ジュニアスマートフォンプラン」、「シニアプラン」、「シニアプラン(V)」、iPadおよび4G LTEタブレットでは「タブレットプラン ds(3年契約)/(3年契約/L)」、「タブレットプラン ds(2年契約)/(2年契約/L)」、「LTEフラット for Tab/Tab(L)」、「LTEフラット for Tab ds/Tab ds(L)」、「LTEフラット for Tab(i)」、「LTEフラット for Tab(i) ds」。

http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2016/04/22/1763.html

【MNO停波局数】

総務省が確認しているNTTドコモやKDDI、ソフトバンクといった移動通信事業者(MNO)の各社の被害状況はすべて熊本県内になり、合計57局と復旧もあと少しといった段階まで来ており、3社ともに全市町村でカバーできているとのこと。

確認日時NTTドコモKDDI
(au)
ソフトバンク合計
携帯電話PHS携帯電話PHS合計
4月16日16:008471241136396136532
4月17日15:0060501845429454348
4月18日14:0028231436419464258
4月19日13:3016211115314853201
4月20日12:00101461488548133
4月21日11:305123518521870
4月22日12:00782715421557
※ 確認日時へのリンクは首相官邸が公開しているPDF資料なのでご注意ください。

記事執筆:memn0ck


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