SIMフリースマホ「Unihertz Atom L・Atom XL」の一般販売がスタート!

Unihertz(ユニハーツ)は18日(現地時間)、同社がクラウドファンディングを達成した最新スマートフォン(スマホ)「Atom L」および「Atom XL」を公式Webサイトにて一般販売開始したとお知らせしています。価格はAtom Lが279.99ドル(約30,000円)、Atom XLが329.99ドル(約35,000円)で、日本にも発送可能です。

なお、クラウドファンディングサイト「KickStarter」ではAtom Lが169ドル(約18,00円)から209ドル(約22,000円)、Atom XLが219ドル(約23,000円)からAtom XLが259ドル(約27,000円)でしたので予告通り若干高くなっています。

なお、両製品ともに日本で利用するための認証(いわゆる「技適」)は取得しており、SIMフリーモデルとして販売されます。また同社の製品は日本ではこれまで総合オンラインストア「Amazon.co.jp」などで販売されていますが、現時点では公式Webサイト以外での販売開始時期は未定とのこと。


Atom LおよびAtom XLは日本でも販売されている超小型のタフネススマホ「Atom」の大型モデルで、防水・防塵・耐衝撃や大容量バッテリーなどのタフネス仕様は継承しつつ、Atomが約2.45インチFWQVGA(240×432ドット)液晶だったのに対し、約4.0インチ640×1136ドット液晶に大画面化しています。

一方で4インチサイズなので「まだ小型かな?」と思いきや、サイズは約134.5×65×17.5mm、質量は約224.5gとかなり分厚く、重いので手の収まりは悪くはないのかもしれませんが、かなりずっしりとしそうです。本体カラーはBlackの1色のみ。またAtom XLは「DMRトランシーバー(DMR Walkie Talkie)」に対応。

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防水・防塵はIP68、耐衝撃はMIL-STD-810Gに準拠し、基本スペックはチップセット(SoC)がMediaTek製「Helio P60(MT6771)」(2.0GHzオクタコアCPU)、内蔵メモリー(RAM)が6GB、内蔵ストレージ(UFS 2.1)が128GB、外部ストレージがmicroSDXCカードスロット、バッテリー容量が4300mAhとなっています。

その他、約4800万画素CMOSリアカメラおよび約800万画素CMOSフロントカメラ、IEEE802.11a/g/b/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、位置情報取得(A-GPSなど)、NFC Type A/B、赤外線リモコン、FMラジオ、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、指紋センサー、Android 10など。

携帯電話ネットワークは4G(LTE方式)および3G(W-CDMA方式)、2G(GSM方式)に対応し、SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズが2つのデュアルSIMでデュアルVoLTE(DSDV)に対応。利用できる周波数帯は以下の通り。その他の詳細な製品情報は『Unihertz、SIMフリータフネススマホ「Atom L」と「Atom XL」を発表!日本時間2月25日22時にクラウドファンディング開始。技適も取得予定 - S-MAX』をご覧ください。

GSM: Band 2, 3, 5, 8
W-CDMA: Band 1, 2, 4, 5, 8, 19
TDSCDMA: Band 34, 39
CDMA2000: BC0, BC1
FDD/TDD LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28A, B28B, 34, 38, 39 /40, 41, 66


記事執筆:memn0ck


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