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| 楽天モバイルがiOS 18で「留守番電話」サービスが利用できない場合があると案内！ |
楽天モバイルは22日、同社が移動体通信事業者（MNO）として自社回線（以下、楽天回線）を構築して提供している携帯電話サービス（
原因はiOS 18で導入された新機能「ライブ留守番電話」（日本語設定のみ対応）の影響だとし、設定変更を行うことで引き続いて留守番電話サービスを利用することができるとのこと。同社では留守番電話サービスの利点として呼び出し時間の設定変更ができる点や伝言保存が可能なので電源オフ時および通信圏外時の作動ができる点などを挙げており、一方でライブ留守番電話の利点としては無償で使える点や文字起こし機能がある点だとしています。
なお、楽天モバイルでは現時点では留守番電話サービスを月額無料で提供していますが、すでに紹介しているように2024年12月1日（日）より月額330円（金額はすべて税込）になって有料化する予定となっています。また楽天モバイルが提供する「割込通話」サービスを利用するにはオプションの申し込みが必要で、割込通話サービスについても2024年12月1日より月額220円で提供開始予定です。
楽天モバイルでは楽天回線による正式サービス「Rakuten UN-LIMIT」を2020年4月に開始し、楽天回線エリアにおけるデータ通信は使い放題、専用アプリ「Rakuten Link」での音声通話・SMSも無料で月額3,278円（金額はすべて税込）で使え、さらに何度かアップグレードされて昨年6月から新料金プランのRakuten最強プランに刷新し、パートナー（au）回線エリアも含めて3GB以下なら月額1,078円、20GB以下なら月額2,178円、使い放題で月額3,278円となっています。
なお、Rakuten Linkでの音声通話・SMSはカウントフリーとなっているほか、Rakuten Linkは昨年8月にパソコン（PC）向けデスクトップ版も提供開始されました。また公式メールサービス「[[楽メール]]」を2022年7月より提供しています。そんな楽天モバイルですが、今回、iPhoneの最新プラットフォームであるiOS 18において導入されたライブ留守番電話（初期状態でオン）の影響で楽天モバイルが提供している留守番電話サービスが利用できない場合があることが案内されました。
| サービス | 楽天モバイル 「留守番電話」 | Apple 「ライブ留守番電話」 |
| 月額利用料 | 無償 （2024年12月1日より月額330円） | 無償 |
| 留守番電話作動までの通話の呼び出し時間（初期設定） | 15秒 | 13秒 |
| 呼び出し時間の設定変更 | ◯ | × |
| 電源OFF・通信圏外時の作動 | ◯（伝言保存可） | ×（キャリアのサービスに自動で切替） |
| 通話中の割り込み | ◯ （別途「割込通話」に加入が必要） | × |
| 文字起こし機能 | × | ◯ |
状況としてはライブ留守番電話は作動までの通話の呼び出し時間が13秒となっており、楽天モバイルの留守番電話サービスは作動までの通話の呼び出し時間が初期状態で15秒となっているため、初期状態もしくは13秒以上に設定している場合だと先にライブ留守番電話が作動してしまい、留守番電話サービスが利用できないということです。そのため、ライブ留守番電話をオフにするか、留守番電話サービスの作動までの通話の呼び出し時間を12秒以下に設定することで引き続いて留守番電話サービスを利用できるとしています。
＜楽天モバイル「留守番電話」サービスへの切替設定＞
（1）楽天モバイルの設定画面から切替を行う（留守番電話サービスの作動までの通話の呼び出し時間を変更）
・オンラインサポート「my 楽天モバイル」にて「契約プラン」を開く
・留守番電話の「変更する」をタップする
・応答時間を12秒以下に設定して「変更する」をタップする
（2）iPhoneの設定画面から切替を行う（ライブ留守番電話をオフに変更）
・iPhoneの「設定」を起動する
・「電話」をタップする
・「ライブ留守番電話」をタップする
・「ライブ留守番電話」のスライドスイッチをオフにする
・「ライブ留守番電話がOFFになっていることを確認する
記事執筆：memn0ck
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