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Samsungのエントリースマホが久しぶりに登場へ!写真は既存のGalaxy A23 5G |
米連邦通信委員会(FCC)は5日(現地時間)、Samsung Electronics(以下、Samsung)が展開する「Galaxy」ブランドにおける未発表なスマートフォン(スマホ)「SM-A253*」(*は任意の英数字)が2024年12月13日(金)付で認証(FCC ID:A3LSMA253JPN)を通過していることを公開しています。また公開されている資料からこの製品が「SC-53F」および「SCG33」となることが記載されています。
メーカー型番が「SM-A253JPN」となるため、型番規則から日本市場向けの次期エントリースマホ「Galaxy A25 5G」となると見られ、それぞれNTTドコモ向け「Galaxy A25 5G(型番:SC-53F)」、KDDIおよび沖縄セルラー電話(携帯電話サービス「au」および「UQ mobile」)向け「Galaxy A25 5G(型番:SCG33)」として発売されることになりそうです。
なお、Samsungではすでにグローバル市場にて同名のGalaxy A25 5Gという製品を販売していますが、グローバル市場向けのGalaxy A25 5Gはメーカー型番が「SM-A256*」(*は任意の英数字)となっており、これまでの状況を鑑みると、日本市場向けのGalaxy A25 5Gは仕様がかなり違った異なる製品となると予想されます。実際に発売されることになれば、Galaxy A2*シリーズとしては2022年10月に発売された「Galaxy A23 5G」以来となります。
Galaxy A25 5G SM-A253JPN(SC-53F、SCG33)はGalaxyブランドにおけるエントリーモデルとなるGalaxy A2*シリーズの次機種で、Galaxy A23 5Gの後継機種となると見られ、恐らくGalaxy A23 5Gと同様に低価格な製品になると推測されます。なお、Galaxy A23 5Gはチップセット(SoC)はMediaTek製「Dimensity 700(MT6833V)」(オクタコアCPU「2.2GHz×2+2.0GHz×6」)を採用していました。
またFCCが公開している資料では携帯電話ネットワークの5Gおよび4G、3G、2Gに対応し、無線LAN(Wi-Fi)はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)、BluetoothはVersion 5.3となっており、さらに非接触IC機能としてもNFC Type A/Bに加え、NFC Type Fが記載されているため、おサイフケータイ(FeliCa)にも対応している模様です。
さらに資料では携帯電話ネットワークにおける対応周波数帯も記載されており、5G NR方式のn1およびn3、n5、n28、n77、n78、n79、4G LTE方式のBand 1および2、3、5、8、12、18、19、21、26、28、38、39、41、42、66、3G W-CDMA方式のBand IおよびV、2G GSM方式の850および900、1800、1900MHzで、ソフトウェアで制御されたりしない限りは両機種ともにこれらの周波数帯が利用できることになります。
その他、電磁式認証ラベルも掲載されており、日本向けの認証(いわゆる「技適」)もすでに取得しているようで、電波法に基づく技術基準適合証明/工事設計認証(R)はSC-53Fが「005-103581」、SCG33が「005-103584」、電気通信事業法に基づく技術基準適合認定(T)はSC-53Fが「DF-0045005」、SCG33が「DF-0054005」となるとされています。またともにベトナム製となるということです。
記事執筆:memn0ck
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