LTE対応超小型スマホ「Jelly Pro」が技適マーク取得で日本で正式販売へ! |
Unihertzは23日、今年5月に発表したLTEに対応した世界最小スマートフォン(スマホ)「Jelly Pro」について公式に日本国内でローミング以外で法的に利用して良いことを示す技術適合証明などの認証(いわゆる「技適マーク」)の取得に取り組んでいるとお知らせしています。
Jelly Proは発表後に一部の別会社が技適マークを取得予定であるとしていましたが、実際にはその時点でUnihertzでは技適マークの取得予定はない状態でしたが、日本からの問い合わせが多かったことから今回、正式に技適マークの取得を行うことにしたということです。
また合わせて日本向けに日本語で情報を伝える公式Twitterアカウント( @UnihertzJapan )を開設し、今後は日本向けの情報を投稿していくとしています。さらに同社では日本向けにAmazon.co.jpで販売する予定であると案内しています。
For Japan backers,
We are now working on the Japan certificate for Jelly Pro. After we finish it, we will officially launch Jelly Pro to Japan market.
Please pay close attention to our Japan Twitter account to get informed.
Jelly Proは約2.45インチワイドQVGA(240×432ドット)液晶を搭載した超小型スマホで、LTEに対応していることが最大の特長です。またそのLTEについても日本でNTTドコモが利用するBand 19やソフトバンクが利用するBand 8といった周波数帯(いわゆる「プラチナバンド」)を含めてBand 1や3にも対応し、日本での利用もできそうな製品となっていました。
一方で日本で利用するには技適マークが必要となりますが、中国メーカーであるUnihertzが海外向けにクラウドファウンディングで立ち上げた製品であることもあり、当然のように技適マークは取得予定がありませんでした。そのため、現時点では日本で利用する場合には電波法に触れるため、日本で使う場合には自己責任となります。
その他の仕様では1.1GHzクアッドコアCPUおよび2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、約800万画素リアカメラ、約200万画素フロントカメラ、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1、位置情報取得(GPS)、加速度センサー、電子コンパス、ジャイロセンサー、950mAhバッテリー、3.5mmイヤホンマイク端子、microUSB端子など。
サイズは約92.4×43×13mm、質量は約60.4g、本体カラーはPearl WhiteおよびSky Blue、Space Blackの3色展開。OSはAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)を採用。nanoSIMカード(4FF)が2つのデュアルSIM対応。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。
GSM: 850(Band5)/900(Band8)/1800(Band3)/1900(Band2) MHz
WCDMA: 850(Band5)/900(Band8)/1900(Band2)/2100(Band1) MHz
FDD-LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/
TD-LTE:Band 40
そんなJelly Proが実際に技適マークを取得し、さらに日本でも買いやすいAmazon.co.jpでも販売する予定となったということで楽しみですね!
@UnihertzJapan UnihertzはJelly Pro携帯電話のJATEとTELEC検定認証をしています。検定認証を完成した後、Jelly Pro携帯電話は日本のAmazonにオンライン販売の予定がありますので、お楽しみにしてくたさいません。もしもっと知りたい情報があったら、ご遠慮なく連絡してください:Anita@unihertz.com
— Unihertz (@Unihertz) 2017年11月23日
記事執筆:memn0ck
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