2in1タイプのWindowsタブレット「HUAWEI MateBook E」は9万2800円から!

華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)は7日、OSに「Windows 10」を搭載した2in1タブレット「HUAWEI MateBook E」を発売した。昨年発売した「HUAWEI MateBook」の後継となるモデルで、本体サイズやディスプレイ、重量などは同じ。

変更点は、CPUをインテルの第7世代Coreシリーズに刷新、これまで別売だったキーボードカバーを付属としている。カラーバリエーションは「シャンパンゴールド」と「チタニウムグレー」の2色。付属するキーボードカバーはシャンパンゴールドにはブラウン、チタニウムグレーにはブルーとなる。

従来モデルのCPUはインテルの第6世代Core m3-6Y30とCore m5-6Y54だったが、MateBook Eは第7世代のCore m3-7Y30とCore i5-7Y54となった。上位モデルはCore i5型番だが、実質的には第7世代のCore m5という位置付けとなり、パフォーマンス的に大きな変更はないとみて良いだろう。

Core i5モデルは8GB内蔵メモリー(RAM)と256GB内蔵ストレージ(SSD)、Core m3モデルには4GB RAMおよび128GB SSDと言う構成となる。なお、Core m3搭載モデルはファーウェイのECサイトのみの取り扱いとなる。

販売価格はマイクロソフト「Office Home & Business Premium プラス Office 365サービス」付きCore i5モデルが161,800円、Officeなしが133,800円、Core m3モデルが92,800円だ。アクセサリーとして「MateDock 2」が7,300円、「MatePen」が7,800円も発売される(価格はすべて税抜)。

今回は、4日開催された「ファーウェイ・ジャパン新製品発表会」のタッチ&トライ会場でMateBook Eに触れることができたので、写真と動画で紹介していく。



02

MateBook Eのシャンパンゴールドモデルには、内側は明るいベージュで表面はブラウンのキーボードカバーが付属する。これまでオプションだったキーボードが付属するので、初心者でも買いやすくなったのではないだろうか。

03

本体デザインなどの変更点はないが、付属するキーボードはユーザーの声を反映させ、最大160度まで寝かせることができるようになった。キーボードカバーがマイクロソフトの「Surface Pro」のようなヒンジの役割を果たす、そんなイメージだ。

04

金属製のヒンジは動作耐久試験をクリアしているという。このようにキーボードカバーだけで立つアイディアが面白い。

05

以前のタイプカバーはダイヤリーのような折り返し部分があり、その長さを活かしてスタンドとして利用していたが、新しいキーボードカバーはブック型のシンプルなものになった。

06

キーボードカバーとMateBook E本体との接続端子は、3つの接点とその両側にある2つのツメ、そしてマグネットで固定されるように変更された。従来のキーボードカバーとの互換性はなくなり、旧MateBookで新キーボードカバーは利用できない。

07

キーボードはアイソレーションタイプとなり、キーの位置が分かりやすくなった。キートップも硬い素材になったことで、しっかりと押した感覚があり使い勝手が良い。

08

高精細な12インチ2160×1440ドットIPS液晶ディスプレイは、別売のMatePenとあわせて使うことで、手書きメモや手書き文字入力など、新しい操作方法でWindows PCを利用できる。

09

背面はシンプルなメタル製。ファンは非搭載で、熱処理のスリットなどがなくシンプルなデザインだ。

10

右側面には、ボリュームキーとその間に「Windows Hello」に対応する指紋センサーを搭載。接続端子は充電端子を兼ねたUSB Type-C端子ひとつ。イヤホン端子は左側面にある

11

本のような佇まいの意匠はそのまま引き継いでおり、ビジネスにもプライベートにも最適な2in1 デバイスとして、日本のモバイルPC市場でどれだけの存在感を出すことができるのか楽しみだ。

12

MatePen自体は特に変更はない。従来通り2つのペンボタン、上部にはレーザーポインターがある。充電は、microUSBケーブルを接続して行う。

13

ペン上部のボタンを押せば、レーザーポインターとして利用できる。プレゼンテーション時にはペンで画面に書き込んだり、プロジェクターに対してレーザーポインターで説明したりできる便利なアイテムだ。

14

MateBook Eの画面をプロジェクターに出力するには、別売のMateDock 2を利用する。MateDock 2にはVGAとHDMI端子があり、一般的なプロジェクターにもVGA出力で対応する。

【MateBook XとMateBook Eを動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/JsBbAY0LI6s

【ファーウェイ・ジャパン新製品発表会のゲストトークセッション】

動画リンク:https://youtu.be/bgXX3mwUpqs

MateBook E本体は、前モデルから大きく変わった部分がない。利用者の意見を反映したというキーボードカバーは、スタンドとして利用する際に折りたたむ必要がないため、すぐに立てて使える点が便利だと感じた。MateBook E本体との接続も2つのツメでつながるためグラつきが少なく安定感があり改善されたことが実感できた。

なお、MateBook E本体の重さは640g、キーボードカバー込みの重さは1100gとなる。



記事執筆:mi2_303


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
世界第3位スマートフォンメーカーならではの技術を活かした、 スタイリッシュな12インチ2in1ノートブックPC 『HUAWEI MateBook E』 7月7日(金)より発売 | 最新ニュース | ファーウェイ・グローバル
HUAWEI MateBook E | Tablet and PC | HUAWEI Global