y.u mobileがシングルプランとシェアプランの新料金をスタート!

今年1月に「格安SIM」と呼ばれる仮想移動体通信事業者(MVNO)の中ではいち早くY.U-mobile社が新料金プランを発表し、同社が提供している携帯電話サービス「y.u mobile」( https://www.yumobile.jp/ )では3月1日より新料金プランを提供しています。

y.u mobileの新料金プランは既存の「シングルプラン」と「シェアプラン」をバージョンアップし、それぞれ月間高速データ通信容量が5GBと20GBとなっており、音声通話SIMではシングルプランが月額1,639円(金額はすべて税込)、シェアプランが最大4人で通信容量を共有できて月額4,378〜6,578円となっています。

今回、実際にy.u mobileを試してみたので、サービスの特徴やどれくらい速度が出るのかなどを中心に紹介したいと思います。なお、2021年5月31日(月)12:00まで音声通話SIMの申し込みで「10,000円キャッシュバックキャンペーン」を実施しており、シングルプランなら6か月分の月額基本料が実質無料で使えます。

【y.u mobileとは?安心の大手企業が運営】

Y.U-mobile社はヤマダ電機とU-NEXT社によって設立され、その後、USENとU-NEXT社の経営統合により、現在はヤマダホールディングスとUSEN-NEXT HOLDINGSが親会社となっています。耳慣れないかもしれませんが、大手企業傘下なので安心して使えると思います。Y.U-mobile社が自社ブランドの携帯電話サービスとして展開しているのがy.u mobileとなります。

○シングルプランとシェアプランの新料金がスタート

現在、y.u mobileが提供している料金プランがシングルプランとシェアプランです。y.u mobileでは「シンプル、かつ高品質を目指す格安SIM」をコンセプトとしており、2つから選ぶわかりやすい料金プランで、どちらもNTTドコモの回線を使っているため、エリアも広く安定した通話や通信が可能です。

シングルプランはずばりそれほど通信をしない人がひとりで使う場合に適しており、月5GBまでの高速データ通信と音声通話・SMSが利用でき、月額1,639円で使えます。一方、シェアプランはもう少し通信したいという人や家族で通信容量を共有したい人に適しており、月20GBまでの高速データ通信と音声通話・SMSが使えます。

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シェアプランの料金は1〜2人なら月額4,378円(2人なら1人当たり月額2,189円)、3人なら月額5,478円(1人当たり月額1,826円)、4人なら月額6,578円(1人当たり月額1644.5円)となっています。なお、どちらの料金プランも音声通話SIMだけでなく、データ通信(SMSなし)やデータ通信(SMSあり)も提供されています。

また別途、通話やSMSの送信は料金がかかり、通話は通常国内宛は22円/30秒ですが、専用アプリ「y.uでんわ」を使うことで11円/30秒となるほか、1回10分までの国内通話が何回でも無料になるオプション「10分かけ放題」(月額858円)や時間制限なく国内通話が何回でも無料になるオプション「無制限かけ放題」(月額2,970円)も用意されています。

料金プラン月間高速
データ
通信容量
SIMカード枚数
(利用人数)
月額料金
音声通話SIMデータ通信
(SMSあり)
データ通信
(SMSなし)
シングルプラン5GB1枚1,639円1,122円990円
シェアプラン20GB1枚4,378円3,740円3,608円
2枚4,378円4,202円3,938円
3枚5,478円4,664円4,268円
4枚6,578円5,126円4,598円
※ シェアプランはプラン基本料3,278円に音声通話SIMなら1,100円/枚、データSIM(SMSあり)なら462円/枚、データSIM(SMSなし)なら330円/枚を追加したものが上記の月額料金となります。また音声通話SIM2枚目の料金(1,100円)は請求時に値引きされるため、実質的に1枚と同額となります。
※ どちらのプランも契約時には事務手数料3,300円とSIM発行手数料440円の初期費用がかかります。

○永久不滅ギガや端末保証、U-NEXT利用料込みなどの独自サービスが魅力

またy.u mobileでは料金だけでなく他社にない独自サービスも魅力となっており、例えば、毎月の月間高速データ通信容量が使い切れなかった場合に翌月以降に期限なく繰り越すことができる「永久不滅ギガ」やスマートフォン(スマホ)などの故障を年間最大30,000円まで補償してくれる「修理費用保険」(月額無料)が利用できます。

