初の仙台開催で盛り上がったau×Xperiaオーナーズパーティーを紹介!最新スマホ「Xperia X Performance」の魅力とは!? |
ソニーモバイルコミュニケーションズ(以下、ソニーモバイル)は今夏モデルのau向けフラグシップスマートフォン(スマホ)として「Xperia X Performance SOV33(以下SOV33)」を6月24日に発売しました。
NTTドコモやSoftBankからもXperiaシリーズが販売される中、auブランドを展開するKDDIは独自の試みとして「au×Xperiaオーナーズパーティー」というイベントを過去2回実施し、好評を博してきました。
このイベントはauを5年1ヶ月以上利用し、Xperiaユーザーである利用者が参加対象で、1回目は東京、2回目は東京・名古屋・大阪で実施。そして、3回目となる今回は福岡(6月17日開催)、札幌(6月23日開催)、広島(6月27日開催)、仙台で初開催となり、東京(7月13日開催)と合わせて5都市での開催となりました。
そこで、筆者の住む仙台会場で7月7日にオーナーズパーティーが行われましたので、イベントの様子を「Xperia X Performance」の魅力とともに紹介した上で、担当者に仙台での開催の狙いについて伺ってきましたのでその模様をお送りします。
仙台会場の様子。34名が参加。310名の応募があり倍率は高かった
仙台会場は宮城、山形、岩手、福島の4県から34名が参加しました。応募は全国各地からあり、310名もの応募があり、競争率は非常に高かったことがうかがえます。キャリアで募集をかけると地方開催でも相当数の応募があるようです。
ずらりと勢揃いしたXperia開発技術者
まずはカメラエンジニア、ムービークリエイターエンジニアなどXperia開発技術者が登場し、各テーブルを巡回。Xperia Z4 Tabletを使って、各テーブル毎にプレゼンを行いながら、参加者の質問に答えていました。
各テーブルを様々な専門の開発技術者が巡回
一斉プレゼンと違って、参加者と技術者の距離が非常に近く、フレンドリーな雰囲気で闊達な意見交換が行われていました。15分程度でテーブルを移るのですが、技術者によっては話に熱が入ったり、意見交換が長引いたりで、技術者がテーブルを移るのが遅れてしまうケースも見られるなど、非常に盛り上がりました。
1回目は立食形式で行ったそうですが、話せる人と話せない人が分かれてしまったということで、2回目からは着座形式になったということです。
ソニーとauの歴史が紹介される
会場となった仙台国際ホテルの豪華なお弁当が夕食として振る舞われた後、ソニーモバイルコミュニケーションズの担当者よりSOV33の機能についてのプレゼンテーションがありました。プレゼンテーションの冒頭ではソニーモバイルコミュニケーションズ(ソニーエリクソン時代も含む)がKDDIに納入した携帯電話の歴史が紹介されました。ソニーが初めて携帯電話を納入したのがKDDI(当時はIDO、東北セルラーなど会社が分かれていた)という逸話も紹介されました。
実際auのXperiaシリーズには「スポットリスト」という公共の施設やお店などに電話をかけると、簡単に電話帳に登録できるアプリがプリインストールされており(他キャリアだと別途インストールが必要)、au Walletの加盟店情報も得られます。こうした機能もauとソニーモバイルコミュニケーションズの古くからの関係の深さあってこそとのことです。
会場に展示されたauのソニー製携帯電話
会場にもauのソニーエリクソン、ソニーモバイルコミュニケーションズ製携帯電話が多数展示され、「懐かしい」と手に取る参加者も多数見られました。
auで発売されたXperiaも全て展示
過去auで発売されたXperiaシリーズも全て展示されました。
Xperia X Performanceの4枚おろし
Xperia X Performanceを4層に分解した物など、ここでしか見られない物も見られました。
CMでおなじみヴァイオリニストAyasaさんが生演奏を披露
パーティーのメインイベントはスペシャルゲストのヴァイオリニストAyasaさんによるヴァイオリン演奏。Xperia X PerformanceのCMでもおなじみのAyasaさんがCM曲の「VOICE」などを披露。ヴァイオリンの生演奏に酔いしれた参加者は大いに盛り上がりました。
決めポーズで「だから私は、Xperia」
Ayasaさんはこのイベントの3~4日前にXperia X Performanceに機種変したそうで、「持ちやすくなって、操作がしやすくなりました。Xperiaはやはりサウンド面が素晴らしいと思います」と魅力を語っていました。演奏の後にCMでおなじみ「だから私は、Xperia」と決め台詞をAyasaさんがビシッと決めると、参加者所有のXperiaのシャッターが一斉に切られました。
