Githubのモバイルクライアント「GitPoint」がリリース!

Houssein Djirdehは5日(現地時間)、ソフトウェア開発プロジェクトのための共有ウェブサービス「Github」のiPhoneやiPadなどのiOS向けクライアントアプリ「GitPoint」を提供開始しています。すでに6日(現地時間)には不具合を修正したVersion 1.1がリリースされており、対応OSはiOS 8.0以降で利用料は無料。

iOSやAndroidなどのスマートフォン(スマホ)やタブレット向けGithubクライアントアプリはこれまでにも存在はしていましたが、機能が足りなかったり、基本的な機能を使うためだけに課金する必要があったり、ユーザーインターフェース(UI)があまり良くないものが多く見受けられたので、GitPointを作ることにしたと作者は語っています。

またGitPointはReact Nativeで書かれているので、Android向けもリリースできますし、また作者もその必要性を理解しているとのことですので、しばらく待てばAndroid版もリリースされそうに思われます。筆者はiPhoneを持っていないので、Android版のリリースを待つのみです!

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GitPointで通知管理

GitPointは、リポジトリやユーザー情報を確認したり、通知の管理、issuesとpull requestの管理をモバイルから簡単に行うことができるGithubクライアントアプリです。

また未読の通知と、Githubのタイムラインを表示・制御することが可能で、さらに通知の確認だけでなく、シンプルなUIでリポジトリやユーザー、Organization(組織)の情報を簡単に確認することができます。

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リポジトリやユーザー情報の確認

その他、issuesやpull requestでコミュニケーションを取ったり、ラベルの適用、やレビュアーを割り振ることなどができるとのこと。また、pull requestの内容を確認して、マージすることも可能となっています。

このようにGitPoint以外にもiOSで使えるGithubのクライアントはあるのですが、既存のiOSクライアントの不満を解消するために開発されたということで、今後の機能向上も楽しみです。

作者も「これからも機能の拡充を図っていく予定」であるとしており、GitPointのissuesに実装予定の機能がどんどん挙がっている状態となっています。また、バグ修正や機能追加などのpull requestを歓迎しているので、React Nativeを書ける人は「どんどんpull requestを投げてください」ということです。

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リポジトリやユーザー情報の確認

出先でWebブラウザーを使わず、アプリから簡単にissuesやpull requestを確認できるのは非常に便利だと感じました。これを機にReact Nativeを勉強して、GitPointに貢献するのも良いかも知れません。GitPointはオープンソースのアプリなので、これからの展開が非常に期待できそうですね!

記事執筆:YUKITO KATO


[Image] QRコードアプリ名:GitPoint
価格:無料
カテゴリ:仕事効率化
開発者:Houssein Djirdeh
バージョン:1.1
条件:iOS 8.0 以降。iPhone、iPad、および iPod touch に対応。
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id1251245162?mt=8

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