docomoスマホ「AQUOS R3 SH-04L」がAndroid 11に!

NTTドコモは12日、同社が「2019年夏モデル」として2019年6月に発売したフラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R3 SH-04L」(シャープ製)に対して最新プラットフォーム「Android 11」を含むソフトウェア更新を2021年4月12日(月)より提供開始したとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話回線(FOMA・Xi)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新にかかる時間は約35分。更新ファイルサイズは明らかにされていませんが、サイズが大きいと思われるため、Wi-Fiでのダウンロードが推奨されます。

更新後のビルド番号は「03.00.00」。主な更新内容は以下の通りですが、AIライブストーリーProやスクロールオートなどの機能にも対応するとのことですので、より詳細な内容はシャープの公式Webページ『docomo Android 11対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』も合わせてご覧ください。

○主なアップデート内容
1)チャットやSNSアプリなどに関する通知の強化
2)プライバシー強化
3)スクリーンレコードに対応
4)スグアプが追加

○改善される事象
5)より快適にご利用いただけるよう品質を改善いたします。
6)セキュリティパッチの更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2021年3月になります。)

※上記以外にも、より快適にご利用いただくためのアップデートや一部仕様および表示変更などが含まれています。


AQUOS R3 SH-04L 01

AQUOS R3 SH-04Lはシャープのフラッグシップスマホ「AQUOS R3」のNTTドコモ版で、画面の上部と下部の中央に切り欠き(ノッチ)のあるデュアルノッチを採用し、ノッチの下部には指紋センサーを兼ねたホームキーを搭載しているほか、背面に静止画用と動画用の2つのカメラを搭載した“ツインカメラ”となっています。

またSnapdragon 855や6GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージで、おサイフケータイ(FeliCa)や防水、防塵、ワンセグ、フルセグなどに対応。サイズは約156×74×8.9mm、質量は約185g。本体カラーはベースカラーのプレミアムブラックおよびプラチナホワイトに加え、NTTドコモではオリジナルカラーのラクジュアリーレッドがラインナップされています。その他、詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

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AQUOS R3 SH-04L 02

発売時はAndroid 9.0(開発コード名:Pie)をプリインストールし、その後、2020年3月よりAndroid 10へのOSバージョンアップが提供されていますが、今回、最新のAndroid 11が提供開始されることになりました。ビルド番号は「設定」→「端末情報」→「ビルド番号」で確認可能。

更新方法は本体のみで手動で行うにはアプリ一覧から「設定」→「システム」→「詳細設定」→「ソフトウェア アップデート」を選択して画面の案内に従って操作を行います。詳しい操作手順は『「AQUOS R3 SH-04L 」端末本体によるソフトウェアアップデート手順書(PDF形式:219KB)』をご参照ください。その他、ソフトウェア更新に際する注意点は以下の通り。

・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・バージョンアップすると、以前のソフトウェアバージョンへ戻すことはできません。
・バージョンアップの際は、必要に応じて、事前にデータをバックアップしてください。
・携帯電話(本体)をフル充電してから実施してください。電池残量が不足している場合はバージョンアップできません。
・端末本体(Xi/FOMA)でのバージョンアップにはドコモ契約のあるドコモnanoUIMカード及びspモードの契約が必要です。
・国際ローミング中の端末本体(Xi/FOMA)でのバージョンアップ、もしくは、圏外中の端末本体(Wi-Fi、Xi/FOMA)でのバージョンアップは実行できません。
・バージョンアップ中は、電話の発着信を含め全ての機能をご利用いただけません。
・バージョンアップ中は、絶対に電源をOFFにしないでください。
・バージョンアップに失敗し、一切の操作ができなくなった場合は、お手数ですがドコモショップなどの故障受付窓口までご相談ください。
・バージョンアップ後にGoogle Playストアなどからアプリケーションをアップデートしてください。
・Android 10向けのアプリケーションはAndroid 11では正常に動作しない場合があります。
・Android 11に非対応のアプリによって携帯電話の動作が不安定になる場合や、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
・各アプリケーションのAndroid 11対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。
・バージョンアップ後、過去に受信したエリアメールの履歴を確認することができなくなります。詳細はHPをご確認ください。
 https://www.nttdocomo.co.jp/service/areamail/index.html#ancNews
・バージョンアップ後、エリアメールの「やさしい日本語表示」および「翻訳・アプリ連携設定」の機能がなくなります。
 https://www.nttdocomo.co.jp/service/areamail/areamail_app/?d=2&p=1
・バージョンアップ後、災害用キットアプリでの災害用音声お届けサービスのメッセージ受信時に、災害用キットのアプリ通知と受信画面が表示されなくなります。
・バージョンアップ後、災害用キットアプリでの災害用伝言板の安否確認、災害用音声お届けサービスのメッセージ送信時に、発信履歴/着信履歴から電話番号を選択できなくなります。
・バージョンアップ後、災害用音声お届けサービスの「到達履歴」を確認できなくなります。
・バージョンアップ後、スグ電の発信機能をONにしていたお客様が発信モーションを行うと、右耳・左耳登録されている相手にしか発信できなくなります。
・バージョンアップ後、スグ電の発信ランキングが利用不可となります。
・バージョンアップ後、クイック設定に配置していた同期ボタン/NFCボタンがなくなり、クイック設定からは同期/NFCのON/OFFの切り替えができなくなります。
・バージョンアップ後、ロック画面(AQUOSホーム)で任意の場所をタッチした際にバイブが鳴動しなくなります。
・バージョンアップ後、「高度なマナーモード」の名称が「サイレント モード」へ変更されます。
・バージョンアップ後、「あとからキャプチャー」機能で作成した静止画/動画の保存先フォルダが変更されます。
・バージョンアップ後、S-Shoinのダウンロード辞書機能が削除され利用できなくなります。ダウンロード辞書のうち、「方言辞書」「尊敬・謙譲・丁寧語辞書」をオプション辞書として使える様になります。
・バージョンアップ後、「伝言メモ待ち受け中」のアイコンがステータスバーに表示されなくなります。
・バージョンアップ後、ドルビーサウンド設定のうち「ダイナミック」、「映画」設定において「グラフィックイコライザー」が削除され利用できなくなります。


記事執筆:memn0ck


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