ASUSのSIMフリースマホ「ZenFone 3 Max ZC553KL」が4月15日に発売!

ASUS JAPANは12日、ASUSTeK Computer(以下、ASUS)の「ZenFone 3」シリーズのうちの大容量バッテリーを搭載して電池が長持ちするSIMフリーのAndroidスマートフォン(スマホ)「ZenFone 3 Max(型番:ZC553KL)」を2017年4月15日(土)に発売すると発表しています。

ZenFone 3 Maxとしてはすでに今年1月に約5.2インチHD(720×1280ドット)液晶を搭載した「ZenFone 3 Max(型番:ZC520TL)」を発売していましたが、今回発売されるZenFone 3 Max ZC553KLは画面が約5.5インチフルHD(1080×1920ドット)液晶と大型化したほか、チップセット(SoC)が「Snapdragon 430」、内蔵メモリー(RAM)が3GB、au VoLTE対応などと強化された上位モデルとなっています。

発売に先立って本日4月12日より事前予約受付を開始しており、価格はオープンながら市場予想価格は27,800円(税別)。販売拠点は家電量販店やオンラインストア、仮想移動体通信事業者(MVNO)などですでにNifMoやBIGLOBE SIMなどで販売することが案内されています。

また公式Webストア「ASUS ZenFone Shop」での価格は税込30,024円(税別27,800円)で、現在実施しているキャンペーン「ASUS 春のFone祭り」にZenFone 3 Max ZC553KLを追加し、対象のZenFoneシリーズを購入するとASUS純正専用アクセサリーがプレゼントされています。

その他、すでに発表していた「ZenFone 3(型番:ZE520KL)」の新色「クリスタルゴールド(型番:ZE520KL-GD32S3)」も同日4月15日に発売するということです。

02

03
左からグレーおよびピンク、ゴールドのZenFone 3 Max ZC553KL

ZenFone 3 Max ZC553KLは「ZenFone」シリーズにおける大容量バッテリーを搭載した"Max"モデルの最新機種で、すでに日本で販売されているZenFone 3 Max ZC520TLと「ZenFone 3 Laser(型番:ZC551KL)」の中間モデルといった仕様となっています。

昨年発売された大容量バッテリースマホ「ZenFone Max(型番:ZC550KL)」が5.5インチサイズだったので、ZenFone 3 Max ZC553KLのほうが後継機種といっても良さそうですが、大きさや重さなどはZenFone Max ZC550KLよりもかなりサイズダウンされています。サイズは約151.4×76.2×8.3mm、質量は約175g、本体色はグレーおよびピンク、ゴールドの3色展開。

外観はZenFone 3 Laserに近いメタルボディーで、ディスプレイの下には静電タッチ式のナビゲーションキー(左から戻る・ホーム・アプリ履歴)が搭載されています。またZenFone 3 LaserやZenFone 3 Maxなどと同様に2.5Dラウンドガラスで丸みのある持ちやすいデザインを採用。

機種ZenFone 3 MaxZenFone 3 LaserZenFone Max
型番ZC553KLZC520TLZC551KLZC550KL
画面5.5型FHD5.2型HD5.5型FHD5.2型HD
電池容量4100mAh4100mAh3000mAh5000mAh
連続待受時間(3G)793.9時間720時間528時間914.4時間
連続通話時間(3G)1020分1188分1176分2258分
大きさ mm151.4×76.2×8.3149.5×73.7×8.55149×76×7.9156×77.5×5.2〜10.55
重さ g175160150202
SoCS430MT6737MS430S410
RAM3GB2GB4GB2GB
内蔵ストレージ32GB16GB32GB16GB
リアカメラ1600万画素1300万画素1300万画素1300万画素
フロントカメラ800万画素500万画素800万画素500万画素
au VoLTE

ディスプレイの周囲の縁(ベゼル)はZenFone 3 Max ZC520TLと同じ2.25mmと狭く、狭額縁設計によって大画面ながら横幅も狭くなっており、本体の側面から背面へと滑らかにカーブさせることによって比較的手の小さい男性や女性でも片手で持ちやすいデザインを実現しています。

ディスプレイは10点マルチタッチ対応のIPS液晶で、屋外で強い太陽の光の下でも最大450nitsの明るさで細部まで見やすく美しく見えるようになっています。背面には高速0.3秒で認識する指紋センサーを搭載し、画面ロック解除などだけでなく、ダブルタップでカメラの起動やまたタップすることで撮影が出来るように設定可能。

リアカメラは約1600万画素CMOSで、速約0.03秒のオートフォーカスを実現する「TriTechオートフォーカス」を搭載するほか、電子式手ぶれ補正(EIS)によって動画も手ブレを抑えて撮影が可能。フロントカメラは約800万画素CMOSに。

05

04

主な仕様は64bit対応Qualcomm製1.4GHzオクタコアCPU「Snapdragon 430(MSM8937)」や3GB RAM(LPDDR3)、32GB内蔵ストレージ(eMCP)、microSDXCカードスロット、Googleドライブ(100GB・2年間無料)、ASUS WebStorageサービス(5GB・永久無料)、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1、位置情報取得(GPS・GLONASS・Beidou)、加速度センサー、電子コンパス、近接センサー、光センサー、ジャイロセンサー、microUSB端子(OTG対応)、3.5mmイヤホンマイク端子など。

連続待受時間は3Gで約793.9時間、au VoLTEで約909.3時間、連続通話時間は3Gで約1020分、au VoLTEで約1566分、充電時間は約3.8時間。OSはAndroid 6.0.1(開発コード名:Marshmallow)を採用し、独自ユーザーインターフェース「ZenUI 3.0」や日本語入力アプリ「ATOK for ASUS」などをプリインストール。

日本での3G・4GによるデュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)には非対応(2G・3Gは対応しているので海外では利用可能)。SIMカードスロットはmicroSIMカード(3FF)とnanoSIMカード(4FF)のデュアルSIMで、nanoSIMカードスロットはmicroSDカードスロットと共用。対応周波数帯は以下の通り。

FDD-LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28
TD-LTE B38/B41
WCDMA B1/B2/B5/B6/B8/B19
GSM/EDGE 850/900/1,800/1,900MHz

10

純正アクセサリーとしては本体の背面を保護できるZenFone 3 Max ZC553KL専用の純正ケース「Bumper Case(バンパーケース)」(ブラックのみ)も同日発売予定。



記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
ZenFone 3 Max 関連記事一覧 - S-MAX
もう充電を気にしない、1日しっかり使える5.5型SIMフリースマートフォン「ZenFone 3 Max (ZC553KL)」を発表
ZenFone 3 Max (ZC553KL) | スマートフォン | ASUS 日本