オッポの未発表スマホ「CPH1928」が技適通過!写真はR17 Pro

総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにOPPO Mobile Telecommunications(以下、OPPO)の「CPH1983」が認証技術支援センターにて電波法に基づく工事設計認証(いわゆる「技適」)を5月15日付で取得していることが明らかとなりました(認証番号:018-190130)。

CPH1983は海外でも未発表ですが、Bluetooth SIGにて5月7日付で認証を取得しており、約6.4インチFHD+ディスプレイやSnapdragon 710、デュアルカメラなどを搭載したミッドハイレンジクラスのスマートフォン(スマホ)であることが判明しています。

OPPOの日本法人のオッポジャパンでは日本で新しい「OPPO Reno」シリーズを投入予定であるほか、日本市場でニーズの高い防水やおサイフケータイ(FeliCa)に対応した製品を引き続いて投入していくことを予告しています。

そうした中で、すでにOPPO Renoシリーズの上位モデルで10倍ハイブリッドズームに対応した「OPPO Reno 10x Zoom(型番:CPH1919)」が技適を取得して日本で発売されると可能性が高まっており、合わせてより購入すやすいミッドハイレンジのCPH1928も発売されることになりそうです。

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工事設計認証

CPH1983はBluetooth SIGが公開している情報では6.4インチFHD+ディスプレイやQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 710(SDM710)」、約1600万画素イメージセンサー+約200万画素イメージセンサーのデュアルリアカメラ、約2400万画素イメージセンサーのシングルフロントカメラなどを搭載したミッドハイレンジスマホです。

SDM710は10nmプロセスで製造された64bit対応のオクタコアCPU「2.2GHz Kryo 360 Gold×4+1.7GHz Kryo 360 Silver×4」やAdreno 616 GPU、X15モデムなどを内蔵しており、日本でも販売されているOPPOのフラッグシップスマホ「OPPO R17 Pro」などに搭載されています。

OPPO R17 Proも同じ6.4インチFHD+ディスプレイなのでもしかするとOPPO R17 Proをベース(またはそれに近い仕様)にしたおサイフケータイや防水に対応させた製品になる可能性もあります。なお、無線LAN(Wi-Fi)は2.4および5GHz帯に対応し、BluetoothはVersion 5.0、OSはAndroid 9(開発コード名:Pie)をベースにした独自ユーザーインターフェース「ColorOS 6.0」となっています。

また携帯電話ネットワークにおける対応周波数帯は4GのFDD-LTE方式でBand 1および2、3、4、5、7、8、18、19、26、28、TD-LTE方式でBand 38および39、40、41、3GのW-CDMA方式でBand 1および2、4、5、6、8、19、2GのGSM方式で850および900、1800、1900MHzとのこと。

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Bluetooth SIGの認証画面


記事執筆:memn0ck


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