フィリップスからポップでスタイリッシュな電動歯ブラシが新登場!

40代のおっさんなのにかわいいものについつい反応してしまう筆者が見つけたかわいいデジタルグッズを紹介していく「#おっさんが見つけたかわいいガジェット」の第7回は、フィリップス・ジャパンの乾電池式電動歯ブラシ「Philips One」(フィリップス ワン、型番:HY1100)を紹介する。

既報通り、フィリップス・ジャパンは2日に「フィリップス オーラルケア 新製品発表会」を開催し、Philips Oneを11月19日(金)に発売すると発表した。

フィリップス・ジャパンは「ソニッケアー」シリーズの電動歯ブラシや口腔洗浄機などを展開しているが、Philips Oneは新たなブランドとして展開する。初心者や若年層をメインターゲットとして電動歯ブラシの普及拡大を目指す製品とのこと。

販路は大手Webストア「Amazon.co.jp」や「楽天市場」などのECサイト、全国の家電量販店などで、価格(金額はすべて税込)はオープンながら、楽天市場のフィリップス公式オンラインストアでは本体セットが3,410円、2本組の替えブラシ(ブラシヘッド、型番:BH1022)が1,320円。間もなく発売ということで、現在は予約販売中だ。

今回はこのPhilips Oneをメーカーから提供いただいたので、開封、操作方法、使用感などをレビューする。

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パッケージ正面。左から「サンゴ」「マンゴー」「ミント」「ミッドナイトブルー」


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パッケージを手に持ったところ


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パッケージ背面


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パッケージ背面の記載

パッケージは箱型ではなく簡易的なもので、本体のカラーバリエーション「サンゴ」「マンゴー」「ミント」「ミッドナイトブルー」に合わせたカラーを採用している。パッケージ背面には日本語と英語で主な特長や付属品などが記載されている。4色揃うとかなりポップでカラフルな印象を受ける。いずれのカラーも歯ブラシとしては珍しいカラーリングだ。

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背面の2カ所を破って開封する


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トラベルケース側に取扱説明書と乾電池が入っている


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歯ブラシ本体側は開けにくい

パッケージは背面の点線に沿って破って開けるタイプで、トラベルケース側は開けやすいが、歯ブラシ本体側はブラシヘッドのくびれ部分が細く開けにくい。サンゴとミントの2つを開封したが、どちらも歯ブラシ本体側は綺麗に開けることができなかった。ブラシヘッドのくびれ部分の点線は改善されるよう期待したい。

なお、トラベルケース側に取扱説明書と単4形乾電池が1本入っているので忘れずに取り出すようにしよう。

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内容物一式


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保証書付き取扱説明書の表面


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保証書付き取扱説明書の裏面

・ハンドル(本体)
・ブラシヘッド(ハンドルに装着済み)
・トラベルケース
・単4形乾電池×2(ハンドルにセット済が1本、予備が1本)
・保証書付き取扱説明書
これらがすべての内容物だ。

保証書付き取扱説明書は、表面が日本語表記、裏面が英語での表記となっている。1枚ものの用紙だが、基本的な使い方や搭載されている機能、歯の磨き方など、電動歯ブラシを初めて使う人にもわかりやすく丁寧に書かれている印象だ。

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歯ブラシ本体を手に持ったところ


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ブラシヘッドは簡単に脱着できる


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色の組み合わせを楽しむこともできる

本体のサイズは約202×16.5×21mm、ブラシヘッドを装着し電池を含まない重量が約27g。ブラシヘッドは手で簡単に抜き差しできる仕様だ。乾電池およびブラシヘッドの交換時期の目安は3カ月程度で、電池切れに合わせてブラシヘッドを交換すると交換忘れの防止になる。

また、ブラシヘッドは1本装着済みの状態で同梱しているが、2本目以降は別売となる。ハンドル(本体)と同じくブラシヘッドも4色のカラーバリエーションが用意されているが、色を合わせる必要はなく、むしろメーカーも色の組み合わせを楽しんでほしいとのことだ。

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ハンドル下部


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ボトムキャップを外したところ。ハンドルにセット済の乾電池と予備の乾電池


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ハンドル内部に収納した単4形乾電池

本体下部の溝付きボトムキャップは爪もしくはコインでひねって開ける。防水仕様のため、ボトムキャップの内側には黒いパッキンが取り付けられている。パッキンの吸着により開ける時やや硬い場合があるので、その際は無理に爪で開けようとせずコインで開けるようにしよう。

フィリップス・ジャパンの従来のソニッケアーシリーズの電動歯ブラシ(以下、ソニッケアーシリーズ)と比較すると、ハンドルがかなり細い。サイズ感としては上の写真のようにおよそ単4形乾電池1本分の太さだ。なお、ハンドル下部にも記載があるが、ハンドルはIPX7の防水性能に対応している。

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トラベルケース


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蓋部分の表記


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蓋を開けてワンタッチで取り出せる

トラベルケースは上部のみに蓋があるタイプで、こちらもハンドル同様とてもスタイリッシュだ。蓋の内側には取り出し方のイラストが描かれたステッカーが貼られている。そのイラスト通り、蓋を開けてハンドルの下部を軽く抑えると、ブラシヘッド部分がぴょこんと飛び出して取り出せる。

収納する際は、ブラシヘッドの毛先が下(トラベルケースの内側)に向くようにセットした後、ハンドル部分をトラベルケースにしっかりと収めてから蓋を閉める。トラベルケースに収めても、気軽に持ち運びできるほどのサイズ感だ。

ハンドルに搭載されているボタンは電源ON/OFFの1つだけのため、操作に迷うこともない。Philips Oneの1分間の振動数は約1万3千ストロークとなっており、従来のソニッケアーシリーズの約3万1千ストロークに比べると3分の1程度だ。そのため、ソニッケアーシリーズでは歯にブラシヘッドを押し当てるように磨くが、Philips Oneでは通常の手磨きと同じように磨けば良い。ちなみにソニッケアーシリーズは口元の振動が激しく感じるため、人によっては使い始めは違和感を抱き慣れる必要があるが、Philips Oneは最初から違和感を抱き難いのも特長だ。

その他の機能面では、30秒ごとに時間の区切りを振動の変化で知らせてくれる「カドペーサー機能」や、2分間で自動的に停止して磨き過ぎ防止にもなる「スマートタイマー機能」を搭載している。これらの機能はとくに設定する必要はなく、デフォルト(初期値)状態で動作するようになっている。

実際に使ってみると、これまでの手磨きとほぼ同様に使える電動歯ブラシという印象だ。慣れてくるとソニッケアーシリーズのように歯に押し当てるように磨くこともできるので、Philips Oneからスタートしてその後ソニッケアーシリーズにステップアップすることもできると感じた。

また、トラベルケースを含むサイズ感も良く、バッグやポーチに入れて持ち運べばいつでもブラッシングができる。初心者や若年層というメインターゲット層はもちろん、これまで電動歯ブラシを使っていて振動が激しい、持ち運びがあまり快適ではないという人にもぜひ試してみてほしい。自宅用は従来のソニッケアーシリーズ、外出用にPhilips Oneと使い分けるのもいいかもしれない。

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Philips One 乾電池式電動歯ブラシ (45秒)



Philips One 乾電池式電動歯ブラシ (30秒)




























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