5G対応スタンダードスマホ「nubia Ivy Z6561J」が技適通過!製品画像は同等機「Libero 5G IV」

総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにZTEが「Z6561J」(認証番号:204-B00936)の工事設計認証(いわゆる「技適」)を相互承認(MRA)によって2024年2月2日(金)付けでPhoenix Testlabを通じて取得しています。Z6561Jは現時点では海外でも未発表な製品ですが、すでに紹介しているように5G対応スタンダードスマートフォン(スマホ)「nubia Ivy」となると見られています。

またnubia IvyはZTE傘下のNubia Technologyが展開する「nubia」ブランドを冠していますが、日本ではZTEが認証取得などを行っています。またZTEではソフトバンクの携帯電話サービス「Y!mobile」向けにフォルダブルスマホ「Libero 5G IV(型番:A302ZT)」を納入していますが、nubia Flip 5Gはスペック的にLibero Flipと同等となっています。

そのため、nubia IvyもLibero 5G IVと同じく日本市場向けにおサイフケータイ(FeliCa)に対応している可能性は高そうです。またnubia Ivyはメーカー型番で認証を取得しているため、従来通りであれば、日本ではオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)として販売されると考えられ、一部のECサイトに一時的に誤掲載されており、そのときには価格が26,840円(税込)と記載されていました。

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nubia Ivyと同等となると見られているLibero 5G IVはチップセット(SoC)にMediaTek製「Dimensity 700」(オクタコアCPU「2.2GHz×4+2.0GHz×4」)を搭載して価格を抑えつつも5Gや防水・防塵、おサイフケータイ(FeliCa)に対応したスタンダードスマホとなっており、ディスプレイは上部中央にはU字ノッチ(切り欠き)が配置された約6.6インチ(1080×2408ドット)TFT液晶(約400ppi)を搭載しています。

ノッチ部分には約800万画素CMOS/広角レンズのフロントカメラが内蔵されており、顔認証に対応しているほか、生体認証として背面指紋センサーを搭載しています。またリアカメラの構成は以下の通りで、被写界深度カメラを搭載して「背景ぼかし撮影」が可能なほか、カメラ機能としてAIシーン識別(ペットや花、料理、文字など)に対応しており、夜景が綺麗に撮れる「夜景撮影」や接写ができる「マクロ撮影」など、多彩なモードを使い分けることによって簡単に高品質な写真が撮影できます。

・約5000万画素CMOS/広角カメラ
・約200万画素CMOS/マクロカメラ
・約200万画素CMOS/被写界深度カメラ

主な仕様は4GB内蔵メモリー(RAM)および128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、急速充電(USB PD)、USB Type-C端子、Wi-Fi 5(IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠)、Bluetooth 5.1、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPSなど)など。なお、nubia Ivyの携帯電話ネットワークにおける日本で利用できる対応周波数帯は工事設計認証から5G NR方式のn3およびn28、n77、n78、4G LTE方式のBand 1および3、8、18、19、26、28、41、42、3G W-CDMA方式のBand IおよびIV、VIII、XIXとなっています。

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Libero 5G IV


記事執筆:memn0ck


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