TONEモバイル向け新スマホ「TONE e21」が登場!

フリービット傘下のドリーム・トレイン・インターネット(以下、DTI)は31日、都内にて「新製品及び新サービス発表会」を開催し、同社がNTTドコモから回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「トーンモバイル」において新たなスマートフォン(スマホ)「TONE e21」(フリービット製)を発表しています。

発売日は2021年4月14日(水)で、発売に先立って4月1日(木)0時にトーンモバイルの公式Webサイトにて予約受付を開始しており、店頭でも順次予約受付を実施し、価格(金額はすべて税込)は21,780円とのこと。なお、同社ではTONE e21を自社設計による完全独自開発とし、開発はCPSpeedが協力し、製造はFise Technology Holidingが行っているということです。

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トーンモバイルでは携帯電話回線からスマホ、サービスまでを完全垂直統合でパッケージ化して提供しており、サービス開始から7年が経ち、新たなハードウェアのアップデートとして新製品のTONE e21を開発し、前機種「TONE e20」からAI機能及び基礎性能が大幅に向上したということです。

開発コード名は「PRISM(プリズム)」とし、光の加減によって「虹色」が浮かび上がるようなデザインをイメージしており、細部の細部までこだわったなめらかな筐体で、完全独自開発による中間マージンなしの高いコストパフォーマンスを実現しています。

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また「優しい」および「易しい」の2つの意味を持つ「やさしいAI」を実現する技術を駆使し、本格的な5G時代を前に4G環境において仮想化技術などを用いて「”pre” 5G lifestyle」を提案することで、価格競争ばかりに陥る傾向にある昨今のスマホサービスにおいて新たな価値を創出するとのこと。

ディスプレイは左上にパンチホールを配置したアスペクト比9:19.5の縦長な約6.53インチFHD+(1080×2340ドット)液晶を搭載し、パンチホール部分には約800万画素CMOS/広角レンズのフロントカメラを内蔵して顔認証に対応するほか、生体認証として本体背面に指紋センサーも搭載しています。

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サイズは約162.4×77×8.85mm、質量は約185g、本体カラーはホワイトの1色のみ。バッテリー容量は4000mAh(取外不可)で、電池持ちは連続待受時間として約23日となっており、急速充電「USB PD 3.0」に対応することで約90分で満充電が可能なので電池切れの心配もないとしています。なお、3Gを利用した場合の連続待受時間(静止時[自動])は約570時間とのこと。

主な仕様はMediaTek製チップセット(SoC)「Helio P35(型番:MT6765V)」(2.3GHz×4+1.8GHz×4のオクタコアCPU)および6GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大256GB)、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、置くだけサポート、位置情報取得(A-GPS)、ライフログ、ダブル電話番号など。

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リアカメラは以下のクアッド構成で、メインの広角カメラは4画素を1つにまとめて明るく撮影できるほか、マルチフレーム処理などの多彩な撮影アシスト機能によってどんなシーンでも綺麗に撮影が可能となっており、画角120°のウルトラワイド撮影やマクロ撮影、深度測位を行うデプスカメラも搭載しているため、背景をぼかしたポートレート撮影などに対応しています。

・約4800万画素CMOS/広角レンズ
・約800万画素CMOS/超広角レンズ
・約200万画素CMOS/マクロレンズ
・約200万画素CMOS/デプスカメラ

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通信面ではIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 5.2、携帯電話ネットワークはnanoSIMカード(4FF)スロットを1つ搭載し、日本国内で利用できる周波数帯は4G(LTE方式)のBand 1および3、8、19、3G(W-CDMA方式)のBand IおよびVI、VIII、XIXとなっています。

OSはAndroid 10をプリインストールし、独自機能としてAIが利用者を認識して契約時の情報などから最適な設定を自動で提案する「TONE Zen」、位置情報や歩きスマホ、バッテリー残量低下などの利用者の見守り状況をAIが判断して保護者に通知する「Oneメッセンジャー」、接触通知アプリ「COCOA」を利用しているスマホが一定距離に集まると“密”と認識してお知らせするなどの「TONEダッシュボード」、AndroidだけでなくiPhoneともファイル共有が可能な「One Drop」などに対応。

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記事執筆:memn0ck


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