docomoスマホ「Xperia 10 II SO-41A」が登場!価格は47,520円に

NTTドコモは18日、オンラインにて「NTTドコモ 5G・新サービス・新商品発表会 2020 docomo collection」を開催し、コストパフォーマンスの高いミッドレンジスマートフォン(スマホ)「Xperia 10 II SO-41A」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表しています。

今年2月に発表された“ソニー”ブランドの「Xperia」シリーズの最新モデル「Xperia 10 II」のNTTドコモ版で、昨年発売された「Xperia 8」の後継機種として同じく映画のスクリーンの縦横比と同じシネマワイドディスプレイを搭載し、新たに各種性能が向上しています。

NTTドコモ版では日本市場向けにおサイフケータイ(FeliCa)に対応し、携帯電話ネットワークでは4Gにて下り最大450Gbpsおよび上り最大75Mbpsとなります。内蔵ストレージが64GBとなります。ワンセグ・フルセグには非対応。

発売時期は2020年5月下旬以降を予定し、販路はドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などで、後日発売前に事前予約が実施される予定。価格(税込)は直営店では本体価格が47,520円を見込んでいるとのこと。スマホおかえしプログラムは対象外。

SO-41A_009

Xperia 10 II SO-41AはauやY!mobileなどにて昨年発売されたXperia 8の後継機種で、同様に映画のスクリーンのアスペクト比である2.35:1とほぼ同じとなる21:9のシネマワイドディスプレイを搭載したコストパフォーマンスの高いミッドレンジモデルです。

ディスプレイはサイズや解像度はXperia 10やXperia 8と同様に約6.0インチFHD+(1080×2520ドット)ですが、新たにISP液晶から有機EL(OLED)に変更され、ソニーの有機ELテレビ「BRAVIA」で培った技術によって動画再生時の画質最適化を新たに搭載し、際立つ迫力の映像体験ができるとのこと。

またシネマワイドディスプレイによって画面を分割して2つのアプリを同時に使いやすい「ながら操作」が可能で、新機能「21:9マルチウィンドウスイッチ」でアプリの切り替えがさらにスムーズになっています。なお、画面にはノッチやパンチホールといった切り欠きはなく、ソニーモバイルではミッドレンジモデルに有機LEを採用したのは初となります。


camera_sm_img_01

camera_sm_img_02

さらに背面にはXperia 8のデュアルカメラから新たにXperia 10 IIではトリプルカメラとなり、構成はPDAFに対応した1/2.8型の約1200万画素裏面照射積層型CMOS「Exmor RS for mobile」/広角レンズ(画角77°・焦点距離26mm相当・F2.0)および1/4型の約800万画素CMOS/超広角レンズ(画角120°・焦点距離16mm相当・F2.2)、1/4型の約800万画素CMOS/望遠レンズ(画角45°・焦点距離52mm相当・F2.4)に。

料理や人物、夜景、逆光など13種類のシーンに加えて、歩き検出など4つのコンディションを判別して自動で最適な設定で撮影する「プレミアムおまかせオート」に加え、広いダイナミックレンジで暗いシーンも美しく撮影できる「ナイトモード」に対応。またフロントカメラは1/4型の約800万画素CMOS/広角レンズ(画角84°・焦点距離24mm相当・F2.0)で、ポートレートセルフィー機能を搭載。

またデュアルカメラからトリプルカメラに変わったことで、デザインも上部左右中央に横並びから上位モデルの「Xperia 1 II SO-51A」と同じ上部左側に縦並びとなっています。また持ちやすい大きさで、サイズは約157×69×8.2mm、質量は約151gとXperia 8から軽量化されています。本体カラーはグローバル向けと同じくMintおよびBlack、Blue、Whiteの4色展開。

SO-41A_010

外観は前面の画面だけでなく背面も高硬度ガラス「Corning Gorilla Glasss 6」を採用して高級感のある見た目に加えて衝撃に強くて割れにくくしているとのこと。また防水・防塵(IP65・IP68)をサポート。また本体右側面には指紋センサーを搭載しており、Xperia 1 IIやXperia 8と同じく電源キー部分に内蔵されています。

バッテリー容量は3600mAhに増量され、電池の持ちが良くなっており、いたわり充電やXperia Adaptive Chargingなどの独自の充電制御技術によってバッテリーへの負荷を軽減して2年使っても劣化しにくいようになっています。ワイヤレス充電には非対応。外部接続・充電端子はUSB Type-Cを採用し、3.5mmイヤホンマイク端子も搭載。

基本スペックは11nmプロセスで製造されたQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdargon 665(SM6125)」(オクタコアCPU「2.0GHz Kryo 260 Goldコア×4+1.8GHz Kryo 260 Silverコア×4」、Adreno 610 GPU)や4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、NFC Type A/Bなど。

その他、位置情報取得(A-GNSS)や近接センサー、環境光センサー、加速度センサーなどを搭載。ハイレゾ音源やDSEE HX、LDACなどに対応。OSはAndroid 10をプリインストール。携帯電話ネットワークは3波のキャリアアグリゲーション(CA)に対応した4G(LTE方式)や3G(W-CDMA方式)、2G(GSM方式)に対応し、SIMカードはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つののシングルSIMです。

SO-41A_004

SO-41A_005

SO-41A_006

SO-41A_007

SO-41A_008

SO-41A_002

SO-41A_001


【docomo Xperia 10 II SO-41Aの主な仕様】
機種名Xperia 10 II SO-41A
サイズ[高さ×幅×厚さ/㎜]約157×69×8.2mm
質量[g](電池含む)約151g
OSAndroid 10
SoCSnapdragon 665
CPUオクタコア(2.0GHz×4+1.8GHz×4)
内蔵メモリー(RAM)4GB
内蔵ストレージ64GB
外部ストレージ(最大対応容量)microSDXC(1TB)
ディスプレイ[サイズ、解像度(横×縦)、方式]約6.0インチFull HD+(1080x2520ドット)有機EL
HDR表示-
リアカメラ[有効画素数/F値]トリプルカメラ[約1200万/広角レンズ、F2.0+約800万/超広角レンズ、F2.2+約800万/望遠レンズ、F2.4]
フロントカメラ[有効画素数/F値]約800万/広角レンズ、F2.0
バッテリー容量3600mAh
(内蔵電池)
電池持ち時間未定
LTE通信速度
(受信時/送信時の最大速度)
500Mbps/75Mbps
VoLTE/VoLTE(HD+)○/○
テザリング同時接続数
[Wi-Fi/Bluetooth/USB]
未定
スグ電
WORLD WING
[対応ネットワーク:LTE/3G/GSM]
○/○/○
防水・防塵○/○
ワンセグ/フルセグ-/-
おサイフケータイ[FeliCa/NFC(FeliCa搭載)]-/○
生体認証○(指紋)
ハイレゾ
Bluetooth○(5.0)
接続端子USB Type-C
ワイヤレス充電(Qi)-
UIMnanoUIM
カラーMint、Black、Blue、White
メーカーソニーモバイルコミュニケーションズ




記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
Xperia 10 II 関連記事一覧 - S-MAX
報道発表資料 : ドコモ初の5G対応8機種を含む新商品13機種を開発・発売 | お知らせ | NTTドコモ
Xperia 10 II SO-41A | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
Xperia 10 II(エクスペリア テン マークツー)| ソニーモバイル公式サイト