ジャブラの完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「Jabra Elite 10」をレビュー!

GN Audioはデンマーク・コペンハーゲンを拠点とするオーディオ機器メーカーで、同社が展開している「Jabra(ジャブラ)」ブランドではビジネス向けに電話オペレーター向けのヘッドセットに搭載されているノイズキャンセリング技術や骨伝導マイクなどの技術、6万人の耳の形による装着研究などの専門的な知識と技術でイヤホンを開発しています。

そんなJabraにて完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「Jabra Elite 10」が日本法人であるGNオーディオジャパンから昨年10月に登場しました。当初はチタニウムブラックおよびクリーム、ココア、マットブラックの4色展開でしたが、今年1月には新色のグロスブラックが追加されて5色展開となっています。価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格および同社の公式Webサイト内の公式Webストア「Jabraオンラインストア」では39,600円となっています。

今回はそんなJabraのフラッグシップモデルであるJabra Elite 10をお借りして実際に使ってみましたのでその模様を紹介します。なお、マットブラックはJabraオンラインストアおよび大手Webストア「Amazon.co.jp」のみでの販売となっています。

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Jabra Elite 10のパッケージ

Jabra Elite 10は音質や通話性能、快適さを追求したJabra史上最高の性能を実現したセミオープンデザインの完全ワイヤレスイヤホンで、3D立体音響技術「Dolby Atmos」に最適化されており、さらに「Dolby Head Tracking」機能を備えた空間サウンドによって臨場感あふれるオーディオ体験を実現しています。またJabraならではのフィット感も新テクノロジーを採用してさらに改良されているとのこと。

主な仕様はJabraアドバンストアクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応しているほか、10mmのスピーカー(楕円形イヤージェル)、6個のマイク(本体でマイクミュート機能)、そして操作ボタンを搭載し、BluetoothはVersion 5.3で、対応コーデックはSBCとAACのみ。またバッテリー性能は連続再生時間(ANC ON)でイヤホン本体のみなら6時間、ケース併用で約27時間となります。さらに防水・防塵性能はイヤホンはIP57準拠、充電用のケースもIP54に対応しています。

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Jabra Elite 10の同梱物


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Jabra Elite 10のイヤホン部分

実際に使っていて驚くのはセミオープンデザインにも関わらず、ノイズキャンセルが強力に効くことです。さらにノイズキャンセルイヤホン機能はオンになると耳に圧を感じますが、セミオープンということもあってイズキャンセルがオンになってもそれほど違和感がありません。そして楕円形イヤージェルによる装着感が良く、脱落することなく、1日付けていても負担を感じません。

こうしたことから筆者としてはノイズキャンセル型の完全ワイヤレスイヤホンとしては装着感が高いモデルだと感じました。またイヤージェルは4つのサイズ(S、M、L、XL)が同梱されており、自分の耳に合うサイズを選択することができるのも良いところではないでしょうか。

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Jabra Elite 10のケース


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付属のイヤージェル

音質に関しては癖のないクリアな音質で、Dolby Atmos対応の音源は広がりを感じることができ、スマートフォン(スマホ)など向け専用アプリ「Jabra Sound+」によるイコライザー機能を利用することも可能で、イコライザーはプリセットされている「音声」や「低音ブースト」、「トレブルブースト」、「スムーズ」「エネルギー」を選択できます。

さらに10mmスピーカーとノイズキャンセル機能によって豊かな低音が再生されるため、ポップス系の音楽を聴く場合には「音声」を選択しても十分な低音を感じることができました。一方、マイク機能も感度が高くなっており、6-マイクテクノロジーにてノイズの多い場所でもクリアな音質で伝えることができます。ノイズが非常に多い場所では骨伝導マイクに切り替わって音声を伝えることができる技術も搭載しています。

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専用アプリ「Jabra Sound+」のイコライザー機能


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専用アプリ「Jabra Sound+」のサウンドモード

サウンドモードは「アクティブノイズキャンセリング」や「HearThrough」、「オフ」を切り替えることができ、切替はアプリからの切り替えに加えて、イヤホン本体のボタンで切り替えができます。ボタン操作なのでタッチ操作よりも確実に操作がしやすくなっています。またボタン操作では曲の再生操作、音量操作、通話操作も可能です。そして、便利な機能として、ボタン操作でマイクオフができますので、オンライン会議でのマイクオフ操作をイヤホン本体のみで可能です。

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専用アプリ「Jabra Sound+」の空間サウンド

その他にもユニークな機能として「空間サウンド」があり、機能をオンにすると、音の定位が固定されて頭を動かしても音の位置が変わらないため、固定した場所にライブバンドがいるような感覚で音楽を聴くことができます。

このようにJabra Elite 10は基本機能が充実しており使いやすいモデルで、完全ワイヤレスイヤホンは人によって装着感の差があるため、フィットするモデルを探すのが難しさがありますが、Jabra Elite 10のイヤホンはそれぞれの耳にフィットするような独特な形状と楕円形イヤージェルで脱落の心配がないほど安定しています。

そのため、いつもイヤホンの脱落に悩んでいた筆者にとってフィット感が絶妙なJabra Elite 10は使いやすく感じました。また耳の奥に入れるスタイルと違い、セミオープンデザインは長時間の利用で負担がありませんでした。Jabra Elite 10は完全ワイヤレスイヤホンを利用している人で次のモデルへステップアップしたい場合にオススメのモデルだと思います。





記事執筆:伊藤浩一


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