JR吉都線えびの駅にdocomo・au・SoftBankなどの共同キャリアショップが8月10日より臨時オープン!

宮崎県えびの市(以下、えびの市)とNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯電話事業者3社(以下、協力キャリア)は6日、えびの市内における携帯電話サービスのサポートなどを確保するために、4者の共同歩調を基礎とした連携による携帯電話臨時ショップ(以下、臨時ショップ)を開設すると発表しています。

サービス内容は携帯電話の機種・契約変更や新規契約、乗り換え、機器操作に伴う相談などで、開設時間は開設日の原則10〜16時(協力キャリアの方針による)。期間は2021年8月10日(火)以降に協力キャリアごとに原則として月当たり平日2日間(連続)を予定し、毎月10日から翌月9日の期間において協力キャリアが単独で開設し、複数の協力キャリアが同日に開設することはないとのこと。

例えば、8月10日から9月9日(実際の開設日は変更になる場合があります)の期間の場合に8月17・18日がソフトバンク(SoftBankおよびY!moible)の日、8月19・20日がauの日、8月23・24日がNTTドコモの日といった具合。場所は2013年に九州旅客鉄道(JR九州)から建物部分の有償譲渡をえびの市が受けた施設である「JR吉都線えびの駅」。

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各社では少子高齢化および過疎化による人口減少に伴ってこれまで民間事業者が支えてきた社会的資本が縮小しており、それはさまざまな分野で顕著で、特に日常生活において年齢などを問わず必要不可欠な社会的資本とも言える携帯電話などのサービスの窓口となる販売代理店など(以下、ショップ)が宮崎県・鹿児島県・熊本県の3県の境界に位置してこともあってえびの市にはありません。

そのため、近隣市町(小林市・人吉市など)のショップに赴くのは自家用車で往復1時間以上の移動時間が必要であり、特に高齢者や障がい者などにとって携帯電話などの機種変更・契約内容変更や新規契約、乗り換えのほか、特にスマートフォン(スマホ)などの操作相談などが困難な状況にあり、国が推進している「DX(デジタルトランスフォーメーション)」がさらに進展していくと予測される中で現状のままでは過疎地の高齢者や障がい者などがますます取り残されていくことが懸念されています。

そこで今回、えびの市と協力キャリアが連携し、官民一体となって「SDGs(持続可能な開発目標)」の「誰一人取り残さない」の基本理念に基づき本事業を展開することによって過疎化対策や高齢者支援などさまざまな課題の解決を図り、地域情報化の推進に向けて取り組んでいくとのこと。なお、今回の臨時ショップは地方自治体と協力キャリアが共同歩調を基礎とした連携により開設されることから同様の課題を持つ全国の過疎地域において課題解決のモデルケースとなることをめざすとしています。









記事執筆:memn0ck


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