他の格安SIMでも余った月間高速データ通信容量を繰り越せるサービスはありますが、大抵は翌月末までとなっており、y.u mobileの永久不滅ギガのように期限なく繰り越せるのは唯一だとのこと。また月間高速データ通信容量を使い切ってしまった場合は最大128Kbpsに速度制限されますが、別途、格安の追加データチャージを行えば、速度制限は解除されます。

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追加データチャージも1GBごとに330円のほか、10GBをまとめて追加する「10GBまとめてチャージ」も1,650円と、1GBごとに追加するのと比べて単価は半額となっており、これらの追加データチャージも永久不滅ギガの対象で期限なく繰り越せるので毎月少しずつ足りないという場合でも10GBまとめてチャージでお得に追加して少しずつ消費していくという使い方も可能です。

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また音声通話SIMを契約する場合、修理費用保険も月額無料で付いてくるため、故障や破損時の修理費用だけでなく、水没などで修理できない場合の損害も含めて年間最大30,000円(非課税)まで補償され、事前に使う製品を登録する必要もなく、対象機種も発売から5年以内または購入から1年以内であれば中古端末でもOKとかなり安心して使える内容となっています。

その他にもシェアプランなら無料で動画・電子書籍配信サービス「U-NEXT」(通常2,189円/月)の21万本以上の動画や80誌以上の雑誌が見放題になり、特にファミリーアカウントを使えば家族4人までU-NEXTの月額プランが楽しめてさらにお得になります。

またどちらの料金プランでもU-NEXTで配信されている最新の映画などのレンタルや書籍・マンガなどを購入した場合に最大40%がポイント還元され、このポイントはy.u mobileの追加データチャージにも使えるようになっています。

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【実際に使ってみた!通信速度は快適】

さて、そんなy.u mobileですが、格安SIMなので気になるのが通信速度がきちんと出るのかという点でしょう。y.u mobileでは公式Webサイトにて「通信速度の計測データ|格安スマホ・SIM【y.u mobile】」を公開しており、直近1週間分のデータが簡単に確認できるほか、過去30日間の測定データをまとめてCSV形式のファイルでダウンロードも可能となっています。最近の掲載結果をまとめると以下のようになります。

日付平均速度
7〜9時12〜13時19〜21時
3月16日(月)77.2Mbps71.6Mbps75.0Mbps
3月17日(火)80.6Mbps53.6Mbps82.3Mbps
3月18日(水)84.3Mbps50.0Mbps67.0Mbps
3月19日(木)72.1Mbps50.0Mbps79.0Mbps
3月20日(金)83.8Mbps62.0Mbps67.6Mbps
3月21日(土)82.7Mbps100.0Mbps101.0Mbps
3月22日(日)107.0Mbps100.0Mbps99.0Mbps

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y.u mobile公式Webサイトに掲載されている速度測定結果例

y.u mobileは格安SIMとしてはかなり安定して速度が出ており、その理由としてグループ会社で提供している法人向けサービスにもy.u mobileのSIMカードを提供しており、その利益を帯域の確保に活用しているほか、法人向けサービスではなるべく夜間にデータ通信を行うようにしたり、回線の使い方を独自で工夫していることが挙げられています。

y.u mobileが安定した速度を維持できる仕組みとは?|y.u mobile

それでも平日の昼間(12〜13時)の最も混雑するピークタイムでは速度が落ちていますが、動画を見たりといったことを含めてこれだけの速度が出ていれば十分でしょう。

また実際に手持ちのiPhoneにy.u mobileのSIMカードを装着して使ってみてもさすがにy.u mobileが測定した結果ほどの速度は出ませんでしたが、自宅(屋内)でも平日昼間(12〜13時)に下り20Mbps程度出ていました。他の格安SIMでは同条件で数Mbps、下手をすると1Mbps以下となる下り速度ですので、遅くてイライラするといったことはなさそうです。

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スピードテスト結果。平日の12〜13時に3回測定したうちの下りの中央値(19.8Mbps)ですが、他の2回も安定して下り20Mbps前後出ていました


