Google I/Oが復活!Google I/O 2021はオンラインで5月18〜20日に開催

Googleは7日(現地時間)、開発者向けイベント「Google I/O」( https://events.google.com/io/ )を今年はオンラインで「Google I/O 2021」が2021年5月18日(火)から5月20日(木)までの3日間に渡って開催するとお知らせしています。昨年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によって開催が中止されましたが、復活しました。

なお、オンラインであるため、誰でも無料で参加可能で、事前登録受付を開始しており、ワークショップやAsk Me Anythingセッション(AMA)、パーソナライズされたコンテンツ、セッション中のライブQ&A、I/Oアドベンチャーでのチャットなどが実施されます。

すべてのスケジュールは4月下旬までに案内される予定で、同社ではGoogle I/O 2021が開催されるまでは「Google I/O 2021 puzzle」に挑戦しているよう案内しています。恐らくAndroidの次期メジャーバージョン「Android 12」の詳細な説明や各Googleサービスの近況や新機能が発表されるものと見られます。


Google I/Oは毎年5月頃に開催されているGoogleの開発者向けイベントで、AndroidやChromeなどのGoogleが開発する製品などの最新情報が発表される場となっていますが、Androidについてはここ数年は次期バージョンがGoogle I/Oの前に開発者向けプレビュー版をリリースし、詳細をGoogle I/Oで説明するという流れになっています。

また昨年はCOVID-19の拡大のために開催が中止され、2019年まではアメリカ・カルフォルニア州マウンテンビューのGoogle本社近くにある「Shoreline Amphitheatre」で開催されており、現地に参加するには高額なチケットを購入する必要がありましたが、今年はCOVID-19に配慮してオンライン開催となって参加も無料となりました。

今年もすでにAndroidの次期メジャーバージョンであるAndroid 12の開発者向けプレビュー版が2月よりリリースされており、今後は4月に「Developer Preview 3」、5月に初のベータ版「Beta 1」が提供され、6〜7月に「Beta 2」および「Beta 3」、8月にPlatform Stability版となる「Beta 4」が提供され、その後、数週間でRC(Release candidate)版を経て正式版がリリースされる予定となっています。

そのため、恐らくGoogle I/O 2021でAndroid 12の詳細な説明が行われつつ、5月に提供予定のBeta 1が合わせてリリースされるのではないかと予想されます。その他、一昨年はGoogleのハードウェア製品「Made by Google」からミッドレンジスマートフォン(スマホ)「Pixel 3a」シリーズが発表されていますし、次機種「Pixel 5a」(仮称)などの発表も期待されます。

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Google I/O 2019にて発表されたPixel 3a


記事執筆:memn0ck


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