AppleがiPhoneなど向けiOS 18.1.1とiPadOS 18.1.1をリリース! |
Appleは19日(現地時間)、同社が販売するスマートフォン(スマホ)「iPhone」シリーズ向けプラットフォーム「iOS」とタブレット「iPad」シリーズ向けプラットフォーム「iPadOS」の最新バージョン「iOS 18.1.1(22B91)」および「iPadOS 18.1.1(22B91)」を提供開始したとお知らせしています。
変更点は重要なセキュリティーアップデートが含まれており、CVEに登録されている脆弱性としてはWebKitに関する「CVE-2024-44309」とJavaScriptCoreに関する「CVE-2024-44308」という2個の脆弱性が修正されているということです。なお、これらの脆弱性は悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると任意のコードが実行されたり、クロスサイト スクリプティング攻撃を受ける可能性があり、同社では積極的に悪用されている可能性があるという報告を認識しているとしています。
対象機種はiOS 18では最新の「iPhone 16」シリーズを含めてiOS 17と同様にiPhone XSシリーズやiPhone XR以降やiPhone SE(第2世代)以降の21機種が対象で、iPadOS 18ではiPadOS 17とは異なってiPad(第7世代)以降およびiPad mini(第5世代)以降、iPad Air(第3世代)以降、11インチおよび13インチiPad Air(M2)、11インチおよび13インチiPad Pro(M4)、12.9インチiPad Pro(第3世代)以降、11インチiPad Pro(第1世代)以降となっており、各製品にて無料で更新可能です。
一方、iPadOS 17の対象機種だったiPad(第6世代)や12.9インチiPad Pro(第2世代)、10.5インチiPad Proは対象外となり、対象外の機種ではそれぞれiPadOS 18にはアップデートできないのでご注意ください。その他、同社では合わせて古いiPhoneやiPad向けにセキュリティーアップデートを行う「iOS 17.7.2」および「iPadOS 17.7.2」、パソコン「Mac」向け「macOS Sequoia 15.1.1」、スマートヘッドセット「Apple Vision Pro」向け「visionOS 2.1.1」なども配信開始しています。
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