【他社の新料金プランとy.u mobileを比べてみた】

これらのy.u mobileのシングルプランやシェアプランがどのくらいお得なのか他の格安SIMや移動体通信事業者(MNO)の新料金プランと比べてみました。比較したのは「ahamo」(NTTドコモ)とUQ mobile(KDDIおよび沖縄セルラー電話)の「くりこしプラン」、mineo(オプテージ)の「マイピタ」です(カッコ内は提供会社)。

各社ともに新料金プランを発表しているものの、これらを選んだのはシングルプランの月5GBとシェアプランの月20GBを基準にし、総務省によるとMNOの既存の料金プランで実際に利用しているデータ通信量が月5GB以下という人が全体の66%ということで、シェアプランも最大4人まで使えるのでデータ通信容量を共有して使うことも想定してみます。

料金プランシングルプランシェアプランahamoくりこしプランマイピタ
提供会社Y.U-mobileNTTドコモKDDI・沖縄セルラー電話オプテージ
月額料金1,639円4,378〜6,578円2,970円1,628円1,518円
月間高速データ通信容量5GB20GB20GB3GB5GB
データ容量繰り越し
(期限なし)
×
(翌月まで)

(翌月まで)
追加チャージ330円/1GB
1,650円/10GB
550円/1GB165円/100MB220円/100MB
550円/500MB
超過時(速度制限時)速度最大128Kbps最大1Mbps最大300Kbps最大200Kbps
利用人数1人最大4人1人1人1人
国内通話通常22円/30秒
アプリ利用:11円/30秒
1回5分まで無料22円/30秒22円/30秒
アプリ利用:11円/30秒
10分かけ放題+858円/月+770円/月+935円/月
かけ放題+2,970円/月+1,100円/月+1,870円/月×
端末保証月額料金無料825円418円550円
キャンペーン10,000円キャッシュバック先行エントリーで3,000〜6,000ポイントプレゼントSIMのみの新規契約で3,000円、MNPで10,000円キャッシュバック3ヶ月間1,188円(総額3,564円)割引

単純に比べると、シングルプランとくりこしプラン、マイピタは同料金帯ではあり、やはり追加データチャージの料金や永久不滅ギガ、端末保証あたりでシングルプランが有利そうです。端末保証は月額料金がかからないだけでなく、すでに紹介したようにiPhoneでも中古製品でも良く、他のサービスではiPhoneや自社購入製品以外が対象外のところもあり、さらにオプションの月額を払っているにも関わらず、故障時にさらに費用が発生したりします。

一方、ひとりで使うならahamoはシェアプランよりも安いですが、シェアプランにはU-NEXTの月額プランが付いてくるため、それを考えるとahamo+U-NEXT(月額プラン)よりもシェアプランは安いですし、何よりも2人以上で使うならシェアプランは割安で、4人で使う場合には1人当たりの月額料金が断然安く、むしろシングルプランやくりこしプランとほぼ同じとなります。

そうなると、永久不滅ギガや端末保証などに加え、U-NEXTの月額プランが付いてくるのでさらにお得感があります。またahamoやUQ mobileはMNOなので通信速度も安定していると思われますが、上述通りにy.u mobileも遜色なく通信速度が安定して出ているため、格安SIMながらもそういった心配もなく使えるのは嬉しいところです。

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また学割はありませんが、25歳以下を対象に毎月高速データ通信容量を25GB無料でプレゼントする「無償の25GBデータチャージ」キャンペーンも2020年6月1日より実施しており、当初は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響による緊急事態宣言に対して休校中の学生のオンライン学習を支援する目的でスタートしましたが、その後も他社で言うところの学割として継続しており、シングルプランでも月合計30GBが月額1,639円で使えるので断然お得です。

さらに冒頭でも紹介したように音声通話SIMなら10,000円キャッシュバック(利⽤開始⽉から起算して4か⽉⽬に付与)でシングルプランなら月額基本料が6か月分実質無料となるため、初めての格安SIMという人も安心して申し込めますし、各社の新料金プランが度揃ったこの時期にy.u mobileも是非検討してみはいかがでしょうか。

記事執筆:S-MAX編集部
提供:Y.U-mobile


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