モトローラの新エントリースマホ「moto g24」が日本で発売へ!

総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにMotorola Mobility(以下、Motorola)が未発表製品「XT2423-5」の相互承認(MRA)による工事設計認証(いわゆる「技適」)を2023年11月30日(木)付でCTC advancedを通じて取得しています。認証番号は「202-JKM118」。

XT2423-5は未発表製品ながら型番規則から同じ「XT2423」で始まる「XT2423-2」(Type Name:MC415)および「XT2423-3」(Type Name:MC416)が欧州向けに「moto g24」として発表されているため、恐らく同社の日本法人であるモトローラ・モビリティ・ジャパンがmoto g24を日本で発売する準備を進めているのだと思われます。

またXT2423は米連邦通信委員会(FCC)でも認証を通過しており、少なくとも「XT2423-6」(FCC ID:IHDT56AP1)まであることが判明しています。なお、Motorolaではmoto g24を欧州で129ユーロ(約21,000円)からで販売しており、ラテンアメリカや中東、アジア太平洋地域の一部の国・地域にて順次発売するとしています。

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moto g24はMotorolaのエントリークラスからミッドレンジクラスとして展開されている「moto g」ファミリーの最新機種として海外でも今年1月に発表されたばかりで、日本では昨年4月に発売された「moto g13」に続く低価格な5Gには非対応のエントリーモデルとして投入されることになりそうです。Motorolaではmoto g24について開発コストをできるだけ掛けずに高品質を求めるというコンセプトを再定義する製品だとしています。

そのため、外観はエントリーモデルながらも高級感のある仕上がりとなっており、スリムで軽量なスタイルと合理的なリアカメラモジュールによって洗練されたデザインで、外装は撥水加工されたアクリル樹脂(PMMA)を採用しています。本体色もMatte CharcoalおよびIce Green、Pink Lavender、Blueberryの4色がラインナップされており、サイズは約163.49×74.53×7.99mm、質量は約181g、画面占有率(Active Area-Touch Panel)は89.50%(Active Area-Bodyは84.97%)に達しているとのこと。

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ディスプレイは上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20.15の縦長な約6.56インチHD+(720×1612ドット)IPS液晶で、最大90Hzリフレッシュレートや最大輝度537nitsに対応しており、パンチホール部分には約800万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F2.0)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては本体側面に指紋センサーを搭載しています。リアカメラはデュアル構成で、専用のMacro Visionカメラによって4cmまで近寄った接写が可能となっています。

・約5000万画素CMOS(1画素0.64μm、4in1、PDAF)/広角レンズ(F1.8)
・約200万画素CMOS(1画素1.75μm)/マイクロレンズ(F2.4)

チップセット(SoC)にはmoto g13と同じMediaTek製「Helio G85(型番:MT6769Z)」(オクタコアCPU「2.0GHz Arm Cortex-A75×2+1.8GHz Arm Cortex-A55×6」、1000MHz Arm Mali-G52 MC2 GPU)を搭載し、内蔵メモリー(RAM)は4GBと8GBのモデルが用意されており、RAM Boost機能によって最大16GB相当に拡張でき、内蔵ストレージは128GB(eMMC5.1)で、外部ストレージとしてmicroSDXCカード(最大1TB)スロットを搭載しています。またDolby Atmosに対応したステレオスピーカーによって臨場感溢れるサウンドを実現しているとのこと。

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電池容量は5000mAhで、急速充電「TurboPower 15」(最大15W)に対応し、バッテリー持続時間は約40時間となっています。その他の仕様はUSB Type-C端子(USB 2.0)および3.5mmイヤホンマイク端子、モノラルマイク、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、センサーハブ、電子コンパス、SARセンサー、ジャイロセンサー、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GNSSなど)、Android 14など。

携帯電話ネットワークは販売される国・地域によって対応周波数帯が異なり、欧州向けは以下の通りで、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが2つのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しています。なお、日本では工事設計認証にて4G LTEのBand 1および3、8、18、19、26、28、41(AXGP含む)、3G W-CDMAのBand IおよびVIII、XIX、Wi-Fiの2.4および5GHz、Bluetoothで取得しています。

4G LTE: Band 1, 2, 3, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 40, 41
3G W-CDMA: Band I, II, V, VIII
2G GSM: 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz


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記事執筆:memn0ck


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