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ZTEのSIMフリースマホ「AXON 7」と「AXON 7 mini」が日本で発売! |
ZTEジャパンは13日、都内にて「ZTE スマートフォン ハイエンドモデル 新製品記者発表会」を開催し、ZTE製でSIMフリーの最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AXON 7」およびその小型モデル「AXON 7 mini」を日本で2016年10月21日(金)に発売すると発表しています。
価格(税別)はオープンながら希望小売価格でAXON 7が59,800円、AXON 7 miniが39,800円。家電量販店やWebストアで販売され、すでにyodobashi.comなどで事前予約受付が実施されています。
両機種ともに海外では複数のモデルが発売されていますが、日本で発売されるのはAXON 7が4GB内蔵メモリー(RAM)および64GB内蔵ストレージ、AXON 7 miniが3GB RAMおよび32GB内蔵ストレージとなっています。
【AXON 7】
AXON 7は今年5月に発表されたZTEのフラッグシップスマホで、中国では6GB RAMおよび128GB内蔵ストレージの最上位モデルで4,099元(約69,000円)とコストパフォーマンスが高くて話題となりました。
外観は流行りの左右端が若干湾曲した2.5D強化ガラス「Gorilla Glass 4」(Corning製)を採用し、BMWグループのDesignworksによってデザインされた流体力学に従った継ぎ目のない流麗なラウンドフォルムのアルミフルメタルボディーとなっています。
ディスプレイは約5.5インチWQHD(1440×2560ドット)アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)、サイズは約151.7×75×7.9mm、質量は約175g、カラーバリエーションはイオンゴールドおよびクオーツグレーの2色展開。
カメラは約2000万画素リアカメラと約800万画素フロントカメラを搭載し、リアは閉回路の像面位相差オートフォーカス(PDAF)とコントラストオートフォーカスによる高速AF、光学手ブレ補正(OIS)、電子手ぶれ補正(EIS)、明るいF1.8レンズに対応しています。
さらに音響に注力しているということで、ハイレゾ音源に対応し、旭化成エレクトロニクス製「AK4961」および「AK4490」という2個のHi-Fi対応チップとフロントデュアルステレオスピーカーを搭載。また、ノイズキャンセルなどにも対応。
その他、話題のバーチャルリアリティー(VR)にも対応し、9軸ジャイロセンサーを備え、AXON 7を装着して使えるヘッドマウント型ゴーグル「ZTE VR」も用意され、Googleが発表したVRプラットフォーム「Daydream」にも対応。ユーザーインターフェース(UI)は独自の「MiFavor4.0」。
その他の仕様は、最新のQualcomm製64bit対応クアッドコアCPU「Snapdragon 820(MSM8996)」(2.15GHz×2コア+1.6GHz×2コア)やmicroSDXCカードスロット(最大128GBまで)、3250mAhバッテリー(取外不可)、急速充電「Quick Charge 3.0」、USB Type-C端子(OTG対応)、3.5mmイヤホンマイク端子、NFC、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・Beidou)、Bluetooth 4.1、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、指紋センサー、加速度センサー、近接センサー、光センサー、磁気センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、Android 6.0(開発コード名:Marshmallow)など。
SIMカードはnanoSIMカード(4FF)が2つのデュアルSIMに対応し、日本でも同時待受が可能なLTEとW-CDMAのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応。なお、片方はmicroSDカードと共有。連続待受時間は3Gで約300時間、連続通話時は3Gで約800分。LTE UE Category 6による下り最大300Mbpsおよび上り最大50Mbpsに対応。
対応周波数帯は、SIMスロット1が4GのFDD-LTE方式で700MHz(Band 28)および800MHz(Band 19)、900MHz(Band 8)、1800MHz(Band 3)、2100MHz(Band 1)、TD-LTE方式で2500MHz(Band 41)、3GのW-CDMA方式で800MHz(Band 6および19)および900MHz(Band 8)、2100MHz(Band 1)、2GのGSM方式で850および900、1800、1900MHz、キャリアアグリゲーション(CA)の組み合わせはB-3_19のみ。SIMスロット2が3GのW-CDMA方式で800MHz(Band 6および19)および900MHz(Band 8)、2100MHz(Band 1)、2GのGSM方式で850および900、1800、1900MHz。
【AXON 7 mini】
AXON 7 miniは、AXON 7の小型モデルとして今年9月にドイツ・ベルリンで開催された「IFA 2016」に合わせて発表され、ディスプレイは約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)となっています。
AXON 7と同様に2.5D強化ガラス「Gorilla Glass 4」を採用したDesignworksデザインの継ぎ目のないフルアルミボディーやハイレゾ音源対応、旭化成エレクトロニクスのオーディオチップ、Dolby Atmosによる立体感あるサラウンドサウンド、デュアルスピーカー、デュアルSIMデュアルスタンバイなどに対応。
違いとしてはディスプレイのサイズおよび解像度のほか、チップセットが64bit対応Qualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 617(MSM8952)」(1.5GHz×4コア+1.2GHz×4コア)、RAMが3GB、内蔵ストレージが32GB、リアカメラが約1600万画素(F1.9)でOISには非対応、Wi-FiがIEEE802.11b/g/n準拠のみ、バッテリー容量が2700mAh、急速充電「Quick Charge 2.0」などになっています。
対応周波数帯やキー配置、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、各種センサー、位置情報取得などはAXON 7と同じ。サイズは約147.5×71×7.8mm、質量は約153g、カラーバリエーションはイオンゴールドおよびプラチナムグレーの2色展開。


記事執筆:memn0ck
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