KDDI株式会社コンシューマ東北支社 支社長 若槻肇氏
大盛り上がりで終了したau×Xperiaオーナーズパーティーの仙台開催の狙いについて、KDDI株式会社コンシューマ東北支社 支社長 若槻肇氏に伺いました。「今回が3回目ですが、Xperiaをはじめauの商品を多くのお客様に体感いただきたいということで、1回目は東京、2回目は東名阪で非常にご好評を得ているので、地方の主要都市まで広げました。長くauのXperiaを使っているお客様に感謝の思いを込めて開催しています。東北でやるならばまず仙台で、という形ですね」と東北で最も人口の多い仙台市での開催が実現しました。「auの良さを知っていただくためにマスでの拡散の部分と、地域でのリアル発信の部分とメディアミックスで展開するべきだと思っていますので、接点が増えてお客様に知っていただく機会が増えるのは良いことだと思います」と東北での開催実現を喜んでいました。
開発技術者がテーブルを巡回するコーナーについては「開発秘話を技術者がお話してファンになってもらうという目的もありますし、ソニーの技術者の方も直接お客様とふれ合ってご意見を頂くことでより良い商品が作れる相乗効果もあると思いますね」と技術者とユーザーの接点が増え、品質向上につながることもメリットとして挙げていました。
参加者へのお土産も豪華。なんとハイレゾ対応ヘッドセットまでプレゼント
今回はヴァイオリンのミニライブや、豪華な夕食、さらには参加者へのお土産にはハイレゾ対応ヘッドセットなど非常に高価な物もプレゼントとして付くなど、非常にプレミアムが高いイベントでした。
最も目を引いたお土産「au×Xperia」の刻印付き文明堂のカステラ
若槻支社長は「Xperiaはドコモさんやソフトバンクさんでも同じように扱われていますが、このイベントはauだけなんです。auのXperiaをしっかり選択していただき、長くお使いいただきたいので、感謝の気持ちと今後の長いお付き合いを含めていろんな特典を付けています。mora(音楽配信サービス)のチケットも機種変10000円引きクーポンも、ご家族分つけていますので、ご家族でauのXperiaをお使いいただきたいという気持ちの表れです。クーポンは価格訴求よりもau Walletのプリペイドにチャージしますので、au全体のサービスをお使いいただく価値を感じていただければと思います。また物が揃っていないとハイレゾの良さを体感できないということで、ヘッドセットもご用意させていただきました」。auのXperiaを今後も選んでもらうため、大盤振る舞いしたようです。
参加者との記念撮影に気さくに応じるAyasaさん
今後東北支社の取り組みとしては「夏祭りのシーズンになってきますが、ねぶた祭りに参加させていただいたり、冬は仙台で行われる光のページェントでauオレンジのイルミネーションをさせていただくなど、東北地域の社会貢献には力を注いでいきたいと思います。いろんな音楽フェスや花火大会などは移動局などを出して電波も満足して使っていただけるようにしており好評を得ております。その他うちわを配るなどリアルの販促活動でauを知ってもらうことは継続的にやっていきます」。東北は夏祭りや音楽イベントが多い土地なので、そうした場でのアピールや電波整備もしっかりやっていくとのことでした。「震災の復興支援室も今は自治体とかなりやり取りさせていただけるようになりました。復興だけでなく、復興創成のフェーズに入っていますので、地域との連携についてもしっかりやらさせていただいています。震災前よりも街を良くしていこうというところをKDDIとしてもしっかりサポートして、利益だけでなく地域に貢献したいと思います」と震災復興にも引き続き力を入れていくようです。今回のイベントもまた一種の復興支援の一つと言えるでしょう。
参加者同士で記念撮影
若槻支社長は今回のイベントを振り返って「大成功だと思っています。1人で参加された方が多かったのですが、グループ形式にしたことで、最初から横の方とお話されていたので、ソニーさんだけでなくユーザー同士のコミュニケーションが和気あいあいと盛り上がったと思います。SNSやクチコミが広告媒体となりますので、そこでポジティブな意見を出していただけると非常にありがたいと思っています」とユーザー間の交流も生まれて、盛況に終わったことを喜ばれていました。
昨年末仙台で開催されたXperiaアンバサダープログラムを取材した時は、参加人数がやや少なく、地方開催の難しさも感じましたが、今回は定員を遥かに超える応募があり、会場も熱気に包まれ、非常に盛り上がりました。今後もユーザー、キャリア、メーカーが積極的に意見を交わしたり、商品の良さを伝え合ったりするイベントが、地方都市でどんどん開催されることを願っています。
記事執筆:こば
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