SoftBankからフォルダブルスマホ「motorola razr 5G」が登場!SIMフリー版も販売予定 |
ソフトバンクは4日、携帯電話サービス「SoftBank」向け5Gに対応したコンパクトに持ち運びが可能な縦折りフォルダブルスマートフォン(スマホ)「razr 5G(レーザー・ファイブジー)」(Motorola Mobility製)を発表しています。
発売時期は2021年3月下旬以降を予定し、発売に先立って2021年3月5日(金)から事前予約受付を開始し、販路はソフトバンクショップおよび量販店などのSoftBank取扱店や公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」などとなっています。なお、ソフトバンクでは国内の移動体通信事業者(MNO)としてrazr 5Gを独占販売となり、SoftBank版は購入時はSIMロックがかかっており、SIMロック解除に対応しているとのこと。また別途、SIMフリーモデルがモトローラ公式オンラインストアで販売されます。
価格(金額はすべて税込)はソフトバンクオンラインショップなどのソフトバンク直営店では本体価格が198,000円(分割4,125円/月×48回など)となっており、48回払いで購入して24ヶ月目以降に返却などの条件を満たすと25回目以降の残債が免除される「トクするサポート+」の対象となっており、特典を利用すると実質負担額4,125円/月×24回(総額99,000円)となっています。
また発売日から6月30日(水)までにソフトバンクにてrazr 5Gを購入し、キャンペーンWebページから応募された先着1000人に「BEAMS」がデザインした限定Tシャツをプレゼントするキャンペーンをモトローラ・モビリティ・ジャパンが実施します。
razr 5GはMotorola Mobility初のフォルダブルスマホ「motorola razr」と同様に折りたたみ型ケータイ(フィーチャーフォン、いわゆる「ガラケー」)のように縦に折りたたむ形状で、内側にアスペクト比9:21の2つに折り畳めるメインディスプレイ、外側にサブディスプレイを搭載したミッドハイレンジクラスのAndroidスマホで、他社ではサムスン電子製「Galaxy Z Flip」と同じタイプとなります。
メインディスプレイは約6.2インチ876×2142ドット有機EL/P-OLED(約373ppi)、サブディスプレイは「クイックビューディスプレイ」と名付けられ、タッチ操作に対応した約2.7インチSVGA(800×600ドット)有機EL/OLEDで折りたたんだ状態でもメッセージの閲覧や送信、ビデオ通話などが利用できるほか、ジェスチャーナビゲーションによってカメラや各種アプリを起動できます。
折りたたむメインディスプレイは折りたたみ試験を行っており、20万回の折り畳みに耐えられ、1日100回折り畳んでも5年以上使えるとのこと。また本体は他の同社製品と同様に撥水仕様となっています。本体カラーはポリッシュグラファイトの1色展開で、サイズは開いた状態で約169.2×72.6×7.9mm、閉じた状態で91.7×72.6×16mm、質量は約192g。
主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 765G 5G Mobile Platform」および8GB内蔵メモリー(RAM)、256GB内蔵ストレージ、2800mAhバッテリー、急速充電(最大15W)、USB Type-C端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)、Bluetooth 5.0、NFC Type A/Bなど。外部ストレージスロットや3.5mmイヤホンマイク端子、おサイフケータイ(FeliCa)は非搭載。
カメラは外側の背面(下部)にメインカメラとなる像面位相差オートフォーカス(PDAF)やレーザーオートフォーカス(LAF)、光学手ブレ補正(OIS)に対応した1/2.0型の約4800万画素CMOS(1画素0.8μm)/広角レンズ(F1.7、35mm換算で26mm)および奥行き測定用のToFカメラのデュアルカメラ、外側の正面(上部)に約2000万画素CMOS/広角レンズのサブカメラを搭載し、約4800万画素CMOSは4画素を1つにまとめて暗い場所でも明るく撮影できるようになっています。
携帯電話ネットワークはnanoSIMカード(4FF)が1つを搭載し、eSIMには非対応で、対応周波数帯は5G NR方式がSub-6のn77およびn78、n78、n79、n79、4G LTE方式がBand 1および2、3、4、5、7、8、12、17、18、19、26、28、38、39、40、41、42、3G W-CDMA方式がBand IおよびII、IV、V、VI、VIII、XIX、2G GSM方式が850および900、1800、1900MHzとなっており、SoftBankの既存の4G用周波数帯における5Gにも対応予定となっています。
通信方式 | こちらをご覧ください。 | |
最大通信速度 (下り/上り) | 5G網 | 測定中 |
4G網 | 測定中 | |
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ | 約72.6×169.2×7.9mm、 約72.6×91.7×16mm(折りたたみ時)/約192g | |
連続通話時間/ 連続待受時間※2 | FDD-LTE網 | 約1571分/約209時間 |
AXGP網 | -/約209時間 | |
フルセグ/ワンセグ | -/- | |
ディスプレイ | メイン | 約6.2インチ HD+(2142×876ドット) 有機EL |
サブ | 約2.7インチ SD(800×600ドット) 有機EL | |
カメラ | メイン | 有効画素数約4800万画素 |
サブ | 有効画素数約2000万画素 | |
防水/防塵 | -/- | |
Bluetooth | Ver.5.1 | |
おサイフケータイ | 非対応 | |
内蔵メモリー(RAM) | 8GB | |
内蔵ストレージ | 256GB | |
外部ストレージ | 非対応 | |
CPU(クロック数/チップ) | オクタコア(2.4GHz+2.2GHz+1.8GHz)/Snapdragon 765G | |
電池容量 | 2800mAh | |
Wi-Fi(対応規格、周波数) | IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz) | |
OS | Android 11 | |
カラー | ポリッシュグラファイト |
記事執筆:memn0ck
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・motorola razr 5G 関連記事一覧 - S-MAX
・“ソフトバンク”、コンパクトに持ち運びが可能なフォーダブルスマートフォン「razr 5G」を発売 | プレスリリース | ニュース | 企業・IR | ソフトバンク
・razr 5G | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク