九州から発信するガジェットイベント“めんたい3”が開催!ディープな話題も飛び出した!?

既報通り、福岡・博多のリファレンス駅東ビルにて福岡発のスマートフォン(スマホ)などのモバイルガジェット関連ファンイベント「めんたいガジェットフェス2017」(通称:めんたい3)が3月19日に開催されました。

一昨年8月、昨年1月と開催されてきた「めんたいガジェットフェス」も今回で3回目となり、1回目に参加していた「ZenFone 3」シリーズも好調なASUS JAPANや、新スマホ「NuAns Neo [Reloaded]」を発表したばかりで毎回参加しているトリニティ、そして初参加のGalaxy(サムスン電子ジャパン)など、今回も注目のメーカーによる登壇や展示が行われました。

今回も引き続いて当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」もメディアサポーターとして参加してきましたので、イベントの模様を前後編の2回に分けてお伝えしていこうと思います。前半となる本記事ではオープニングセッションとNuAns Neo [Reloaded]を発表したトリニティのトークセッションについて紹介していきます。

【開会の挨拶~オープニングセッション】

まずはめんたいガジェットフェス運営スタッフによる「開会の挨拶」と「オープニングセッション」となりました。朝10時から開催されましたが、開催地・博多を中心に九州だけでなく、さまざまな地域からたくさんの人が参加していました。

めんたいガジェットフェスはセッション(プレゼンテーション)と展示が行われ、セッションは有料ながらチケット100枚は一部キャンセルは出たようですが完売していました。

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今回のめんたい3のテーマは「ドキドキとワクワクをもう一度」


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オープニングセッションを担当した主催の光瀬誠氏(左)と迎悟氏(右)

オープニングセッションでは2016年のモバイル業界振り返りや今後の業界の予想などを主な話題として展開しました。発売後にバッテリーの不備により惜しくも回収となってしまったサムスン電子の大型スマホ「Galaxy Note7」や総務省によるキャッシュバックなどを含む実質0円販売の規制などを当ブログメディアでも記事を執筆しているライター(光瀬氏は「Mako」名義、迎氏は「黒ぽん」名義で執筆)で、特に迎氏は実際に販売の現場にも立っていたこともあり、販売側の立場からの率直な感想などが主な話題となりました。

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オープニングセッションでは抽象的かつ的確な指摘で笑いを誘う

また続いて“自撮り性能にこだわる”ITジャーナリストのAyano氏による海外で開催されたCES(アメリカ・ラスベガスにて1月)やMWC(スペイン・バルセロナにて2月)といった展示会のレポートなども行われ、中国メーカーのMeituが発表したセルフィー撮影特化スマホ「T8」などが紹介されました。

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途中からゲスト登壇に加わったAyano氏(中央)


【トリニティ「NuAns NEO [Reloaded]の表と裏」】

続いて、昨年にWIndows 10 Mobile搭載「NuAns NEO」でスマホ市場に参入し、先日第2弾となる新たにAndroidを搭載した新機種「NuAns NEO [Reloaded]」を発表したばかりのトリニティのセッションが行われました。登壇したのは同社 代表取締役社長 星川哲視氏。

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トリニティの星川氏

トリニティのセッションテーマは「NuAns NEO [Reloaded]の表と裏、発表していることと、していないこと」ということで、まずは表の話として初代NuAns NEOが生まれるまでのおさらいとデザインや素材へのこだわりをアピールしました。同氏の「iPhoneとそれに似たスマホしか今はないですよね」といった話に参加者が頷きながら聞いている状況が印象的でした。

トリニティはスマホなどのアクセサリー(周辺機器)などを取り扱うメーカーらしい視点と取り組みの興味深いセッションとなりました。

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カバーの組み合わせで「自分だけのスマホ」ができるのがNuAns NEOの魅力

まためんたい3のトリニティの展示ではタッチ&トライこそできなかったものの、NuAns NEO [Reloaded]の実機展示が行われ、交換可能な背面カバーのサンプルを自由に組み合わせて具合を確かめることができるようになっていました。

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NuAns NEO [Reloaded]


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NuAns NEOとNuAns NEO [Reloaded]共通の背面カバーサンプルや、トリニティが取り扱っている周辺機器など

また当日、展示場にてNuAns NEO [Reloaded]の予約がしてあることが確認できる画面を見せるとNuAns NEOやNuAns NEO [ReLoaded]共通で利用可能な試作品で非売品な限定背面カバーをその場でプレゼントするというキャンペーンも行われ、参加していた女性客からも評判が良くて盛況でした。

そしてセッションの裏の話として「発表前にAmazon.co.jpがスペックを“お漏らし”して非常に困った。こうなると答え合わせみたいになっちゃうからせめておふざけでネタのスライドを用意したのにまったく受けずに正直凹んだ。」といった裏エピソードを披露し、会場の笑いをとっていました。

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NuAns NEO [Reloaded]発表前日に作成したという「ネタ」のスライド。NuAns NEOシリーズは「薄さ競争からの脱却」というコンセプトを持つため、これはそれを真っ向から否定することになってしまう……というネタだったのだが

トリニティ星川氏のセッションも関心と笑いのこぼれる通常の発表会などではない楽しいものとなっていました。

普段の発表会や展示会などでは聞けないようなエピソードや話題が飛び出す楽しい登壇はまだまだ続きます。

後半となる次回の記事ではASUS JAPANやGalaxy(サムスン電子ジャパン)の登壇の様子をお送りしたいと思います。

なお、NuAns NEO [Reloaded]は5月発売予定となっており、現在絶賛予約受付中です。特に公式Webストア「Trinity NuAns Online Store」で3月31日までに予約して購入するとTWOTONEカバー(上下セット)もしくはFLIPケース(一部カバー・ケース除く)をプレゼントするキャンペーンを実施しています。



記事執筆:河童丸


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